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メンテナンス


◆バルブ関係◆

ウインカー点灯不良@

 

意外な原因

最終更新日07/05/17

状況 点灯不良 まとめ    

< 内容 >

状況

 

 

   
ウインカーを使用した時にタコメーター上のランプ点灯間隔がおかしい時が発生。

点灯タイミングが若干早い。リレーの切り替え音で言うと
普通:カッチンカッチン 
今回:カッチカッチと言う感じ。但し起きたり起きなかったりする。

点灯不良        
バルブ自体を確認した所、バルブは問題ない為、コントロール部の異常かな?と思ったのですが原因箇所が不明の為しばらく様子を見る事に。

しかし、発生したりしなかったりと言う状況が断続的に続いていたので再度原因を調べてみたらウインカーの配線が切れていた。

純正のウインカーから社外品のウインカーに交換する際のカシメ部が切れ掛かっていた。
それが原因で接触したりしなかったりでウインカーのタイミングが狂っていたようです。

右写真が切れていた配線です。

右下写真は外から見たウインカーレンズです。
インナーが無いので簡単に取り外し出来ます。

どうやらフロントのフェンダーに付いているウインカー部品が本来インナーで保護されているのに社外フェンダーにしたことでインナー保護がされていない為、飛び石などで破損する可能性もあったようです。

どちらにしてもフロントインナーを取り付けした上で配線カシメ部を修理したらウインカーの速度も直りました。
後、ブチルゴムで補強しておきました。

まとめ        
始めにコントロール部の異常が原因と思っていましたが断線により負荷が低減(増加?)することでリレーの切り替え速度が変わってしまうようです。

配線切れに到った理由は推測ですがインナーがなかった為にタイヤで弾いた小石等がウインカー部にぶつかった可能性も十分にありえます。

 

今回の不具合はウインカーのリレー動作が通常よりも速くなった不具合が発生したわけですが「ハイフラッシャー現象」と言うそうです。

普通、ウインカーバルブ切れを起こすと消費電流が減る事でウインカーリレーの動作が速くなる構造の為、ウインカー点滅も早くなると言う働きがあるそうです。

今回の不具合はバルブ配線が切れていましたが、同様の不具合が発生すると同じようにウインカーの点滅が早くなる。

私がこの事を事前に知っていれば、すぐバルブ切れだと分かって配線切れに早く気づいたのでしょうけど・・・・・・・まぁ〜リレーの動作間隔が速くなったらバルブ関係の不具合だと判断する目安になりますね。

 
Aへ続きます

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