STEEL

NSX

メンテナンス


◆足回り◆

ホイールナット

 

結構雑に扱われているナットです。

 

最終更新日04/06/19

状況 ホイールナット まとめ    

状況

 

 

   
ホイールのナットといえばあんまり気にしませんが、車の中で最も取り外しの頻度が多いものです。
しかも寿命があると言う事を私個人ではあんまり気にしませんでした・・・(困)。
ナットを取り付ける際に過剰なトルクで閉める場合があります。
昔よくやったのですが、タイヤ交換時に十字レンチの上に乗っかってホイールナットを締めるなんて言う行為はもってのほかでした・・・・・(苦笑)。

整備工場などではタイヤの取り付け時に10kgの力でしめれば充分と聞きますが10kg以上の力でしめている事がよくあります。
これはアルミホイールの歪みとナット自体の寿命を縮める為、よくありません。
特にインパクトレンチで無道さに閉めたりすると私がビートで経験したようにハブボルトの破損などの二次障害を生み出します。
所が作業効率がいい為、結構過剰なトルクでしめている車屋さんが多いのです。
自分でタイヤ外したりしない人ならばあんまり気付かないでしょうが自分でタイヤ外そうとして「何だこの力は!!」とびびるような力で止っている事もしばしばあります・・・。

普通のスチール製ではなくアルミナットなどをつけている人はアルミが材質的に柔らかくゆがむので「何度か使ったら交換する」と言っていましたようにジェラルミンだろうがスチール製だろうがホイールナット自体が材質に関係なく消耗品である事には変わりありません。

ホイールナット

   
先日、整備でNSXのホイールナットを外そうとしたら10kgの力でナットを外そうとしたけど取れない・・・何だこれは!!と整備で一緒にいた人達がビックリ!!実際には20kg近くの力で止まっていたと思います・・・。

過剰な力でナットを止めていればハブボルト、アルミホイールまで歪めるので宜しくありません。

整備の方に言わせれば「10kgの力で充分なのに・・・・」と言っていました。

そもそも今NSXに付けているのは社外ホイールナットなので「60度テーパー座」を使用しています。
もちろん社外アルミホイールの方も「60度テーパー座」になっていますが、まれにホンダ純正の「球面座」で社外品ホイールを止めていると言う例があるそうです。
ホイールのナット穴を潰してしまう事になりますし、ホイールをちゃんと固定出来ないので危険な話です・・・・。

ナットはメーカーによって純正ホイールのナット形状が違いますから社外品のナットと混在しないようにした方がいいですね。(写真で見比べると分かります左が純正球面座、右が60度テーパー座)
因みにホンダはスタットボルト直径がM12、ネジ山のピッチは1.5です。

まとめ

   
私が5年間使っていた貫通タイプのナットも今回「寿命来ているよ」と言われました。
かなりの回数取り外ししてますものね・・・。

一応、予備1セットはすでにそろえていたんですけどね。
購入したのは・・・メーカー忘れましたが今迄使用しているのと同じ貫通タイプ(ロング)で1個800円×20個=16000円+消費税と考えると高いナットの方ですね。(写真のものとは違います)

次回アルミホイール変えた時に一緒にナットも新品交換しようと考えています。

   

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