|
◆冷却系◆
ラジエターファン交換 |
||
ラジエターファン交換について |
公開日20/11/20 最終更新日20/11/20
|
< 内容 >
状況 | |
友人からビートを入手時にすでにエンジン音がうるさくガタガタしていましたが、エンジンをOHをしてからはエンジン音が静かになりました。
しかし、エンジンが静かになった分、アイドリング中の振動と振動音が気になるようになり、徐々に大きくなっていきました。 原因場所はラジエターのファンモーターなので走行時は動かず静か、信号待ちで停止中にファン動作するとガタガタと振動がなります。 ガタガタは内装が揺れて共振する位なので結構ながたつきです。 走行距離16万キロ経過していた為、モーターも老朽化していたと思います。 モーターの場合、焼き付けなどで回らなくなる場合もあり、最悪オーバーヒートを引き起こすことも考えられます。 ビートは郊外ばかりの走行なので信号待ちが少なく停止時のラジエターファン動作が少ないものの停止時のファン振動はやはり気になります。 ビートの車検時にディラーからも「ラジエターのファンは交換した方が良い」と言われる始末なので。 ファンモーターの純正品値段を聞いたら1万円以上するとの事で購入を躊躇っていたら、いつの間にかホンダの在庫から無くなってしまいました。 新品が入手出来なくなり、更にアイドリング振動が酷くなりました。(ビート部品再販開始になってからはモーター在庫あるかは調べてません。) その後、ネットで純正モーターではなく二代目オデッセイのファン+モーターを流用した方の記事を見かけたので自分も参考にしてみました。 モーターとファンはオデッセイから流用してビートのファンケースにモーターがポン付け出来ないのでモーター固定用の穴をケースに3か所開けてモーターをネジ止めするだけで流用できるとの事。
|
||||
ファンブレードはビート4枚に対して7枚なので風量は増しています。
右写真はビート純正とオディセイ版の比較です。 |
|
|||
モーターは純正品ではなく同等品をネットで安く買いましたが、コネクターの+-配線が逆で差込直しが必要でした。 中国製でしたがお粗末品です。 序にビートのファンケースも中古品で購入し、綺麗に掃除してからビートのファンケースにネジ穴を3か所開けてスペーサを通して長ネジでナットで固定しました。 ケース自体はシャーシブラックで塗装してモーター取付完了。 ファン動作確認は組み込む前に室内で+12V外部電源を使って動作確認。 ケース内でファンがケースに干渉せず動作も大丈夫です。 ファンもオデッセイの方がブレード枚数(7枚)がビート(4枚)より多く風量が強そうです。 ビートのファンをオデッセイのモーターに取付しようとしてもネジ形状が違うので出来ないのでモーターだけやファンだけの流用は無理でした。 ファン交換部品一式が完成したもののビート取付はしばらく放置・・・・。 |
||||
作業時間が取れたのでファン交換作業実施。
まず、ビートのフロントにジャッキをかけ下に潜り込めるようにします。 まず、ボンネットを開けてスペアタイヤ、ジャッキ、カバーを外してラジエターが見えるようにします。 |
|
|||
ついでにタワーバーも外します。 ラジエター下部のアンダーカバーも外してラジエターむき出し状態に。 助手席側のラジエターからファンを外します。 |
||||
ラジエターのコックを緩めてラジエター液を多少抜き、ラジエター固定ネジ3か所はすべて下から緩めますが、上部の一か所はロングレンチじゃないと届きません。 | ||||
中腰なのて力が入らず大変でした。 本来ならホースは新品交換するのが理想です。
|
||||
何とか外してファンケースを引き抜き新ファンケースをラジエターに入れ替えモーターのコネクターを差して元通りに組み直し。 取り出した分のラジエター液を新しく補充した後、エア抜きの為にリア側を持ち上げて暖気運転。 ラジエターファンの動作音を確認してエクスパンションタンクのラジエター液量を確認して完了。
|
||||
|
||||
今までの振動のガタガタのブレが減りました。
ファン音が動作した時の振動音は発生しますが、別な部品の振動が今度は気になるようになりました。 その後のテストドライブで問題なく走れます。 信号停止時のアイドリングの振動が減りましたが、あちこちの振動音を拾っていてうるさいですが、ラジエターの冷却効果は増したと思います。 |
||||