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メンテナンス


◆外装関係◆

フォグランプ

 

純正品

公開日13/02/21 最終更新日13/02/21

状況 取付 まとめ  

< 内容 >
状況 
フィット購入当時から純正フォグライトを後付で欲しかったのですが、結構値段がするので結局購入しないまま月日が過ぎました。

NSXでは社外フォグライトを付けていますが、あくまでデザインの見栄えとしては後付よりも純正品の方が一体感がありさり気無くて良いです。

そこで中古の純正フォグライトがネットで安く見つけました。

同じように社外品で純正タイプのフォグランプ一式が1万円程度で売られていますが、耐久性は純正の方が良いだろうと考え中古品の純正フォグを購入する事に。

取付 
購入したものはフォクライト左右、レバースイッチ、エンジンルームのハーネスのみ。
純正フォグライトを色々調べて見るとGDフィットでも前期、後期型で配線等に若干の違いが有るようです。

ただ前期型のフォグ取り付けの詳しい紹介のHPがありませんでした・・・。
ここでは前期型GDでの作業を紹介してみます。

ホンダアクセスの説明書を入手して見る限り
純正品と言ってもフォグランプ本体だけフロントバンパーを加工して取り付けすれば良い訳ではなく配線など殆ど取り付けなければなりません。
(室内からタイヤハウス内の配線だけがすでに取り付けられています)

今回購入した中古品はGDフィットで使われていた物でフォグランプ左右2個、レバースイッチ、エンジン側ハーネスのみなので
不足分の室内用ハーネスとリレーとフォグ本体を固定するネジとクリップを別途購入。

 

◎室内から配線していくことにしました。

まずはバッテリーの-端子から外します(付ける時は+端子から)。

純正のスイッチはウインカーレバーにフォグスイッチが付くタイプで見栄え的にスッキリするのですが、レバーをフォグスイッチ付きに交換しなくてはなりません。

レバーの交換はコラムカバーを外すのですが上部はツメにはまっているだけです。


下部は下からネジ3本で止まっているのでカバーを外します。
レバーがむき出しになるので右側レバーのコネクタを外します。

レバーを良く見るとネジ2本で固定されていますが、更に手前側にツメで固定されているので-ドライバーでハンドル側のケースの間を浮かせて右側に引き抜くと取れます。

 


右写真中央にツメがある為にネジを外しただけでは外れません。
(その為、−ドライバーで浮かします)
所が内装が邪魔でレバーが抜けませんので、レバー本体を固定している上部の+ネジを緩めるとレバー本体を斜めにずらせるので抜き取ります。(右写真中央のネジ)
若干ですが右写真のように上がります。

後はレバーを交換して外した作業と同じように取り付けます。 次にコネクタ端子を一本入れ替えなくてはなりません。

コネクタ16端子(ケーブル側から見て)の下側左から3番目(青/赤線)を抜き取ます。

このコネクタはロック機能があるので下側にコネクターカバーを外して、外す端子を接続側からロックしているプラのツメを細いマイナスドライバーで上げて引っ張るとすんなり抜けます。

抜いた後、そのまま室内用ハーネスの端子(赤/黄線)をはめ込み元通りにコラムカバーをくみ上げます。

室内用ハーネスは内装の内側から通します。
ヒューズBOX周りの内装はネジ2本で固定されているので外すと内装用ハーネスをしまう際に作業スペースが広くなって楽です。

室内用ハーネスのコネクタに購入したリレーをはめ込み、配線本体をヒューズBOXの脇にしまいました。 配線はバンドで何箇所か他の配線に固定しています。

又、ハーネスに初めから付いていた20AをヒューズBOX隣に取り付けるようですが面倒なのでバンドで固定しただけです。

リレー部分は専用ステーで吊るす様な指示になっていますがそのまま内装に隠しました。

これで内装用ハーネスで接続されていないのがアースと茶色のコネクターだけになりました。

この部分だけ足元に下りるように設置し、 ボンネットオープナーの内装を外します。

この内装はクリップで止まっているだけなので左側に引っ張って外します。

オープナー固定ネジ(10mm)にアースを取り付けてネジ締めして、内装の奥に茶色のコネクターが青テープで固定されているので、このコネクターに内装ハーネスのコネクタを接続します。
(右写真の青テープのコネクタ)

後は内装を元通りにして内装配線は終了です。

 
◎次はエンジン側ハーネスですが、運転席側のタイヤをジャッキアップしてからタイヤハウス内のコネクターから2箇所のフォグライトの位置まで配線を引き伸ばすことになります。
運転席側のタイヤハウス内にハーネス接続用のコネクターが青テープで止まっているので、これにエンジンルーム用ハーネスを取り付けます。(右写真)
ハーネスはフロントのフレームに沿ってバンドで何箇所か固定し運転席側のコネクターはウオッシャタンク脇に下し、助手席側はカバーを外して穴に落とします。

その際、ハーネスのアースをエンジンのアースと一緒に付けます(10mmネジ)右写真。

アース接続の際、エアクリーナーBOXを外した方が作業は楽です。
私は外しませんでしたが・・・オイルゲージが邪魔でしたので外して僅かばかりスペースを作って作業しました。

この時点でバッテリーを元に戻してフォグ本体を配線してレバースイッチをONにしてフォグライト点灯動作確認。

問題なく点灯するので配線すべてに問題ない様です。

 
◎フォグライト本体のバンパーへの取り付けなのですが、最大の問題は当て紙がない事(汗) この当て紙は単体では入手できないようです・・・。
大体の形状は分かるので、位置を確認しながら電気ドリルで外周部を穴を空けます、
穴を空けた後は糸ノコで穴にそって切っていきます。

樹脂なので何とか切れます。

その際、当て紙が無いのでフォグ本体と比べながら穴サイズを確認するので一気に切れず時間が掛かりました。

黒いモールドは普通に切り取りましたが、
フォグは外側がバンパーにツメで引っ掛けて内側をネジとクリップでバンパーに固定するのでバンパー加工精度は外側の方(ツメにはまる方)が重要です。
少しづつパンバーを加工して都度フォグがバンパーにちゃんとはまるのを確認したら、
クリップとネジ穴をフォグ本体に合わせて電動ドリルで穴を空けてから、コネクタを接続してネジでフォグ固定します。
フォグで隠れる為、バンパー加工は結構適当です(笑)、一応バリは金やすりで削りましたが・・・。
本来バンパーの裏に切り抜きラインが薄く引いてあるらしいのですがフロントリップが付いているので外すのが面倒なのでフロントバンパーを外さずに作業したので確認してません・・・。

組み立て完了後、再度点灯確認をします。

光軸調整は整備の際にディラーにお願いする事にしました。

調整用のネジは雨水で錆びていたので一応、防錆をスプレーして置きました。

とりあえず動作確認がすみましたが、純正なので見栄えがすっきりしています。

部品番号       部品用品       数量     2013年時点
08V31-SAA0-0030  ハーネス       1     2415円 
39794-S04-003    リレー         1    1207円
90301-SD9-000   ナット          2           366円
93903-453G0       スクリュー          2      104円

まとめ 
元々、新車で購入した時からフォグは欲しかったのですが大体5万近くするので購入しないまま10年近く過ぎてしまいました。

今回、中古品と新品で揃えた部品代は併せても1万円かからりませんでしたので出費を抑えられて良かったです。

これで新車の時にしたいと思っていた外装(フルエアロ+フォグ)に関する部品はすべて完了しました。

点灯確認をした所、近い範囲で明るくはなりましたが遠くを照らすわけではなく、あくまで左右を照らしておりライトで見えないサイド側の歩行者などの発見には役立つ感じでした。

フォグについては白色なので使用しながら雨天時用の黄色に代えようかと考えています。

左下がフォグ点灯、右下がフォグ未点灯時の写真です。

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