Profileと復帰した頃の考え

私の考えも徐々に変化してきたので、このページには”以前の”私の考えを残しておきます。現在の私の考えは雑記に見え隠れしていると思います。(最終更新日 2.11.2003

−目次−

●私の環境

私の会社(私の会社と働く女性・ママの関係)
私の仕事(こんな仕事をしています)
私の家族(今は3人家族、実家HELP無し)

●私の考え

 その1 幸せな私の環境
 その2 ポジティブに!だけど問題意識も必要だね
 その3 事件は現場で起きている!
 その4 復職1年後の悩み
 その5 復職1.5年後の本音

●働く女性にお勧めの本(工事中)

私にとって仕事とは

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●私の会社と働く女性・ママの関係

私の勤務している会社は、デカイ国内メーカーです。(日本企業でだったか忘れましたけど)初めて男性が、実際に育児休暇を取った会社だと、何かの記事で見ました。女性蔑視もなく(私の周囲には)、先輩ワーキングマザーも多く、とても女性が働きやすい会社だと思います。
ただ、管理職の独身女性は身近にいますが、管理職のワーキングマザーが、身近にはいませんね。もちろん、会社にはいますよ。入社したての時、私の会社の女性管理職でママでもある人が書いた本を、真っ先に買って読みました。
会社が大きいので、女性に対する扱いは部署によって様々です。私が具体的に感じた事は”私の考え”の方に書いていきます。

ちなみに、会社によっては、産休や育休で昇進が遅れる会社もありますが、我が社は育休で昇進が遅れる事はありません。(但し、育児休暇の長さには依存する。)

2000年頃

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●私はこんな仕事をしています

半導体のセールスエンジニアをしています。出産後、上司共々、セールス部分=顧客対応部分の仕事を他の人に引継ぎ、腰を据えてできるエンジニア業務に変わりました。
しかし、娘が2歳半の時点で、自ら希望してセールスエンジニア業務に戻りました。具体的なお客さんがつくと、仕事が非常に忙しくなり、殆ど毎日娘を二重保育して、夫と交代でお迎えの日々。

パパも、私と同じ会社で同じ職種です。お互いの仕事上の立場が、理解しやすいのがメリット。

ちなみに、出張(国内海外も含め)や転勤(海外国内も含め)に関して、上司には、全く問題ないですよ、と回答してます。もちろん、家族(夫)と交渉済みです。

2000年頃

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●私の家族

パパとママと娘と3人暮らし。パパの実家は、新幹線を使って3時間以上のところですが、 長期出張や子供の長期病気時にHELPすると、主人の母が来てくれます。
ママの実家はさらに遠く、現在老人介護者をかかえているため全くHELPはできません。

2000〜現在まで

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●女性が働く事その5 −復職1.5年後の本音(言わせて!)−

復職1.5年後のかなり本音、一言二言。

「24時間営業の保育園ってないんすか?」・・・子供のいない後輩男性の言葉。
きみが親になったら、24時間保育園へ預けるつもりかい?(後輩に悪気は全くないのはわかってる。面白いからネタにするだけ、許してね。)

「残業する=お金が飛ぶ」
私も夫も裁量性で、残業代という形で支給されるお金が無いので、私も夫も残業する=二重保育代が飛ぶ!

「子供の居ない人にわかってもらうのは難しいよ」
立場が違えば理解は難し。自分が独身時代だった頃、働くママを見て、早く帰る事ができてうらやましいって、実は思ってた!しかし、早く帰っても自分の時間って、独身時代に22時に家に帰るより少ないかも。

「残業と、定時に帰宅して育児と炊事をやるのとでは、前者が5倍楽だ」
というのが私と夫の意見の一致。夜7時頃家に帰って育児と炊事をするのは結構大変。もちろん仕事も、ストレスたまる時は溜まるんだけどね、その分、自分に返ってくる物がある。育児をやって返ってくる物ってなんだろう...一つは育自?!、後は育児そのものを楽しむしかない。

「自分が帰ってから発生する仕事もある」
自分への教訓。自分の仕事を時間内にこなせば良い...ではなくて、自分が帰宅してから突発的に発生している仕事を仕事場にいる人が処理してくれている事に感謝しなければ。

「シナジー効果で、グループ単位の業績を上げようよ」
やっぱり1人で仕事はできないからね。肩肘張らないで、うまくやっていこう。

2001年頃

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●女性が働く事その4 −復職1年後の本音(悩み)−

娘が半年の時に復職して、その後半年ぐらい(娘が1歳になるまで)は、、必要以上に仕事で自分のテリトリーを広げないようにしていました。 手を広げて悪い結果を出すより、こなせるだけの仕事に対して良い結果を出す方が賢明かと思ったのです。
しかし少々、加減しすぎたのかもしれません、仕事に対するモチベーションが低下して来たのです。これではいけないと思い、上司と相談して、上司の分の業務を少しずつ担う事にしました。また、ちょうど昇進のタイミングと重なりました。おかげで、残業や家への持ち帰りが増えましたが、モチベーションは確実に向上してきました。

そうそう、残業時間が出産前より圧倒的に減った事で、周囲とのコミュニケーション不足にも悩みましたよ。夜型のエンジニアが多いせいか、夜の気軽なおしゃべりの中に、有益な情報が含まれてるんですよね。

また、自分がメインで発言する必要のない会議への出席も控えるようになりました。その分、本来の業務に集中できるから。しかし、それもコミュニケーション不足を増長させた...会議自体ではなく、会議後のおしゃべり、ランチ時のおしゃべり等、いわば”喫煙ルームでのミーティング”的なおしゃべりに、やはり有益な情報があったりしますから。

...コミュニケーション不足の対策は、極力情報収集を意識して、メールや電話でいろんな人と話すように心がけました。ネットも多用して情報収集。あとは、残業時間を増やして、夜の気軽なおしゃべりに参加するようにしちゃった^^;

2001年頃

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●女性が働く事その3 −事件は現場で起きている!−

私の会社は、上記にも書いている通り、女性が働きやすい会社です。
だけど、「事件は会議室で起きているんじゃない、事件は現場で起きて居るんだ!!!」

私の会社は、メーカーです。モノを作って売って、お金を貰って商売をしています。この、モノを実際に作っている、我が会社のカナメとなるところ、そこを、”現場”と呼んでいます。
私は現場の人と、普段接する機会がありませんが、偶然研修でご一緒しました。男性の方です。そのとき、「女性の方が、すぐ辞めていく人が多いので困ってるんですよ。我々は引き止めるのだけど、長く勤務する先輩の例がないから(先駆者がないって事ですね。)、みんな気兼ねして、やめちゃうんですよ。」って。それに、同じ女性の間でも、足の引っ張り合いがあるようです。

同じ会社でも、働く女性の先輩や、働く先輩ママが極々身近にいないと、なかなか仕事を続けようと思えませんよね。

もし、身近に働く先輩女性or先輩ママがいなかったら、他の会社で似たような職種or職場環境に、先輩ママや先輩女性のモデルを求めてみてはどうでしょうか。私も最近まで知らなかったんですけど、インターネット上には、様々な女性サイト、ワーキングマザーサイトがあります。そこでぜひ、自分と似ている環境の、先輩女性を捜して、参考にしてみてはいかがでしょう...って、いま私が書けるのは、これぐらいなんです...。

後は、下にも書いたように、ポジティブに、かな。自分、そして周りの人が納得できれば、仕事を辞めるという答えでもありだと思います。

2001年頃

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●女性が働く事その2 −ポジティブに!だけど問題意識も必要だね!− 

はじめに... 
まず、女性として社会で働く事を考える前に、 女だとか母だとかをとっぱらって、一人の人間として、自分はどう働きたいのか、 キャリアを積んで、そして何をしたいのか、を考える事が大切だと思うんです。 そして、それをつきつめていくと、自分はどう生きたいのか、って事にいきつくとおもうんですよね。 そこで、自分なりの考えを出す、...と。  

そして、その個人(自分なり)の考えを、一緒に共存する、パートナー、子供、家族、仕事仲間、社会と、 話し合い(折衝)をしていく...

この、どのように話し合い(折衝)していくかってのが、難しいんですが。 

でも、個人の考えをしっかりもっていれば、 女性が働きにくいと言われている今の社会と、うまく折り合いをつけていく難しさに対して、 決してネガティブにはならないような気がするんです。 これはなにも、女性という立場に限っていえる事ではありません。 

また、時には、その社会との折衝の中で、 女性側(あんまり男性とか女性とか区別したくないんですけど) も考えを変えていく必要もあると思います。 それはあきらめや妥協ではなくて、許容というか、理解の幅を広げるというか、 そういう風に自分は考えていて、その自分に納得しているのです。 もちろん、逆に、パートナーや、子供、家族、仕事仲間、社会の側も、 いろいろな話し合いの中で考え方を変えていく事も必要ですし、みなさんも要求しているでしょう。

それで... 
ある現象に対して(ここでは女性が働くという事について)、 私は自分なりの考えで納得して、そこで終わりにしてました。 自分は幸いにも、自分の考えと周囲の状況と、うまく折り合いがつけられているからです。 または、女性が働きにくいという側面も、確かに存在するこの社会を、自分の考えの中から排除したかったのかもしれない。

だけど... 
意見を交換する場で、ある人とお話した時に、 残る問題の見極めや、別の人から見た場合に問題となる事についても、 もっと敏感になる ”問題意識”って大切だって事にも気がついたんですよね。やっぱり、自分は直接意識してはいないけど、女性が働きにくいという側面も、確かに存在するこの社会に、もうちょっと向き合ってみようかと。

この社会に存在する、他の問題についても、そうですよね。自分が直接意識していなくても、他の立場から見た場合に存在する問題ならば、もっと目を向けたいと。

そうすべき、とかじゃなくて、そうしたいと、私の心が自然にそう言ってます。

で、話を戻して、女性が働くという事について、どのような問題があるのか... 
今のところ、私の実体験で、女性が働くという事についての、直接的な問題が見えていないので、 あまりうまく書けないんです... 

なので... 
ここから先は、今のところ、大勢の方々が意見を出し合える別の場所で、考えていきたいと思います。ううー、ここまで書いてきて、こんなまとめで、ごめんなさい!

ちなみに、私がどう生きたいと考えているかというと、 
「笑いたい!人を笑わせたい!そしてみんなで笑い合いたい!」です。 
人生は、どうやったら笑えるか、また、どうやったら人を笑わせる事ができるかを、模索する事だと”今”は思います。

2000年頃


●女性が働くという事その1 −幸せな私の環境−

私は幸いな事に、”女性が働く”とか”働く女性”という言葉を意識する必要がない環境にいましたし、また現在も、”ママが働く”という事を特別に意識する必要のない環境にいます。 
私の母親は58歳まで働いていたので、自然と私も、女性やママが働く事は普通の事だと思っていました。それに、上記に書いたように、私が勤務している会社の風潮も、女性やママが働く事が特別な事ではないからです。 
我が家のパパも、私が働く事に、理解と協力を示しています。さすがに、育児休暇を殆どとらないで、保育園に入所できる可能性が高い4月に復帰する事を相談したら、反対されましたけど。

2000年頃

復職1年後の現在...私が自分自身で業務量を増やした為に、週2回は私が残業22:00までで、パパが保育園のお迎え、週3回はパパが残業22:00まで私が保育園のお迎え、という体勢をとるようにしました。現在はうまくいっています。

2001年頃

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●こんな風に仕事をしていきたいなー

偶然、会社の女友達と、仕事に対する考え方をメールで話す機会があったので、
そのメールのやりとりの中から、そのまま抜粋します。

---メールより抜粋---
私はビジネスを、あまり競争とはとらえてなくて、自己表現の1面みたいに考えてるかな。
(決して競争を否定しているわけではありません。競争には、すばらしい側面があります。)
育児もそうかな。
もちろん、育児や仕事のすべてが=自己表現ではないし、自己表現のすべてが=仕事と育児ではないけど。

だから、母親になるという事は、自己表現の機会が増えることで、
逆に、仕事や母親という2つの世界で自己表現する事になるわけだから、
出産前までの、仕事だけのときより、母の顔をもつ現状が、
仕事1つで表現できる自己が少なくなるという可能性or現状に対して、自分なりに納得してます。
もちろん、仕事と育児と2つの面で、仕事も前と同じように、自己表現できる人もいるけどね。
#それに、実際はこれにも一つ、妻という面も加わっているのだけどね。
---ここまで---

まあ、要はですね、無理せずに、長く仕事を続けていきたいと思っているって事です。
そして、色々な面で、自分を表現していきたいかな。
”今”はね。

2001年頃

恐らく上記を書いたのは2年ほど前のような気がします。仕事に対する考えも徐々に変化してきましたが、考えをまとめきれてません。いつか雑記の方に書くと思います。

2.11.2003

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