サトシの日記21・4月

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4月30日
 先日、坂本龍一プロデュース(かな?)の「ZERO LANDMINE」を購入しました。地雷ゼロキャンペーンみたいなので、販売収益の全てが地雷除去費用に回されるんだそうです。ビッグネームのアーチストが多数参加してます。
 坂本龍一は好きだし、参加メンバーも、なんか大好きな人がいっぱいいるんだよね。チャラとか、ミスチルの桜井和寿とか、佐野元春とかね。他にもいっぱいいるんですよ。
 このCDを買った時は、そういうミーハーは気持ちだったんです。

 今日、TVでこの特番を見ました。
 激しく心を揺さぶられました。
 
 地雷というのが憎むべき兵器だという事くらいは解ってました。その(暴力の)持続性、その無差別性。
 今日見たTVでその残虐性も知りました。対人地雷というのは、人の命を奪うのではなく、人が動けなくなるようにする為の兵器なのだそうです。戦場で片足を無くした兵士を救助する為には元気な兵士が2名は必要、そういう狙いのえげつない兵器なのだそうです。
 そういう悪魔の兵器が、数限り無くうまっているのだそうです。

 アフリカの現状を写した映像はインパクトがありました。カンボジア(だったかな?)の少女の場面では危うく泣きそうでした。マジ泣きの半歩手前でした。
 サトシは地雷排除のためにこのCDを買ったわけではありませんが、現在は100%の排除を望みます。

「緑の草原を、血みたいな赤に塗ったのは誰?
 広い大空を、悲しみの青に塗ったのは誰?
 強い風が、恐れと怒りを運んできたよ
 そして風が明日を奪っていったよ」

 坂本龍一とも親交の厚い村上龍の訳詞ですが、なんて悲しい詞なんだろう。



4月29日
 さあ、中盤戦最大の山場、ジュビロ磐田との対戦です。グランパスとジュビロの勝ち点差は4。なんとしてもここで勝って差をつめたいところです。
 前半はたがいに激しくぶつかり合うスリリングな展開。先日のスペイン戦が近年稀に見るつまらない試合だった事も手伝ってか、非常に興奮しました。おたがいに絶好のチャンスを2つほどはずしあって、前半は0−0で終了。
 後半15分、ここまで嵐の様なジュビロの攻撃をしのいできたグランパス守備陣ですが、ついに高原に先制ゴールを許します。そしてこの日(いつもだけど)激しいマークを受け、FK以外ではチャンスをつくれないピくシーを岡山に交代。結果的にはこれで切れました。
 たしかに今日のピクシーはあまり調子が良くなかったです。しかしながらグランパスの攻撃の99%までは、ピクシーを経由して行われるのが現状です。せめてもう1人攻撃の起点になれる選手がいれば・・・。
 一方ジュビロの中盤はまさに黄金の中盤です。名波のパス、奥のドリブル、藤田は両方上手い。さらにダブル・ボランチの服部、福西もチャンスと見るや思いきって上がってきます。5人の中盤はそれぞれにチャンスを造り、フィニッシュも決められる選手達です。加えてトップの高原、中山の決定力。はっきり言って手が付けられない程、すさまじい攻撃力です。
 試合はさらに中山、高原のゴールで結局3−0の完敗でした・・・。
 グランパスは大森、平岡の両サイドバックが守備におわれ、まったく攻撃参加出来なかったのは痛かったです。さらに終了間際、主審の判定に怒りを露にしたCB古賀が2枚目のイエローで退場。馬鹿が・・・。
 残念ながら、実力が違います。ジュビロ強すぎます。よほどのアクシデントに見舞われないかぎり、このまま走ってしまうでしょう。

 ま・気をとりなおしていきましょう。次の5月3日瑞穂でのセレッソ大阪戦は応援に行ってきます。晴れるといいなあ〜。



4月26日
 サッカー日本代表対スペイン代表観戦。
 午前4時30分起床。(当然ながら)誰もいない寮の食堂で、珍しくコーヒーを飲みながらの観戦。仕事前なのでさすがにビールじゃありません。いっそ酔いつぶれてしまえれば良かったのに・・・。
 先月のフランス戦での守備崩壊をたてなおしたかったのでしょう。フラット3に加えて、両ウイング波戸と服部もかなり守備的な位置どりです。ま・フラット5(フラットってわけでもなかったけど)ですね。さらに名波、伊東、稲本も守備重視。攻撃は中田と高原でなんとかしてくれいって感じです。
 とにかく点を取られない事。0−0の引き分けねらい。あわよくばなにかの間違いで1点取れたらラッキー、とそういう試合だったんですね。
 それは別に良いのです。格上の相手との対戦で守備的にいくのは常道だし、攻撃的なフラット3以外のバリエーションが必要なことも明白。勝てない試合を引き分けに持ち込む事もとても重要です。
 前半はねらい通りに0−0でしのぎます。GK川口のファインセーブもいくつか飛び出しました。今日は川口君当たり日でした。DFにはペナルティエリア内ではうかつに飛び込むまい!、というような意識はあったみたいです。
 ハーフタイムの間に3杯目のコーヒー。サトシは普段はほとんどコーヒーを飲まないので、試合内容との相乗効果で胃がキリキリと痛みます。
 頭では分かっているのです。「これでいい、これでいい・・・」と低くつぶやきながらも、心の底の方でうごめくイライラを抑える事が出来ません。守備的にいくというのは、得点を狙わないというのと同義なのか? 前半守備を固めるのは後半の一発を狙うための戦術じゃないのか? 最終的な目標は勝利じゃないのか? 
 欧州の強豪とアウェ−で引き分け。たしかにそういう経験は必要なのでしょう。しかし応援する者はどうしたって勝利を期待します。得点が入る可能性がまったくない、つまりは勝利する可能性がまったくない、そういうチームの応援をするのは苦痛です。このやりきれないジレンマ。
 後半もただただ耐えるのみの試合。トルシエ君の選手起用は守備の選手をいれるばかり。
 90分を過ぎロスタイムに突入。ロスタイム5分。どこからどう見ても、あきらかに長い。理不尽な程に長い。ユーゴ人の主審だったんだけど、どうもスペイン寄りの笛を吹いてました。
 そして92分。悪夢の失点。この試合の意味がほとんど失われた瞬間でした。目論み通りの0−0引き分けを目の前にして、ロスタイムでの失点。絶対に許してはならない失点でした。この1点でこの試合は「日本の弱さ」を見せただけのものになってしまいました。僕の貴重な睡眠時間もまるっきりの無駄になってしまったんですね。はっきり言って0−5で大敗したフランス戦の方がましでした。少なくともあの試合からは得られるものがあったはずです。選手達は、そして監督は、今日の試合で何を得ただろう?
 「アホくさ・・・」
 試合終了のホイッスルを聞いた瞬間、思わず口にしてしまいましたが、100%偽らざる心境です。あ〜、アホくさ・・・。


4月24日
 自民党の総裁が新しく決まったみたいです。ここ一週間ばかり、4人の候補者が仲良く揃ってTVに出まくっていたので「なんなんだよ、こいつら・・・・。気持ち悪いなあ・・・」って感じで、かなり強い不快感をもってました。
 なんだか圧倒的な支持を得ての当選で「風がふいた!」とか言ってます。ふ〜ん、風がねえ・・・。でも、実際のところあの人そんなに信頼出来るの? ま.ポマード頭より少しは見栄えが良いとは思いますが。

 一志治夫「狂気の左サイドバック」読了。元日本代表選手で現在は解説者(タレントか?)の都並敏史のお話です。この本以前からずっと読みたくて探してたんだけど、ようやく見つけました。けっこう嬉しい。
 これを見つけた本屋は、スポーツ関係の本だとか雑誌だとかが充実していて、たまに興味をそそられる本を見つけるんだけど、なんだか店全体が雑然としていて落ち着きません。スポーツ系のコーナーだけは整然としているんだけど、その他は「ま・こんなもんでいいんじゃねーか」ってな雰囲気が漂ってます。経営者の性格がもろにあらわれていて面白いです。あと店員さんが仏像のように愛想がないです(笑)



4月22日
 久方ぶりにゲームがやりたくなったので、中古の「ジェットセットラジオ」を買ってきました。ホントは別にやりたいゲームがあったんだけど、最近ドリキャスのゲームを探すのがかなり困難になってます。だいたいコーナー自体が、目立たない苔が生えていてもおかしくないような場所にあるしね。「ちょっと申し訳ないですが、お店の一角に置かせてもらえないでしょうか・・・いえ、ホントに隅の方の目立たない所に、おかせていただけるだけでけっこうですから・・・」ってな声が聞こえてきそうです(笑)
 それはともかくとして「ジェットセットラジオ」はポップでクールでいかしてますね。めちゃめちゃ難しいですが・・。

 スティーブン・キング著、山田順子訳「デスペレーション」読了。キングの小説は久方ぶりですが、なんかあんまり面白くなかったです。キングといえば次から次へとこういうホラー小説を発表しまくる、ちょっと病的なイメージの作家ですが、実際の彼の写真見ると「うん、こいつなら書くかもな・・」と納得できます(笑)

 文・村上春樹、絵・安西水丸「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」再読。この「村上朝日堂」シリーズはホントに息抜きにはピッタリですね。実にくだらないです。
 この本の中には「全裸家事主婦」という話題が、何度か繰り返しでてきますが、これは想像するとけっこうすごいですよね。僕が結婚して、もしも奥さんが全裸で家事をする人だったとしたら、これはもう土下座してでもやめてもらうよう懇願すると思います(笑)



4月21日
 先週の頭に仕事でミスをやらかしてしまって、一週間肉体的精神的に非常にしんどかったです。自分で言うのもなんですが、サトシは平素から極めてミスが少ない人なので、たまにこういう状況に陥ると本当にものすごくすり減ります。ぐったり。

 書店で名古屋グランパスのオフィシャルイヤーブックを発見しました。その名もずばり「赤鯱軍団」。なかなかすごいタイトルではあります(笑)
 この中にピクシーのインタビューが載っているんだけど、ちょっとビックリするような内容がありました。
 ピクシーは94年に来日。初年度は生活環境、言葉、欧州と日本のサッカーの差、監督との軋轢等様々な要因がかさなって、ほとんど活躍の場はありませんでした。
 95年アーセン・ベンゲルが監督に就任すると、ピクシーはその輝きを取り戻します。最高のパフォーマンスでJリーグMVPを獲得。翌96年には天皇杯を初制覇。この頃のグランパスは本当に面白い、そして強いサッカーをしてました。ピクシーのその後の活躍は(知っている人は)知ってのとおりです。
 96年9月、惜しまれつつ名古屋を去り、イングランドプレミアリーグの名門アーセナルの監督に就いていたベンゲルがピクシーの元を極秘で訪れたそうです。目的はピクシーの引き抜き!! イングランドの名門チームでアンリやベルカンプ等、超A級選手とプレイするピクシーも見たくない事はないけれど、結局ピクシーは名古屋に残る事を選び、そしてそのまま現役最期の年を迎えました。
 それにしてもベンゲルがピクシーの引き抜きを画策していたとは、全然知りませんでした。ベンゲルといえば名古屋ファンのあいだでは神格化されている名将ですが、万が一ピクシーがベンゲルの誘いにのって名古屋を去っていたら、現在のベンゲル信仰はなかったでしょう。
 ピクシーはベンゲルを尊敬しています。現役引退後ユーゴの代表監督に就任するらしいですが、その前にベンゲルの元でコーチ業を学ぶというウワサもあるくらいです。そんな尊敬する監督の誘いを断って、名古屋グランパスに残り、そしてそのキャリアを終えるまでチームにつくしてくれた事を、グラファンとしては心から感謝したいです。
 それにしても我ながら、ピクシーの事を書きはじめると止まりません。その気になればこの10倍だって書けそうです。本当になんでこんなにほれちゃったのかなあ(笑)



4月17日
 久方ぶりにDCをいじってみたら、どういうわけかネットに繋がらなくなってました。瀕死のDCから通信機能を奪ってしまったら一体何が残るというのでしょうか?(爆) 「PSO」のリニューアル版みたいなのも出るそうなので楽しみにしてたんだけどね・・・。

 小野不由美「黄昏の岸 暁の天」読了。もう出ないかと思ってたんだけど、『十二国記』シリーズの最新刊です。書店で見つけた時は小躍りしそうになりました(笑)
 本作は「魔性の子」(こちらは『十二国記』の名は冠されていませんが)と表裏を成す物語です。僕は好きだからとても面白かったです。
 『十二国記』の舞台設定をちょこっと書いておきます。
 『十二国記』は『あちら側』にある十二の国の物語です。十二の国には、十二人の王と十二匹の麒麟がいます。麒麟は王に相応しい人物を選び、王に絶対服従を誓います。そして王の政を助け、国を支えます。王に選ばれた人物は仙籍を得て、寿命による死を免れます。王が仁政を敷けば王朝は何百年も続きますが、王が道を誤れば麒麟は病み、やがては死に到ります。麒麟を失った王朝は倒れ、国は麻のごとく乱れますが、やがて新たな麒麟が生まれ、新たな王を選び、新たな王朝を築きます。
 と、こんな感じの物語りです。中国の歴史モノに近い雰囲気がありますね。こんな設定なら(その気になれば)いつまでだって続けられそうですね(笑)
 それにしても漢字の多い文章だなあ(笑)



4月15日
 ちょうど一ヶ月前に切った右手の親指がようやく完治しました。病院にいってしかるべき処置を受けていれば(実際けっこう深い傷だったんだよね)、おそらくもっとはやく治っていたのだろうけど、ま・傷跡も残らなかった事だし結果オーライです。病院嫌いだしね。自分の傷をチクチクと縫われるのなんて、想像しただけでぞっとします。

 Sports Graphic Number編「Numberベスト・セレクション 4」読了。スポーツ雑誌「Number」の対談・インタビュー集です。競馬の武豊とスケートの清水宏保のインタビューが面白かったです。こういうの読むとよく分かるけど、トップ・アスリートって呼ばれる人達って、だいたいにおいてみんな頭が良いんだと思います。

 群ようこ「ヤマダ一家の辛抱」読了。ホームコメディっていうんですかね。ブラック・サザエさんっていうんですかね(言わないっすね)。ここのところ内容・重量ともに重たい本ばかり読んでいたので、大変気持ちよく読めました。



4月14日
 今回の(ていうかまたしてもですが)totoはぐずぐずでした。今回は鉄板予想4試合のうち東京ヴェルディ対柏レイソルの試合をはずしたのが痛いですね。でもまあこの買い方でしばらくは通そうと思ってます。
 
 よっしゃ!! グランパスは天敵鹿島アントラーズをくだしました。Jリーグ1年目の開幕戦でジーコとアルシンド(なつかしいですね)にむちゃくちゃやられて以来、とにかく苦手としていたんですが、なんとか競り勝ちました。これで5試合負けなし。次は中盤戦最大の山場ジュビロ磐田戦です。ここで勝てれば、本当に優勝もありますね。
 そのジュビロ磐田ですが、セレッソ大阪相手に大逆転で5連勝です。前半0-2で折り返して、後半に3点とるんだから凄まじいものです。
 圧倒的な攻撃力で相手守備をものともしないジュビロを、ここまでなんとリーグ最小失点のグランパス守備陣がどこまで持ちこたえられるかってところでしょう。とにかく我慢して我慢して我慢して、ピクシーのピンポイントクロスで1-0・・・・とはいかないかなあ・・。 


4月13日
 ありゃ、中日はいつの間にか巨人に追い抜かれて2位になってますね。ま、順当といば順当なんですけど。
 それにしても松井の打撃はエライ事になってますね。とてもじゃないけど同じ日本人とは思えません。まさに怪物。

 ダン・シモンズ著、酒井昭伸訳「ハイペリオンの没落」読了。昨年の暮れに読んだSFの傑作「ハイペリオン」の完結編です。前作を読んでからちょっと時間が空いているので、登場人物とか舞台設定とか忘れてるとこも多いです。それにサトシはSFというのは苦手科目なので、所々・・どころじゃなくかなり大量の理解不能用語が出てきます。
 しかしそういうマイナス要素を差し引いても、この作品は面白いと思いました。なんというか良い雰囲気があるんですよね。
 ところでこの本を買ったのは普段あまり立ち寄らない書店でした。探していた本をたまたま寄った書店で発見して「ラッキー♪」とか思ってました。そして一週間後、いきつけの書店で文庫化されてるのを発見しました・・。なんだか人生無情って感じ。



4月10日
 お、こりゃすごいぞ! 4日も続けて日記書いちゃった(爆)

 松岡圭祐「千里眼 洗脳試験」読了。「千里眼」シリーズの新刊ですけどね・・・・。はっきり言っちゃいますが、このシリーズ段々つまらなくなってきてます。(「催眠」はシリーズじゃないから置いといて)「千里眼」はメチャクチャな話だけど面白いです。「ミドリの猿」「運命の啓示」(これは2冊で完結です)はメチャクチャな話で、まずまず面白いですが腹もたちます。本作はやはりメチャクチャな話で腹がたって、しかもほとんどおもしろくありません。このシリーズまだ続くかもしれませんが、ていうか間違いなくそのうちでるでしょうけど、次作を読むかどうかはかなり怪しいです。
 ところで「催眠」の主人公で、「千里眼」シリーズにも登場する嵯峨という登場人物がいます。映画・ドラマ「催眠」ではSMAPの稲垣吾郎が演じていました。はまってると思いました。
 しかしながらこの嵯峨氏登場する最初の作品「催眠」では、彼はもっと骨太のマッチョな男だったのです。
 それが「催眠」が映画化された後で書かれた「千里眼」では、吾郎ちゃん風の優男に変身してました。あまつさえ、本作「洗脳試験」においては、『嵯峨=吾郎似の優男』をネタにしてるんですよね・・。吾郎ちゃんがかなりはまっていたのは分かるんだけど、なんと言うか自分が創ったキャラクターへのこだわりとか誇りとかいうのはないのだろうか?



4月9日
 毎日同じようなネタでアレなんですが、totoを買いにいった時のお話。
 今日はいつもとは違うところで購入しました。たまたまのぞいた電器屋さんが取り扱っていたので、ついでに買っちゃいましょってところです。
 いつものように予想を終えて、カウンターのおばちゃんに提出。
おば「totoの会員カードはお持ちですか?」
サト「いいえ」
おば「ではなにか年齢を証明出来るものを・・・」
サト「は?」
おば「ですから免許証等年齢を証明できるものを、お見せいただけますか?」
サト
「はあ??」
 何事かと思いました。まさか25にもなり威厳すら漂いはじめたこの僕が、今日はたまたま無精髭を剃っていたとはいえこの僕が、19以下に見えたのでしょうか?
 あるいは彼女はガチガチ石頭のおばちゃんなだけで、とりあえず誰がきても決まり文句としているのでしょうか? 脂ぎったおっさんにもよぼよぼの婆さんにも、とりあえず同じ事を言うのでしょうか?
 財布の中にそういうモノがないか確認したんだけど、以外とないものなんですね。免許証は車におきっぱなしです。
サト「ちょっと持ってないんですけど・・。車の中になら免許証が置いてあるんだけど・・・」
おば
「じゃ、お預かりしておきます」
サト「・・・・お願いします・・・・・」
 結局駐車場まで戻って、あらためて免許証を提示したうえで、ようやく購入出来ました。なんて馬鹿馬鹿しいんだろう・・。
 でも良いのです! 僕は男のくせに実年齢より若く見られとすごく嬉しいのです!! だからあのおばちゃんの言動がコンピュータ的石頭からくるものでも、おばちゃんの視力が著しく悪かったとしても、あるいは単なるいやがらせでも、とにかく良いのです! すごく嬉しいのです!!!(笑)

 佐藤愛子「血脈」読了。大作です。疲れました。でも60歳過ぎたお婆さんがこれだけのものを書くというのは、かなりすごいですね。物語中とおりのパワフリャな人なのでしょうね。 



4月8日
 ううむ。惜しかった。
 今回のtotoは13試合中10試合的中でした。あと一つで3等だったんだよね。今回は引き分けがなかった為にぐぐぐっと的中率があがって3等ではわずか
370円の配当だったのですから、元本割れなんですけどね(笑) でもやっぱり悔しいなあ。
 ここまでは波乱と堅実という結果が交互に繰り返される傾向にあるみたいです。次回は1億狙っとく!? いかがです?奥さん!!(意味なし)


4月7日
 Jリーグ鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田観戦。
 序盤戦最高の山場です。ここまでただ1チーム3連勝で走るジュビロ。対する鹿島は調子が上がらないとは言え、3冠王者の意地でなんとか止めたいところです。図式としては恐るべき攻撃力を誇るジュビロを、こちらも鉄壁の鹿島DF陣が止められるか・・という事になります。
 前半開始早々にGKのミスとやや怪し気なジャッジが重なって鹿島が先制。「こりゃ面白くなってきたぞ」と思ってたところ、直後に鹿島の一瞬の油断をついたFKから高原のゴールで同点。
 派手な出足でしたが、そこから試合は予定通りの展開へ。中盤から嵐の様に襲いかかるジュビロを、反則覚悟で止めに入りつつ機を窺う鹿島。ただし鹿島の攻撃はビスマルクの不調もあってか迫力はありませんでした。前半は1-1で終了。
 後半にはいると絶対に勝ちたい鹿島は攻撃にうつりました。しかしこれが裏目にでます。10分程は良い形で攻め込みましたが、そこを凌いだジュビロのカウンターからゴールをゆるします。これで一時的に鹿島が切れました。去年の鹿島からは信じられない様なパニック状態に陥ってしまいました。そしてDFの要ファビアーノが2枚目のイエローで退場。ここで勝負あり。鹿島もスーパーサブ本山を中心に必死の反撃を試みますが、結局ジュビロゴールをこじ開けるには到らず、2-1でジュビロの勝利。ストップ・ザ・ジュビロ成らず。
 それにしてもジュビロ磐田の強さには驚かされます。どのチ−ムが止められるのか・・・。現時点ではちょっと想像出来ません。

 イチローが6打数4安打でメジャー初HRも飛び出したそうです。野茂も佐々木も新庄も、みんな頑張れ!


4月4日
 ずいぶんと寒い日が続きます。花冷えというやつですが、ほぼ満開の桜の花もタイミングを間違えたみたいで居心地が悪そうですね。

 先日職場で定年退職をむかえた方の送別会がありました。大勢でやる宴会というのはおそろしく退屈なものですけど、およそ40年働き続けた人を送るというのは、やはりそれなりの感慨というものがあります。不器用な最後の挨拶を聞きながら「この人達は僕が産まれるず〜っと前から働いてたんだよな・・」とか思うと、ただ頭がさがるばかりです。お疲れさまでした。

 中田英寿・小松成美「nakata.net 2000」読了。中田英寿公式サイトからのいわゆる「ヒデ・メール」第2弾です。具体的な期間としては、ASローマへの移籍直後からシドニー五輪を経ての1年間です。
 先日のフランス戦では日本人でただ1人、それなりの動きを見せた中田英寿。以前からさんざん囁かれる彼の移籍問題ですが、ローマのセンシ会長も移籍を容認する発言をしたし、そろそろ具体的な話が出てきそうな気配です。僕は今年ローマでスクテッドを獲得してからの移籍かと思っていたんだけど、諸問題があってシーズン途中移籍もありそうです。どこに移籍しても良いですけど、やはり試合に出れるチームに行くのがなによりですよね。
 ところでこの本は別のちょっと重たい本と並行して読みました。昔は別々の本を同時進行で読みすすめる事なんか出来ませんでした。ビールを飲みながら本を読む事も、音楽を聴きながら本を読む事も出来ませんでした。器用になったのかなあ。