サトシの日記 2000年10月

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10月31日
 風邪をひいちゃいました。先週は睡眠時間をかなり削る事になったので、隙をつかれたんでしょうね。今はのどが痛いだけだけど、このまま悪化して高熱を出して寝込んで・・・・とはいかないんだよね、多分。
 しかしながら昨夜は無理して飲みにいっちゃいました(笑) のどの痛みを麻痺らせてカラオケを歌ってきたので、今日はさらに悪い状態です。自業自得なんだけどね。 佐野元春の「バルセロナの夜」という歌が我ながらかなりいけました。



10月30日
 アジア杯決勝、日本対サウジアラビア観戦。
 さていよいよ決勝です。相手は予選リーグの初戦で完膚なきまでに叩きのめしたサウジです。日本戦敗戦のあとサウジは監督が更迭されて、随分違うチ−ムになったそうですが、はっきり言ってサトシはメロメロに油断してました。
 さすがに決勝だけに観客も大勢入っていました。当然ほとんどサウジの応援ですが、彼我の戦力の差を鑑みるにこれくらいの状況の方が面白い試合になるかもしれません。それにしてもよく分からない場面でブーイングが起きるし、ばらばらのウェーブは始まるしでなかなか興味深い応援ではありました(笑)
 試合が始まってもサトシの印象は変わりません。たしかに中盤の寄せは速くなってるし、4バックにしたDFラインも安定した様に見えますが、攻撃はロングボールをDFラインとGkの間に落とすだけの単調なものでした。サトシの目には中国の方が圧倒的に危険な相手に見えました。
 さてそのイージーな相手に油断したのでしょうか。いや、間違いなく油断してました。油断するなったって無理な話ではあります。唯一の攻撃であるロングボールの放り込みは、3バックとGK川口を幾度か窮地に立たせました。どうも川口のプレーは見ていてヒヤヒヤしますね。
 最大のピンチは前半15分(位だったかな?)、出場停止の稲本に替わって先発の望月がエリア内で相手を引き倒してPK。「この試合も完封なしかよ・・・・」て落ち込んでたんだけど、なんと相手キッカーが枠の外に蹴ってくれました。
 ピンチの後にはチャンスあり、あらゆるスポーツの真理をついた言葉ですが、やはり日本のチャンスが訪れます。日本の最大の得点源・中村のFK。FW二人の頭越え、相手DFを越えたボールに外から突っ込んできたのは、汚名返上の望月! トルシエ采配ズバリ的中とか言われそうでかなり癪にさわりますが、とにかく貴重な先制点を得ました。
 前半1−0で折り返した日本ですが、守備にまわる事はありませんでした。攻撃の起点は名波、中村、森島、望月・・・いくらでもありました。後半になってややサウジの中盤の運動量が落ちた事もありますが、多彩な攻撃を仕掛けられるチームです。・・・追加点は奪えなかったんだけどね。
 それに比べると守備陣はやや安定感に欠けます。最後まで思わず目を覆いたくなるような場面をつくられました。が、結果としては今大会初の完封勝利ですから、皮肉なものですね。
 と言う訳で1−0の勝利で見事アジア杯優勝です。当たり前の様な顔をして優勝してくれました。他国のレベルには問題があったとは言え、勝って当たり前の試合を勝ちきるのはたいしたものです。さらに経験をつめば2002年に恥をかくこともないでしょう。期待します。
 ところでトルシエ君は辞めるの?(笑)

 岡本賢一「ワイルド・レイン 2 増殖」読了。1作目よりはいくらかましだったような気がしますが、やっぱスカでした(泣)



10月28日
 「エタ−ナルアルカディア」を終わらせました。ん〜、大満足! お腹一杯って感じです。最初から最後までRPGの王道をいっているゲームですが、逆に新鮮な感じでした。ストーリーもいかにもいかにもですが、かなりサトシのつぼを直撃してくれました。堪能しました。さて本読むぞ〜!

 岡本賢一「ワイルド・レイン 1 触発」読了。ん〜、ゲームをおわらせて読書生活に戻ってきた第一冊目の本ですが、やっちゃいましたね。すんごい超スカ本です(汗) しかも続編もまとめて買ってしまったのでそちらも読まなくてはいけません(別にいけなかないんだけれども)。我慢して読も・・・(泣) それにしても最近なんだかスカ本に遭遇する確率が急上昇しているような気がするんだけど、あるいは気のせいでしょうか? それとも単にサトシの目が厳しくなっただけなんだろうか?



10月27日
 アジア杯準決勝、日本対中国観戦。
 日本時間で夜中の2時前のキックオフでした。サトシは10時に寝て目覚ましかけて起きての観戦です。我ながら熱心だよな(笑) しかし結果から言うと起きていた甲斐があったと言えそうです。まずまず良い試合でした。しかも勝ちました。
 日本選手に隠せない疲労の色がみえていたとはいえ、中国は予想以上にまとまった好チームでした。中盤の寄せが速いし最終ラインもまとまってました。攻撃はやや単調でしたがトップの選手はそれなりに迫力がありました。アナウンサーが言っていたように事実上の決勝戦だったと言って良いでしょう。
 対する日本はと言うと、強行日程(条件は同じだから文句は言えないんだけど)による疲労の蓄積で、万全とは言えない状態です。
 序盤から日本が攻め込むものの、中国の中盤のプレスが速い! 日本もダイレクトパスを多用せざるを得ず(ま・それはそれで結構なんだけど)、決定的に崩すのはなかなか難しいという状況でした。
 やはりこういう展開だと流れは中国に傾きますね。半分居眠りながら見ていたので、どのような状況だったかよく覚えてませんが(汗)、とにかく中国に先制されました。そしてそれ程時間をおかずに同点においついた・・・ような気がしますが、やはりあまり覚えてません。とにかく1ー1で折り返したのは間違いないです。

 後半開始早々に中国にまたしても突き放されると、日本が目を覚まします。サトシも目を覚まします(笑) 後半10分ゴール前のFK。ポストに跳ね返された中村のシュートにすかさず詰めたのは西沢。この人日本人ストライカーとしては破格の迫力をもっていますが、襟を立てるのはやめた方が良くないかなあ(笑) それにしても中村の左足は実に見事ですね。『魔法の左足』まであと一歩といったところでしょうか。
 さらに5分後には好調明神のミドルが豪快に突き刺さり逆転。そこからも日本ペースで試合は運びましたが、得点するには到りませんでした。しかし日本守備陣が崩される事もなく試合終了。
 さてこれで決勝進出で万々歳・・・と言いたいところですが、恐れていた事がおこりました。なんと韓国がサウジに敗れてしまったそうです。
 日本選手の調子は間違いなく下り調子です。さらに今日の試合でほとんど全く意味のないイエローをもらったバカ粗忽者・稲本君は累積警告で出場停止です。しかしどれだけ日本の調子が悪かろうとも、主力選手を欠こうとも、あのサウジに負けるとは思えません。優勝は99%決定です。
 それにしても韓国はちょっと情けないんじゃないですかねえ・・・。今の状態でW杯間に合うのかなあ。


10月26日
 坂本龍一のアルバム「坂本龍一の音楽 Early Best Songs」をついつい(としか言い様がない)買ってしまいました。「THOUSAND KNIVES」とか懐かすー♪・・・懐かしいってもリアルタイムで聴いた訳じゃないっすよ。なにしろ3才位の時の曲ですから。ちょっと昔にはまってた時によく聴いたって事ですよ。いやいや、年ごまかしてる訳じゃないです(汗) ま、良いものは時間をおいても良いですね。

 さて今日は夜中の1時45分からサッカーを見なくてはならないので、さっさと寝ます。さすがに4時まで起きていてから仕事に行くのはきつそうですから。それにしても迷惑な話だよね、もうちょっと時間考えろよな(自分勝手)



10月25日
 アジア杯準々決勝、日本対イラク観戦。
 ここからが本番!・・と意気込んでの観戦でした。相手はあの「ドーハの悲劇」の相手であり、サトシは知らなかったんだけれど今までただの一度も勝った事のないイラク。
 さてさて試合前のそんな状況とは裏腹に、またしても楽勝試合でした。試合開始も早々にフラット3のクリアミス(ボランチの選手はどこにいっていたのやら・・)をつかれてまさかの先制点をイラクに許しました。「さてこりゃまずいかも・・・」と思ったんだけど、すぐに同点においつくと、あれよあれよと得点を重ねて4−1で勝利。最初の失点場面以外はほとんど危ない場面はありませんでした。
 この試合も非常に良かったのが名波。ロングボールがかなりの精度で有効だったし、なんといっても2得点したし。なんか絶好調ですね。
 それに比べると今大会やや調子が上がらないのが、五輪では凄まじい活躍をみせた稲本。持ち味の攻撃参加が影をひそめてしまっています。もともとボランチにしては上がりすぎる選手なだけに、ちょっと心配な感じもあります。今の状態なら明神の方がずっと良いですね。
 それにしても、なんでアジアのチームはこんなに弱くなっちゃったんでしょうか? 日本が強くなった以上に、アジア諸国が弱体化してしまった事は明白です。準決勝の相手は中国です。そして順当に勝ち上がったらおそらく決勝の相手は韓国でしょう(まさかサウジが上がる事はないだろうな・・・)。もっとレヴェルの高い試合をしてくれる事を期待します。


10月24日
 どうにも変化にとぼしい退屈な毎日です。今日は洗車をする予定だったんだけれど(日月火の3連休だったのです♪)、結局面倒になって中止しちゃいました。寒くなる前にやっとかなくちゃなあ。
 とにかくサトシは車というものに興味が持てない奴なので、車も汚れ放題です。またそれが気にならないんだよね。みんないつも車がピカピカなんだけど、一体何時洗車なんかしてるんだろう。不思議。

 東野圭吾「魔球」読了。うん、これはすごく良いですね。危うく泣くところでしたが、なんとか堪えました。この本は高校野球を舞台にしていますが、この人の書いたスポーツ関係のミステリー「鳥人計画」も面白かったです。それにしても『魔球』という語感にはかなり惹かれるところがありますね。



10月21日
 日本シリーズが始まりましたけれども、サトシはそれ程の興味はありません。ON対決だとか言われていますけれど、王さんも長島さんも少なくともサトシにとってはスーパーヒーローではないので特別な感慨はありません。でも巨人が勝つとTVとかが色々うるさくなるので、ダイエーに勝ってほしいですね。

 アーセン・ベンゲル著、岡田紀子訳「勝者のヴィジョン」読了。
 「勝者のエスプリ」の続編ですけど、まあ特に目新しい内容ではありません。フランスW杯の回顧とか2002年への展望とか、その辺りの事です。
 ベンゲル監督の顔を見るといつも思うんだけど、やはり名将と言われる監督の条件としては
気難しい顔が必須ですね。その点から言って日本シリーズは王ダイエーの勝ちって事で(笑)



10月20日
 最近は本を読むのもそこそこにDCの大作RPG「エターナルアルカディア」にはまってます。
 30時間以上かけてようやっと半分程おわらせたんだけれど、かなり面白いですね。お宝を探して空を飛び回るのは楽しいし、艦船での砲撃戦闘もいけますね。所謂やりこみ要素もありそうです。通常の戦闘がちょっとだらけるけれども、こりゃいい感じです。


10月18日
 ずいぶんと涼しくなってきて、サトシのおすまいの地域では今日は最高気温が20度をわったそうですね。北海道じゃ雪もふったそうですし、一気に寒くなりそうな感じもあります。・・・・んんん? 秋はどこにいっちゃったの?

 ジョン・ヴァーリィ著、浅倉久志 他訳「バービーはなぜ殺される」読了。最近サトシが挑戦中のSFですが、短編集なのでまあピンキリですね。もともとの話がピンキリなのか、あるいは翻訳者が複数人いるので各々の技量がピンキリなのかは判断しかねます。
 表題作「バービーはなぜ殺される」はまずまず面白かったです。完全に同じ顔をした人々が暮らす地域の中で殺人がおきた。殺された人も殺した人も目撃した人々もみんな同じ顔・・というような話ですが、まぁSFですからね。



10月15日
 アジア杯初戦日本対サウジアラビア観戦。
 うーん、一応強かったといって良いでしょうね。日本が4−1で前大会優勝国サウジを一蹴しました。「一応」と入れたのはサウジは見ていて気の毒になるくらいお粗末なチームだったからです。2002年W杯を見据えてチームを作りはじめたところなんだそうだけれど、このアジア杯にむけては全くなんの準備もしてこなかったのは明らかでした。
 さて試合は柳沢・高原のスタメンFWが各々1得点という異常事態(笑)で前半を折り返し。後半にはゴール前の美しい連係から名波のゴールで3点目、さらに途中出場お久しぶりの小野のゴールで4得点。終了間際に怠慢プレーとしか言えないミスで自殺点を与えたものの、結果は4−1での圧勝でした。7−0で勝っていたとしてもなんの不思議もなかった試合でしたが・・・。
 サッカーではよく『組織力』という言葉が使われますが、この試合を見ると『組織力』というものが如何なるものかがよく分かりました。
 速いパス回しと動きだし、有効なスペースへの走り込み、中盤の選手の攻撃参加等の多彩な攻撃を披露する日本に対して、サウジの攻撃は縦へのドリブル突破一本槍でしかも周りの選手の反応は遅いというレベルの低い攻撃でした。
 個人的に注目していたのは名波と川口と小野です。
 名波は良かったですね。攻め上がるタイミングが随分良くなっていたみたいだし、いかにもセリエA的な泥臭い守備をするようになってました。
 残り時間15分あたりで投入された小野も良かったみたいです。らしいプレーを見せたし、得点もしましたね。もうちょっと長い時間見ていたかったです。
 GK川口ですが、う〜ん・・。なんだかやっぱりイマイチ安定感に欠けるような気がして仕方がないです。オールスター戦を見た時に「勇気がなくなってしまった気がする」とか書きましたが、この試合でも同じ様な印象を受けました。この試合を完封出来ればまた違ったモノを感じれたかもしれないけれど、終了間際に凡ミスで自殺点・・・・。うーん。あ、それと川口にはもう一つこれは声を大にして言いたい事なんだけど
オールバックはやめた方が良いんじゃない?
 ま、相手の出来はたしかに悪かったんだけれど、日本の出来が良かった事も事実です。一試合見ただけでアレなんだけれど、これなら優勝しても不思議はなさそうですね。
 あ、肝心のトルシエ君についてですが、これだけ相手が悪いとまあ監督は必要ないですね。日本選手のコンディションを良好な状態にもってきた事に関しては評価しますけれど。


10月13日
 ついにと言うべきか、ようやくと言うべきなのか、イチロー選手がメジャーリーグに挑戦するそうですね。ま、彼の能力ならばなんの問題もないでしょうね。素晴らしい活躍を期待します。
 オリックス球団から提示された、5年30億という条件(こんな条件出す方もどうかしていると思うけれど)を蹴ってのメジャー挑戦だそうです。ま、そんなに金はいらないんだろうけれど、野球選手にとってメジャーリーグってそんなに魅力的なものなのでしょうか?
 それにしてもイチロー選手はいつも堂々としてカッコ良いですねえ。筋道をたてて話すので記者会見なんかでも立派に見えます。とてもそれ程年齢がかわらない人だとは思えません。


10月12日
 どうも日記を書くのもさぼりがちになってますね。それはただそれ程までに変化にとぼしい日々だという事もあるのだけれど、基本的にはサトシのなまけ癖のせいです。ちょっと前まで毎日きっちりと書いていたのがなんか信じられないです。我ながら。

 チャラのニューシングル「大切をきずくもの」を買いました。だいぶ前から「午後の紅茶」のCMソングで流れている曲ですね。今はオードリー・ヘプバーンのばっかですけど、ちょっと前はチャラ本人も出演してましたね。かなり個人的で特殊な意見だとは思いますが、オードリーに負けない位可愛いかったです(爆) それはともかくこの曲はすごくすごく良いです♪

 アーセン・ベンゲル著、岡田紀子訳「勝者のエスプリ」読了。
 かつて最弱チームと言って差し支えなかった名古屋グランパスを一気に強豪チームに育て、現在はイングランドプレミアリーグ・アーセナルの監督として『プレミアの読売』マンチェスター・ユナイテッドに挑む名将ベンゲルの著書です。
 名古屋のサポーターの間ではもはや神格化された存在であり、日本代表の監督に推す声も大きいベンゲル監督ですが、どうやら結構日本びいきな人みたいですね。けっこう日本の事を持ち上げてくれますが、多分お世辞だけではないでしょう。好きなんですね、きっと。
 たしかヨハン・クライフも同じ様な事を言っていた気がするけど、日本サッカーに必要なのは優秀な指導者の育成できるシステムだそうです。そんな問題簡単にはいかないよなあ・・。
 ところでこの本サトシがずっっっっっと探していた本で、見つけた時は飛びついたように買ったのですが、何故か最近あちこちの書店で見かけるようになりました。ひょっとして近々文庫化されるとか言うんじゃないだろうな・・・(汗)



10月10日
 なんだかよく分からないけれども、ここ数日間掲示板が繋がらなくなっているみたいですね。 ま、しばらくそのままにしときましょ♪ なんかなげやりだよな・・。

 柴田よしき「遥都 渾沌出現」読了。「炎都」「禍都」に続くシリーズ3作目です。途中からなんか嫌な予感がしていたんだけど、やっぱりまだ完結しませんでした。なんかダラダラと間延びしてきちゃいましたかね。とは言え続きが出たらきっと読むのだろうけれど。



10月7日
 今日と明日は地元のお祭りです。
 サトシはお祭り青年ではないですけれども、毎年応援にかり出されます。青年に入れっていう勧誘もしつこくあるんだけれど、手筒花火なんかの準備なんかでかなり時間とられそうなのでお断りしております。だいたいお祭り青年はどう考えてもサトシのキャラとは合わないしね。
 お祭りが終わった後は一日使い物にならない位にぐったりと疲れちゃうんだけど、楽しいんだよねえ♪ 今年は腰痛をおして頑張りましょ(笑)

10月5日
 最近ヒゲののびかたが早くなってきました。もともとヒゲが濃ゆい方ではなかったので、「会社に行く日はヒゲを剃らない」というポリシーを勝手に定めて、ひどい時には3週間位はのばしっぱなしにしてました。
 でもこのところは一週間仕事しただけでもけっこうモサモサとのびてきて、ちょっとしたアウトローというような風情になっちゃいます。
 うふふ・・。このまま5年くらいしたら、ペンションのオーナーか北海道のマタギみたいになれるとみた(笑)


10月4日
 ここ数日腰痛で苦しんでいました。
 以前から忙しくなって疲労がたまると、まず腰が痛みだしていたんだけれど、今回のはちょっとひどくて日常の動作にも苦労するくらいでした。そういう訳でこの週末は日記を書く事もさぼって、寝たきりのまま本を読んだり久方ぶりにゲームをやったりしてダラダラと休養しました。さすがに丸二日ごろごろしていると一気に年をとった気がしてかなり嫌ですね(汗)

 柴田よしき「炎都」続編「禍都」読了。京都を舞台にした長編SFです。ほとんど何も考える必要がなくて好きです。「ゴジラ」とか「ガメラ」とかの怪獣映画でも見ているような感じでした。面白いですね、長いけれど。

 金子達仁「いつかどこかで」読了。スポーツ誌「Number」に連載されていた(らしい)エッセイ集です。基本的にはサッカー関係の内容が多いんだけれど、この人いわゆる虎キチなのですね。某虎さんチームのペナントレース開幕から最終的に落ち着くべき位置にいたるまでの虎キチのファン心理が見えて面白いですね(笑)
 今年のプロ野球はもう実に面白くなかったけれど、虎さんチームのファンになれば毎年開幕が待ち遠しくなれるのかなあ? 毎年毎年春先にはぐわっと燃え上がって、半年後には暗く沈み込むというのはそれなりに面白そうではありますね。

めにゅうへ