ネタバレ感想 : 未読の方はお戻り下さい |
黄金の羊毛亭 > 掲載順リスト/作家別索引 > ミステリ&SF感想vol.104 > 殺意のシナリオ |
殺意のシナリオ/J.F.バーディンThe Last of Philip Banter/J.F.Bardin |
1947年発表 宮下嶺夫訳(小学館) |
“The Last of Philip Banter”という原題から予想しておくべきでしたが、フィリップが結局殺されてしまったのにはちょっと驚かされました。探偵役のマシューズも、あそこまでわかっていて後手を踏んでしまうというのは、少々情けないというか……。 三通目の、白紙の“告白”はなかなか面白いと思いました。犯人にとっては仕方ないものだったわけですが、かえって薄気味悪く感じられて効果的だったと思います。 2005.04.13読了 |
黄金の羊毛亭 > 掲載順リスト/作家別索引 > ミステリ&SF感想vol.104 > 殺意のシナリオ |