◆エンジン関係◆

公開日20/10/28　最終更新日20/10/29

　
＜ 内容 ＞
　

状況
	フィット(GD1)のバッテリー交換後にアイドリング不調が発生しました。 Dレンジに入れて走行時にブレーキを踏み停止している状況でアイドリングが不安定になります。 エンジン回転が上がり下がりが発生してエンストは発生しないものの一瞬アイドリングが不安定になります。 しかし、再現性は悪く発生はたまに起きる程度で頻繁には起きない。 不具合原因が前回バッテリー交換時(2年ほど前)に発生した内容と同じなので、その際に不良個所として交換したEGRバブルは不良原因では無かったという事になります。 一応、ﾊﾞｯﾃﾘｰ交換後のフィットのアイドリング学習としてエンジン始動のアイドリングから冷却ファン動作を2回動作後に学習後に運転しても発生しました。 しかし、レンジをPの状態ではアイドリング不調は全く発生しません。 あくまでDレンジで停止時だけ発生。 発生状態を詳しく調べると エンジン始動直後は発生せず(エンジンの回転数が高い)、エンジンが暖気してからの信号待ちでたまにアイドリングが不安定になる。 アイドリング時のエンジン回転数は電子制御なので調整できません。 アクセルを踏んで走行中のエンジンの回転数にムラは無くスムーズ、あくまで信号待ちしている時のアイドリング時だけにたまにアイドリング不調が発生しています。 エアコンを入れるとエンジン負荷がかかるので若干回転数が上がって不調時の回転変動幅が減るようですが不調発生が無くなる訳ではありません。 発生頻度が低くのですが症状から電子系の不具合と推測します。 こうなるとアイドリング時に吸気をコントロールしているEACVが怪しいので、今回交換する事にしました。
交換
	今回の不具合と過去に私が乗っていたFit(GD3)でもほぼ同じ内容が発生しました。 その時はクリーナーでEACVを洗浄してみましたが、スロットルボディから洗浄しただけで分解洗浄したわけでは有りませんが直らないまま暫くすると発生しなくなりました。 フィットで二台経験したので結構多い不具合なのかもしれません。 今回交換する部品は、スロットルボディの下に付いていて、エンジンのラジエター液を返しているので水温温度も見ながら空気量を調整しているようなので、エンジン暖気後に発生する事からも一番アイドリングに影響している部品だと個人的に判断。 この部品は空気の流動を制御している弁が汚れて来ると弁の開閉がスムーズにならないのでアイドリング不調やエンジン停止の不具合が発生したりするようです。 弁の掃除で不具合が回復した記事も見ましたが新品交換することにしました。 弁はモーターが付いていて僅かな抵抗でも動きが鈍くなるほどのデリケートな部品の様です。
まとめ
	新品交換後、アイドリング時の回転が900回転から暖気後に600回転まで下がるもののアイドリングの不調は起きなくなりました。(少し回転が下がりすぎな気もしますが・・) その後、アイドリング不調が起きなくなったので様子見です。 一ヵ月経ちましたが不具合症状も発生しないので大丈夫の様です。

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