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メンテナンス


◆エレクトロニクス関係◆

スピードメーター故障

アペックスRSM-GPを購入しています。

公開日17/05/25 最終更新日17/05/25

状況 故障 処理 まとめ
       
       


< 内容 >

状況

 
スピードメーターを取り付けてから長年の使用(10年以上)でスピードメーター表示が"0"のままになったりならなかったりと表示エラーが出るようになりました。

 

恐らく過去野ざらし駐車による日中の室内高温による電子部品の劣化原因と推測しましたが、

表示異常だけなのでそのまま放置していたら数年後の車検時期にエンジンのチェックランプが付く始末。

 

故障

 
この症状的は車を走り始めて暫くするとエンジン+TCSのチェックランプが点灯・・・・。 

内容的に過去にスピードメーターを取り付けて設定ミスした時と同じ内容です。

又、車速信号を分けているCarrナビでは「車速信号が外れました」と表示されます。
しかし、タコメーターのスピードメーターは正常に動作していました(汗)。

これらの不具合は車速信号がECUに来ていない事による不具合と推測。

去年有ったビートの車速信号が死んでいた不具合と症状が似ています。

純正のスピードメーターが生きている事からスピードセンサーと純正スピードメーターには問題なく 後付けのスピードメーターとナビとECU間で異常が発生していると推測。

原因としてはリミッターカットの為に車速信号線をカットしてスピードメーターのを経由でECUに信号線を戻している事から、社外品スピードメーターが壊れたことでスピードメーターからECUに戻していた車速信号がECUまでたどり着いていないと判断。

しかもスピードメーターを返してから車速信号をナビに送っていたのでスピードメーターで車速信号をカットしてしまうとECUとナビに信号が行かなくなる。

丁度、事前に同製品の新品を入手していたので備えが在ったのですがこのまま同じ位置に設置するのでは、また壊れる危険性があるので取りあえず壊れたスピードメーターを撤去して不具合を先に解消することにしました。

 

処理

 
今後の取り付けもあるので元々スピードメーター用の配線はそのままにしてECUの車速信号線は端子接続になっていたのでこの部分で車速信号をつなぎ直しました。 (元に戻した状態)

またナビ用の車速信号も元の配線側に接続して影響を受けないようにしました。

配線を直した後、エンジンを始動させてみたら、ナビの「車速信号線が外れました」と言う表示が消えません。

再度、配線の見直しをして導通チェックしても異常が見られない・・・。

原因が不明のまま取りあえず走行してみるとナビの車速信号が外れている表示が消えました・・。

どうやらナビの車速信号エラーは前に検出したエラーをそのままナビが記憶していたのでエンジン始動から徐行した程度の走行では車速信号を検出出来なくてエラー表示のままだったようです。

その為、ある程度走行することで車速信号が検出されたのでエラー表示が消えました・・・。

車速信号は車が走り出すことで発生する信号なので停止状態では駄目だと言う事でした。

お陰で原因が分からず時間をつぶしました。 

取りあえず信号が直ったのでナビとECUは正常動作になりました。

 

まとめ

 
ついでにスピードメーターをバラしてみたら表示パネル部(右写真の液晶左上)にショートしたような変色が確認できます。

これが今回の不具合に繋がったかは別にしてもやはり熱の影響でしょうね。

 

今回のスピードメーターの撤去でリミッターカットが無効になりますが、今後スピードメーターを取り付ける際や電装系の内装設置場所を考えないとなりません。

今回のスピードメーターやレーダー探知機などをNSX純正カーナビのコンソールBOXを流用して対応するのもありかなと思っていますので、直接、電子機器が太陽光に当たるのは防いだ方が良い気がします。
(電子機器の寿命に差が出るのは間違いないでしょう)

 

 

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