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消失!/中西智明 |
1990年発表 講談社ノベルス(講談社) |
本書をお読みになった方はすでにお分かりのように、本書には三つのサプライズが仕掛けられています。
それにしても、作中での“中西智明”の扱いが何ともいえません。よりによってこんな役割を振らなくても……。 ***
*1: すぐに思い出せるところでは、かのアントニイ・バークリーが(一応伏せ字)『レイトン・コートの謎』(ここまで)で使っています。
*2: とはいえ、同道堂裕子ならばただの“裕二”ではなく“同道堂裕二”だと考えているのでしょうが。 *3: 私見では、可能性が(まったくゼロではないにしても)著しく低い、つまり真相を踏まえてみると著しく不自然な記述は、やはりアンフェアというべきではないかと思います。 *4: もちろん、読者に対しては作者がそれを示しているわけですが。 *5: このあたりは、近年(扶桑社文庫で)刊行された某海外長編((以下伏せ字)G.マルティネス『オックスフォード連続殺人』(ここまで))の魅力に通じるところがあります。 2007.10.16再読了 |
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