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◆外装について◆

全塗装

 

オールペイント

 

最終更新日04/11/21

状況 全塗装 まとめ    

状況

 

 

   
購入当初からビートは助手席側のクリア塗装が剥がれ出していて運転席側と比べると全然別物でした。
その後、乗っている間に確実にクリア塗装剥れは進行して、ボロボロに・・・走行機能的には問題ないのでそのままにしていたのですがあまりの酷さと言うよりも会う人会う人に塗装剥げについて言われ続けて・・・・全塗する事へ(笑)。

右写真がクリアの剥げたものです。

もともと、部分的に錆びも発生していて一度塗装はちゃんとやる必要性がありました。
素人考えでは青空の駐車位置によっては西日ばっかりが当たる事や、経験でNSXも片面のピラーが日焼けがしていたから、そんなことかなぁと思っていました。

全塗装するならば色替えるかという事はビートでは考えませんでした。初めからの純正黄色でいいなって思っていました。

んで、ビートならば日曜大工での補修をしてみようかなと言う考えが出てきて自分で量販店でビート用の塗料など必要材料を購入・・・・所が個人で塗装したとしても上手くいく保障が無い事例を周りから色々聞いているうちに断念(笑)。

ちゃんとやるのならば一番はプロにお願いするのが良いので自作の道は断念しました。
しかし、大量の塗装、クリア、ボカシ材、補修材などが・・・・そのままに使い道が無駄に(笑)。

所がいざ板金屋さんに預けて調べてもらったら・・・・・どうやら左ドア、フェンダー、ボンネットを擦って塗装していた事が判明。
これは、私も全然想像しませんでした。

全塗装

   
板金屋さんの話では、前オーナーが事故って左側面をどこかの板金で補修したものの、修理した板金屋がケチって安い塗装を使った為に年数の経過でクリアが剥げてしまったとの事。

実際に調べてみると左側のみの剥げでした・・・・。

ただ、赤、黄色などは色自体が日焼けしやすい色なので年数と共に鉄板部とバンパーとの色がずれていく事はしょうがないと言っていました。
直した箇所以外の部分でもすでに同じボディ色でもあちこち色が違う・・・・なので今回、部分塗装ではなく全塗装を選択したのは正解です。確かに年式で考えれば13年間野ざらしのビートですからね。前オーナーが車庫にいれていたらあんなに日焼けしていない筈(笑)

結局、部分塗装にすると色あせた色に合わせることになるし、ましてやどんなにがんばっても塗装が完全に合うと言う事が厳密にはありえないそうです。

そのため擦り傷でドアを塗装するなら一枚まるまる塗るとか全塗装が一番良いけれど予算上で難しい為に部分塗装でぼかしで誤魔化すと言っていました。

それらの場合、太陽の光や蛍光灯の下などで光の角度次第で色が違うと言う事に気づいて自分の購入した車が塗装し直している事に気づいたと言う事も聞きます。

素人目では分からないレベルでも分かる人だと分かるそうです・・・・。

大体、板金はいかに安く直すかと言う事なのでコストを下げればどこかをケチるわけで塗装の質を下げれば耐久性はなくなると言う事です。

しかも、今回は過去に直した塗装の仕上がりが悪く再度、削り、パテ補修、下地作り、塗装と一からやれ直してもらいました。そう言う意味では私が購入した車は外れでしたね。板金屋の腕が無かったと言う事ですけど・・・・・。

まず、バンパーを外したらリアバンパーは元々赤色の中古品を黄色に塗りなおしている事が判明・・・。純正品の破損状態によっては中古品を塗って取り付けた方が安い場合があるのでそのパタンですね。

右写真の黒い蓋はエアクリ用の蓋です。
譲り受けたものが何故か黒色でした。

クリア塗装の剥がれについてはどうしようもないのですべてはがした後、下地作りの前にパテ補修をしてもらいました。

素人目では分かりませんでしたが凹凸があったようです・・・。
前の塗装の下地作りが良くなかったと言うことです。

 

後、購入時にエアクリ用の蓋がさびてボロボロだったので中古品で黒色の蓋を譲り受けて取り付けていましたが今回の塗装と一緒に縫ってもらいました

下写真がそうです。

後はすべてバラバラにして塗装をしてもらいましたが、こんなに鮮やかな塗装だとは思いませんでした。

全塗装に伴い、リアに張ってあるビートの純正ステッカーも新品取り寄せしてもらいました。

その際、サイドダクトの固定用爪部品が欠品していたので新品取り寄せました。

どうやら前の補修時に板金屋で反対側のダクトの3つの部品を1つ外して流用したと言うお粗末さ・・・・半分呆れた。

とにかく徹底的に直してもらいました。

ボディを直したとしても手付かずで残っているのは幌とリアの物置台です。

幌は雨漏りもするので交換検討中ですが・・・物置はメッキ塗装が錆び始めており、ちゃんとメッキ塗装を依頼するとなると専門店に出す必要性があるのでこちらも保留にしました。

あんなにボロボロだったのに・・・外観だけは新車です(笑)

逆に幌のボロさが目立つようになってしまいました・・・・。

今回の塗装時にワイパーブレードの錆がやっぱり発生したので再度磨きと塗装を御願いしました。

まとめ

   
今回の話はある意味、自分が中古で購入した車がちゃんと直されていなかったと言う話なので貧乏くじひいたようなネタになってしまいました(苦笑)

ただ、こう言う事は中古車購入としては日常茶飯事なのである程度認識していた方がいいと思います。安く購入して当たり外れがあると言う事と中古車の場合、購入後のメンテナンスが重要なのでその後の金のかけ方次第ですね。

後の投資が嫌ならば新車買うしかないけど,欲しい車が中古でしか存在しないのならば、後投資も仕方ないですね〜。

後は購入するお店とのやり取りや店選定などが重要になるわけですが程度の良いビート中古車は今後、尚更見つからなくなる訳で大変です。

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