STEEL

Fit

メンテナンス


◆エンジン関係◆

エアコンベルトウォーターポンプ交換

 

鳴きと10万`交換

公開日09/06/19  最終更新日09/06/19

状況 交換 まとめ    

< 内容 >

状況

 

 

   
Fitの走行距離が購入6年目で10万`になる事からタイミングベルトの交換を検討しました。
すでにエアコンベルトは鳴きが発生しておりヒュンヒュン音してます。

所がFitはタイミングベルトがチェーンなので耐久性と言う意味では当分問題ないだろうと言う事でエアコンベルトとウォーターポンプの交換を決めました。

お世話になっているMATRIXに交換依頼した所、エアコンベルト交換実績はホンダディラーでも殆どないらしく販売台数の多さの割りに今回のメンテナンスはFitではあまりしていないのが実際のようです・・・・・。

ベルト交換作業は2.2Hrと整備書では書かれているそうですがウォーターポンプ交換の際にクーラント液交換も入るのでこの時間では作業は終りません。

交換

 

 

   
エンジンを開けてみるとベルトは左側の隙間で回っているので作業がしずらそう・・・・。

交換の為にまずクーラント液を抜きますがラジエター下部のコックを緩めてクーラント液抜きをしたら何故か普通の緑色のクーラントでした?

Fitに使用しているのは10万`無交換品の青色のクーラント液が入っている筈なのですが・・・。
交換した記憶が無いです・・・・車検時に交換したっけ?かな記憶がないけど。

ただこの10万`無交換と言うもの何処まで無交換でOKなのかは個人的に疑問がありますけど。

交換作業はクーラント液がコックから出てこなくなるのを確認してから作業開始。

まずウォッシャー液の補充するフタを外します。
クリップ一個で固定されています(右写真はフタ外した状態)

ダイナモの調整用ネジを緩めてからダイナモ固定のネジが下側にあるのでこちらも緩めました。(普通の車はこのネジ位置が逆らしい)

その後、エンジン下部から作業するために邪魔なアンダーカバーを外します。

カバーはタイヤハウス左右に各2個のクリップ、下側に6個以上のクリップとネジ2個で固定されているだけです。

カバーを外すと下からウォーターポンプが良く見えます。

所がこのウォーターポンプはやたらでかいプーリーが付いておりネジ3本で固定されています。

ネジは1.2kgfのトルクなのにやたらときつく閉まっており専用工具でプーリーを動かない様に固定しないとネジが緩みませんでした。

この時点で工具がないと素人には交換は無理ですね。

プーリーをはずすとウォーターポンプが見えるわけですがネジ5本程度で固定されている物の一箇所だけが別のプーリーの影に位置してはずせません。

その為に更に別のプーリーも外さないとポンプが取れない事が判明(面倒)。

こちらのプーリーは穴も何もなくやはり専用工具で動かないようにして外してもらいました。(右写真)

ウォーターポンプを外す際にはクーラントが溢れてますので注意(活き良いよく溢れてきました)。

クーラント液をふき取ってから、逆に取り付けていくだけになります。

右写真中央奥にウォーターポンプが見えます。

ウォーターポンプは今までついていたものに捺印が4、新しいものに12と書かれていました。

見た目は変わっていませんが改版されているのでしょうね。

エアコンベルトをはめるのはコツが入るらしいのですがすんなりはまったのでダイナモ位置調整ネジでベルト張りを調整して完了。

次にクーラント液を補充してエンジンをかけクーラントのエア抜きとベルトの張り調整を行ってクーラントが減らなくなる事を確認して作業完了。

エンジン内部に液が残っている為かクーラントは3リッターで足りました。全交換だと4リッターらしいです。

その後ある程度走行をした後にエンジンが冷えてからキャップを外してクーラント液が殆ど減っていないことを確認した上で再度クーラント液を補充して完了。

交換部品
部品番号     部品用品             数量 
19200-PWA-003 ウォーターポンプ        1 
38920-PWA-J01 エアコンベルト          1
08CLA-G01-0S0  ウルトラeクーラント1g缶     3

まとめ

 

 

   
今回の交換作業は実際に見てみると思ったよりも面倒です。時間も3時間以上かかる作業になってしまいました。

ベルトの鳴きもなくなりアイドリングも静かになりました。
そのせいで違う箇所のエンジンノイズが聞こえるようになってしまいましたが・・。

もはや走行距離10万キロの時点で車の値段もなくなっていますが程度はまだまだ良いので今後も乗るつもりで基本的なメンテをしながら乗り続けて行こうと思っています。

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