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メンテナンス


◆駆動系◆

クラッチ油圧系

 

マスター、スレーブ、ホース交換について

最終更新日07/04/12

状況 スレーブ交換 マスター交換 まとめ  

< 内容 >

状況

 

 

   
ビートは軽自動車が一般的にワイヤー式なのに油圧式を使用しています。

しかし、前オーナーは一度も油圧OHをしていないと言う話とクラッチをつなぐ時にジャダーが起きていましたので車自体の年式を考えてOHではなくASSYで交換する事に。

部品を頼んで作業は・・・・友人の店に久々に顔出して取り付け時のアドバイスをしてもらいました。

多分居なかったら半日で作業終わらなかったと思うと言うより作業中断してました〜ありがとうです。

まず、ビートのクラッチはマスターシリンダーとスレーブシリンダーとに分かれているのでこの部品とクラッチホースなどの細かい部品を取り寄せました。

スレーブ交換

       
注文した部品

クラッチマスターシリンダーASSY 46920-SS1-003 1個
スレーブシリンダーASSY 46930-SS1-003   1個
クラッチマスターシリンダーシール 46928-SF1-000 1個
クラッチホース 46961-SS1-003 1個
スプリットピン2.0*22 94201-20220 1個
クラッチペダルピン 46912-SD4-000 1個
ブレーキホースクリップ 90651-538-000 2個
 

まずはビートを店に持って行きました。エンジンフードを外す為にリアスクリーンと幌の一部を外して作業しやすくしました。

後はリキットハッチを取るとエンジンとスレーブシリンダーが見えました、まずはスレーブと繋がっているパイプ側のネジを緩めます。

工具はフレアナットレンチを使用。

 作業に当たってジャッキ上げが必要な為、友人の店にもちこみ作業、リフトが埋まっていたので青空で開始。まず幌のネジとスクリーンをはずして作業しやすくします。

次にメンテナンスハッチを外してエンジンにご対面、デスビの隣にレリーズシリンダーがあります。右写真に止まっているネジ2本(赤矢印)が見えます。
まずはレリーズシリンダーのネジを緩めるのですが、先にパイブ側を緩めます。

フレアナットレンチで緩めて次にレリーズを固定している12mmでナット2本を緩めます。

取り外す時、クラッチのワイヤーがやたら邪魔なので固定ピンだけでも緩めてワイヤーをずらした方が作業が楽です。

取り出すだけでも時間がかかりました・・・・・。
取り外したレリーズのバネはすでに経たっていて反発力が悪くなっていました。

新品は同じように取り付けるため、 レリーズシャフト側にレリーズのピンをはめてからパイプを軽く締めて、ネジ2本で固定後、パイプネジを増し締めて終わり。
なのですが、ワイヤーとか配線とかが邪魔して半分切れそうになりながら何とか取り付け。

面倒でも外せるところは外した方が作業は絶対楽です・・・・・。

次にホースを取りばすのでリアをジャッキで上げ、下に回りこみました。(うまが必要になります)

ホース自体のフルード液のにじみもなくまだ使えそうですがついでに交換。

その際、クリップがはまっていますのでマイナスドライバーなどでこじって取りました。

ホースとパイプはフレアナットレンチ12mm/10mmで緩みます
ホースは取り付ける際に向きがありますので注意。

取り外したように取り付けます。向きが逆だとホースがパイプと固定フレームにはまりませんので向き逆取り付けは無いと思います。

閉めた後、クリップを2箇所はめて固定して完了。

クリップの新品と外したクリップと使用した10/12mmのフレアナットレンチです。

マスター交換        

マスターシリンダーは固定されているネジが室内からになりますのでまずはボンネット側のパイプをすべて緩めてから

私の場合、タワーバー、スペアタイヤ、などすべて取り外しました。

そして、運転席足元にあるネジ2本を緩め、マスターとクラッチペダルを固定している割ピンとピンを取り出します。

後はボンネット側からマスターを引っこ抜いて新品を同じ手順で交換。

しかし、私はマスターとペダル側の取り付け位置を勘違いしてかなり苦労しました。

取り付け作業は運転席を一番後ろに下げで逆立ち状態で潜り込んで行いましたが上手くいかずに、しばらく作業していたら頭に血が回って気持ち悪くなりました(笑)。

慣れない作業は休み休み自分のペースでしないと駄目ですね。

右写真にマスター、ピン、割りピンが見えます。

すべて新品交換後、友人に取り付けを確認してもらってブレーキフルードを補充。

エア抜きを実施。

始めはクラッチペダルの押し、戻しを自分で行い。
レリーズのブリーダーボルトをワンウェイバルブ付きホースをつないでから緩めて閉めてを繰り返し今まで入っていたフルード液とエアを抜いてもらいました。

私はペダル押し担当だったので要領とコツは今一分かりません(笑)

そうそう、フルードは塗装を傷めるとの事なのでこぼれた部分は洗浄しております。

右写真中央(赤矢印)にブリーダーボルトが見えます。

まとめ

       
作業をして思ったのは普通ならば工賃払ってしてもらった方が良いのでは・・・・工賃払わないで自分で作業するのは単純にお金だけの問題ではなく車いじりがどれだけ好きかと言う側面もある様な気がします。

んで運転、クラッチが軽!!シフト時のクラッチのジャダーが減りました。

恐らく、油圧系のへたりが多少なり影響していたようです。後はエンジンマウント交換などでどう変わるかですね。
自分で交換すると苦労した分、効果がわかると嬉しいです。

独りで作業していたら、そうとう時間がかかったでしょうから作業協力してくれた友人には感謝します。

私の中で今回のメンテナンスは重整備です。普通ならばお金払って作業をしてもらっていました。

作業工賃=私の作業時間(3Hr)+購入工具(フレアナットレンチ)などを考えるとあんまりお金のプラスは残りません(笑)

それでも自分で作業する人が多いのは単純に好きじゃないとしないと思いましたが、私は次の日筋肉痛になったので当分、同作業は遠慮します(笑)

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