◆エンジン関係◆
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オイル漏れ |
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エンジンのオイル漏れの考え方 |
最終更新日03/08/18
状況 | 調査 | まとめ |
状況 |
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MATRIXのメンテの中にヘットカバーからのオイル漏れが在ったのですが、あちらこちらからオイルが漏れていてかなり大変な作業になりました・・・・レイバックさんには本当にお世話様でした・・・。 元々VTECエンジンはオイル漏れがしやすいエンジンなのですが・・・・。 |
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調査 |
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シリンダーヘットカバーのパッキング交換しても微量ですが、オイル漏れを起こしていました。 結局、 ラバーCOMP・ヘットカバーシールからのオイル漏れの為、再度ばらして部品交換をしてもらいました。 |
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オイル漏れについては粘度が硬い(粘る)オイルならばオイル漏れも少なくなるので、水みたいに柔らかいオイルを入れると粘度の硬いオイルと比較してオイル漏れにも差があるそうです。 (オイル漏れを確認する際にわざと柔らかいオイルを使用するようです) 私の場合、ホンダ純正なので粘度はそれ程硬くなく、どちらかと言えばオイル漏れが分かりやすいオイルですね。 右写真がオイルパンからのオイル漏れです。 |
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まとめ |
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エンジンは一番、熱の影響を受けるものなのでそれによる劣化はしょうがありません・・・。 結局、単純にパッキンなどのゴム部品を新品交換すればオイル漏れは完治するのか?と言うとそうでもなく、NSXの場合ならば、ヘットカバーがマグネシウム製、エンジンブロックがアルミ製と言う具合に、異種金属同士をゴムで繋いでいるので、エンジン熱で材質の違う金属同士の場合、金属膨張率による伸び縮みがそれぞれ違う為、ゴムにかかるストレスもかなりの物になります。 |
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しかも、 ゴムの劣化だけでなく、ヘットカバーなど自体が熱によって収縮を繰り返す事で、金属自体が変形を起こし歪むので、ゴムの部分だけを新品に変えても金属のゆがみは僅かに残りますので、そのゆがみが原因による隙間からオイル漏れを起こします・・・・。
結局、ゴム類の交換のみで完全にエンジンを直すと言う事は不可能です。 |
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ですから、 今回、私のエンジンは年式から考えて見た場合、程度がそこそこ良い方だとレイバックさんに言われて「ほっ」としました。 |
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