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NSX

メンテナンス


◆外装関係◆

社外スピーカー

 

社外品取り付け

公開日06/07/02 最終更新日10/04/26

状況 スピーカー 防水 ネジ固定 まとめ

< 内容 >

状況

NSXのオーディオ社外品交換にあたり、眠っていたアルパイン製スピーカーがあったので使用しました。

あくまで音が聞ければ良いと思っていたのでスピーカーはバッフル作成の土台として型にも利用しました。

左右のドアスピーカーを純正から交換して音を鳴らした時、純正よりもスピーカーからの音に厚みがなかったのでエンジンをかけているからと思い、エンジン停止時に確認してもやっぱり同じ事が判明。

しかも、音が左右の足元のスピーカーからしか聞こえない・・・・・・(ある意味当たり前なのですが)。

この時に初めてNSX純正オーディオがそれなりのよく出来た物であることが分かりました(笑)聞こえる音の質が全然違うと言うことです。

断っておきますが私は音が聞ければそれでいいタイプです。
その為、音にはあまり拘りませんが素人の私が気づくぐらいだからよっぽどです。

スピーカー

周りで音に拘る人は相当のお金と手間隙をかけて色々している人を見ていましたので、そこまで追求する財布も技術もありません。

そこそこのレベルで聞ければいいと思い、ツィーターとスピーカーが別々のタイプを購入。

丁度お店で在庫処分で安かったcarr製のTS-C016Aを購入しました。

早速交換。

スピーカーはそのまま交換、ネットワークは両面テープで内装に固定。
その際、配線は+-があるので整備書で確認しています。
(白線が+、橙線が-)
ツィーターの取り付け位置はドアにつけようと思ったのですが、ドアの内装を外す時に面倒なのとスピーカーがドアの下部に付くのでツィーターはAピラーの付け根に位置を別けて付けて見ました。

取り付け時に説明書をみるとツィーターは内装に穴あけてネジ止めするように指示されていましたが、
内装加工はイヤなので両面テープで止める事に所が粘着力が弱くすぐ剥がれました。

そこでホームセンターで強力なものを探しました。購入したのは3M製です。

取り付けの際は表面の汚れをちゃんと落としてから取り付けて見ました。

配線を流用している為、バッフルさえ作ってしまえば取り付けはそれほど難しくありません。

今回の取り付けはあくまで純正から社外品にする事が目的で音響を純正以上にするという目的ではありませんので社外品が取り付け可能になった時点で目的は達成〜。

ただ、音が気に入らなかったのでスピーカー交換となった訳です。

しばらくそのままの環境で音を鳴らしていましたがツィーターの取り付け位置はなるべく運転時のドライバの耳の高さに持ってくるのが一番良いと聞きます。

知り合いのNSXでAピラーの内装に直止めしている方を見せてもらいましたが高さを考えれば一番の理想ですね。

目先の簡単変更としてツィーター位置をちょっぴり高さを上げる為、フロントの取り付け位置を上げてみました。
右上写真の位置から一段高い内装にほんの数センチ上げたのですが、音の聞こえ方が変りました。

高音の聞こえる方向が違う。今までよりもハッキリ聞こえてきます。
私が分るぐらいなのには驚きました。

ツィーターの位置は内装にあわせて安易に設置しましたが結構位置は大事なようです・・・。

防水

スピーカー記事を載せた後日(06年)に知人より連絡があり、「スピーカーの防水をしないとヤバイよ〜」と指摘が。

NSX純正スピーカーはプラスチックケースで出来ている為、スピーカー自体は防水されていますが、今回のようにドア内張りにスピーカーを付けるとドア内部に流れてきた雨水に直接濡れる可能性が・・・・・濡れてしまえばコーン部が音を鳴らしている最中に震度で紙が破れておしゃかになってしまう。

実際に社外品を取り付けて雨水で駄目になった方もいたそうです。
 

スピーカーを取り付けている穴にはすぐドアガラスが見えますからドアガラスを伝った雨水が垂れてスピーカーに触るのは予測できます。

そこで見た目はともかくドアフレームとスペーサの間にエアキャップを挟めてスピーカーに直接雨水が障らないようにしました。

後、スペーサーもニス塗って防水処理をしています。

後は同じようにスピーカーを取り付けて完了。

ネジ固定

2010年になって今までスピーカーを固定していたネジよりも元々純正スピーカーを固定していたプラスチックのグロメットを使用して固定した方が良いと思って再度ネジ交換をすることにしました。
今までの取り付けはこちらです。

今までのバッフル固定はロングネジで固定しており異種金属の干渉を防ぐ為にスペーサを挟めていましたのでバッフルの固定としては今一でした。(右写真のロングネジ)

その点、純正オーディオを固定しているグロメットははめ込んでネジを入れる事で固定出来るし異種金属同士の接触もしない。、

 

なによりもバッフル固定のネジ穴はこのグロメットが丁度入る四角い穴なので、このまま流用してみました。

ただ自作バッフルはネジ穴の位置が今一でグロメットのネジがずれて入りづらくネジを電ドリで開け直しました(困)。

またバッフル固定用のネジはロングで無いと固定できなかったのでネジが無くて苦労しました。

 

バッフル固定に使用したネジはドアの内張りを固定しているネジと比べるとかなり長いです。(右写真)

運転席、助手席側のネジ交換をしました。

部品番号     部品用品      数量  2010年時点
90672671811      グロメット   8個  115×8円 

まとめ

スピーカーを付け直して聞いた所、音の厚みと聞こえる場所が分散されました。

あくまで全方位から聞こえると言うレベルではありませんが前面の広範囲から音が聞こえる感じになった事と高音がはっきりしたので私の目標はクリアしました。

私はどちらかと言うと高音が聞こえる方が好きなタイプです。
元々オーディオについては全然興味を持たないので今までは純正標準のオーディオ+CDチェンジャーでユニットが壊れた時だけ安いCDユニットで聞いていたぐらいであり、音楽は常に鳴らしているのに音質にまったくこだわりませんでした(苦笑)。
 

リアスピーカー追加や色々とセッテングをすることで音の空間が変わる事は実際にNSXで社外品にしている方の音を数人より聞かせてもらって、
それらのセッティングのすごさと音質の良さを知っていますが、そこまで拘れる技術もない素人の私ではオーディオ本体とスピーカー取り付けでひとまず完了です。

ど素人でここまですれば十分でしょう。気が向いたらリアスピーカーもしてみます。

今回使用した工具と今まで付けていたスピーカーです→


防水せずにスピーカー取り付けてから雨と洗車したのでスピーカーが濡れなかったのは偶然だったと言えます。

後は屋内だったのが幸いした様ですが野ざらしだったら雨でスピーカーが濡れて駄目にしてしまったかもしれません。

スピーカーを直接ドアに取り付ける人は防水は忘れず対策しないとなりません。

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