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◆エレクトロニクス関係◆

トリップメーター

 

トリップメーター修理

 

最終更新日08/01/27

状況 修理 まとめ    

< 内容 >

状況

 

 

   
入手時からビートのトリップメーターが破損して”000”に戻らなくなっていました。

トリップを直す場合、メーターごとのASSY交換になる為、値段が高くなるのですがヤフオクでビートのトリップメーター修理を請負っている方がおりましたので修理依頼してみる事に。

修理に関してはメーター全般の修理対応+パネルデザイン変更まで可能なので個人の好みで色々と変更出来る内容でした。

実際に注文したのはトリップメーカーのゴム交換、トリップのスプリング交換、電解コンデンサ交換、メーター内腐食防止処理をお願いする事に。
腐食防止はビートのメーターが錆びなどの腐食によってあちこち壊れる為です。

ビートに限らず年式の経った車のメーターは針が正常に動作しなかったり動かなくなってしまっている事も有ります。

修理

       
早速、修理依頼するべくメーターの取り外します。

まずはルームランプの付いているダッシュボードロアパネルのネジ×2本を外してはずします。

ハンドルのステアリングロアカバーにネジが止まっていますので外してコラムカバーを外します。

下から見るとメーターはネジが4箇所止まっているので外します。

右写真がネジ外し中。

次に下からメーター本体を止めている3本のネジを外すのですが1本だけ斜めに止まっているので他の2本と同じ角度でネジをなめないように注意。

右写真の中央奥に見えるネジ穴の部分です

後はインパネに一箇所ネジ止めされているのでコンビネーションメーターリアカバー(ふた?)を外してからネジ外せばOK

メーター配線はルームランプのパネルの奥に見える白コネクタを取り外すのですがやりずらく結構硬い場合があります。(右写真は白コネクタ外し後)

ばらし完了後。メーターを発送して修理を待つ事に。

相手の方より連絡があり、どうやらトリップメーターはバネでカウントクリアしているようですがそのバネ自体がぶっ壊れていて修理不可能との事・・・・・。

所が中古品を入手してその部品で再修理をしてくれると言う選択肢を新たに設けてくれたので当時の中古相場値段で修理をお願いしました(感謝)。

修理後、交換したネジ(錆びだらけ)電解コンデンサ、トリップ部のスプリング(錆びだらけ)も同封して返却されてきました。

ついでに針の実際の値とのズレも補正してくれたとの事。丁寧な対応でした。

早速メーターの取り付けを行いトリップメーターの動作を確認しました。

メーター本体を取り付ける際に右写真のフレームに取り付けます。

下から覗き込むのでロングドライバーでないと無理です。

メーター取り付け完了後、無事動作を確認。

まとめ

       

ビートの場合、オープンカーの幌の雨漏りなどの湿気で錆びが発生しやすいようで錆びがメーターの基板やコイル?などに影響するようです。

メーターの基板(FPC?)の為、パータンの銅線がクラックしてしまう不具合も多いようです。

今回の修理に当たって野ざらしだと直射日光による熱影響があるようで修理してくれた方よりサンシェードの使用を進められました。

年式からあちこち壊れるのは普通ですがメーター不具合も起きてもおかしくない年式ですので注意が必要です。

目に見える機能的な部分の不具合は今回を最後に殆ど潰しました。

ここまでビートを弄ってきて言える事は修理して直るのが楽しいと思える弄り方が趣味化してきたような気もします・・・。

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