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メンテナンス


◆エンジン関係◆

EACV交換

 

EACVについて

最終更新日07/06/25

状況 取り付け まとめ    

< 内容 >

状況

 

 

   
amiukさんのHPでビートのEACV洗浄について書かれていましたので状態確認の意味でばらしてみる事に。

EACVはエンジンの熱状態をラジエター液の熱状態を感知してエンジンのアイドリング調整している部品の様です。

これが壊れてくるとアイドリング不調になったりするようです。

取り付け

       
内部洗浄してみる為にエンジンハッチを外すとちょうどスロットルボディの上に付いているEACVが見えますのでこれを外します。

取り合えずホースを外そうとすると固着していて中々外れませんでした。

ホースを外してからEACV固定しているネジ2本を外してカプラーを外すと取れます。その際、エンジンが熱い状態だとホースからラジエタ液が噴出してきますので注意してください。(エンジン冷えてから作業しましょう)

ラジエタ液の温度で調整しているので当たり前と言えば当たり前なのですが・・。

取り外してからラジエタ液が入る部分はフタになっているのでばらしてみる事にパッキン用ゴムは固着しているし、内部は錆びている(唖然)

ディラーで聞いて見ると古い車のラジエタホース内部は結構錆びているとの事。

ホースなどを全部交換するつもりでいますが時期が早まりそうです(すべてにホースはすべて準備してあります)。
状況から作業を断念して元に戻しました。

後日、新品EACVは1万円以上する為、丁度、中古品のEVACを見つけたので入手しました。

見た目の程度も今まで付いているものよりも全然程度がいいので、内部をクリーナーで洗浄してみると・・・それでも結構汚れていました。
入手したEACVのパッキンを新品に交換します。
36454-PS4-003 フィルターCOMP
36455-PM3-J01 パッキンエレクトロニツクエアー
36453-PV3-004  OリングB

パッキンですから部品代は1000円もしません。

ラジエター側のパッキンを新品交換、エア穴のフィルターとパッキンも新品交換。
フィルター交換は網を破ってこじった方が取れやすいです。
プラハンマーで押し込みました。

右写真がEACVと交換したパッキン類です。
写真に写っている内部用のパッキン(一番大きい)は旧部品表には載っていない事から年式の経過と共に壊れて追加された部品なのでしょう。

再度EACV交換作業時にEACVの下に水溜りが発生・・・はて?なんで・・・。

これはEVAC自体の故障よりもパッキンがいかれてラジエタ液漏れが発生するそうです(ホンダ車だと初代オデェセイに多いそうです)。
始めに見つけた水溜りはEACVをばらした際にパッキン交換しないで戻した為にラジエタ液漏れが発生したと言う事です。

今度は新品パッキンにしたので大丈夫でしょう。

まとめ

       
交換後、ECUヒューズを外して初期化した後、エンジンをかけて見た所、アイドリングに変化はありません。

走った限り違いを感じるような差は無かったです。

今回、EACV交換しましたが元々壊れていたわけでもないので大きな変化はありませんがラジエタ内部の汚れ(錆)が酷いので洗浄+ラジエタ液交換+ホース交換はするつもりです。

状況確認とEACV中古交換をしただけとなりました。

そう言えばNSXのラジエターホースは交換してるんですがEACV周りの細いホースは交換してませんね、程度的に後回しになるでしょうがこちらも交換しないとならないでしょう。

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