サトシの日記21・7月

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7月30日
 ちょっと体調を崩してました。先週は信じ難い程の猛暑で、土日はそれが嘘みたいな過ごしやすい日。で、月曜日になったらまた暑くなりましたが、土日の休みが楽だった反動がきたのでしょうか? 今日は耐えきれなくて、会社を半日で早退しました。こんなのは入社して以来初めてです。みなさん、体調には気をつけましょーね。

 川崎草志「長い腕」読了。うん、なかなか面白かったです。あの「黒い家」を彷佛とさせる内容でしたが、やはり多少は見劣りしますかね。「黒い家」の終盤の怖さは、これでもかこれでもかと言わんばかりの圧倒的なものでしたが、この「長い腕」はそれと比べるとちょっと淡白でした。ま、好みの問題かもしれないけどね。面白かったですよ。



7月25日
 え〜、ピクシー関連の日記はとりあえず今日でやめます(笑)
 23日にピクシーは離日しましたが、それを待ってましたとばかりに、恒例グランパスごたごた人事です。
 監督のジョアン・カルロスが緊急更迭されました。
 カルロス監督とそりが合わなかった、大岩、平野、望月の主力3選手を放出したのは昨年の事です。日本代表級の3人を放出してまでまかせた監督を、10勝3敗2分の3位の成績を「成績不振」として辞めさせるのだそうです。へえ、そうですか・・・。
 それにしても、ピクシーがいなくなった途端にこのドタバタ劇の噴出ですよ。1グランパスファンとして、心底ピクシーに申し訳ないと思います。
 新監督はミウラさんという人です。全然知りません。ま・頑張ってください。ピクシーがいなくたって、サトシはグランパスを応援しますよ。

 ピクシーの写真集(!)が8月8日に発売です。買います。
 ピクシーのスペシャルDVDが秋に発売されます。買います。DVD見れる環境も、秋までには整えます(笑)

 はい、これでピクシーならびにサッカー関連の日記はしばらく終了。・・・それ以外に書く事あるかなあ・・・(笑)



7月22日
 エ〜ッッ!? マジかよ?? 
 昨日の日記で書いたピクシーの引退試合のチケットですが、インターネット販売分がすでに売り切れてました。わずか半日で売り切れるとは予想をはるかに超える売れ行きです。でもこの試合は死んでもみたいです。仕方ないからコンビニで買ってこよっと。

 ・・・3時間後・・・
 信じられません。コンビニでも売り切れてました。店員さんによると指定席は朝10時の段階ですでに売り切れていたそうで、サトシがいったときにはすでに自由席も完売していました。
 甘かった。サトシともあろうものがピクシー人気を甘くみすぎていたのです。考えてもみれば、アウェ−の東京であれだけの観客がはいっていたのです。はっきりいってしまうと、あの観客のほとんどはピクシーの勇姿を見に行っていた訳ですから、引退記念試合の人気が高まるのは当然の事だったのです。それにしてもスマップのコンサートのチケットをとろうってんじゃないんだから・・・・。
 サトシ痛恨の大チョンボです。ごめんよ、ピクシー・・(涙) あとは・・・ダフ屋か・・・・。ダフ屋ってどのくらいふっかけてくるんでしょう? 御存知の方いらしたらお教えください。



7月21日
 ついにピクシーの公式戦ラストゲームです。
 すごかったですね。アウェ−の東京スタジアムでのラスト・ゲームになりましたが、名古屋のファンの方が圧倒的に多かったです。サトシの見た感じでは8対2以上の割合で名古屋ってところでしょうか。こんなに愛されてたんだね、ピクシー。
 試合は満員のお客さんに押されるように名古屋ペース。前半2分と前半終了直前という理想的な得点で2ー0。さらに後半ピクシーのヒールでの見事なアシストから3点目。3ー0で名古屋の快勝。ピクシーのラストに華を添えました。
 試合後は4万超のピクシーコール。うらやましいなあ。サトシもスタジアムでピクシーのラストを送りたかったですよ。
 祖国からは遠く離れた日本で、7年間にわたって華麗に舞いつづけた妖精がついにスパイクをぬぎます。
 Jリーガーの皆さん、ピクシーの教えてくれた勝負にこだわりながらも楽しいサッカー、少しでも近付けるように努力して、もっともっとJリーグを盛り上げてください。
 サッカーファンの子供達、ピクシーが見せてくれたプレー忘れないで。いつか日本の子供達から第2の妖精が生まれる事を期待してます。
 名古屋のファンのみなさん、ついにピクシーは名古屋を去りますが、これからもチームを応援しまよう! ピクシーの残してくれたものは、いつまでも僕達の胸で生き続けます。
 何度でも何度でも言いたい。ありがとう、ピクシー。さようなら、ピクシー。そして本当に長い間お疲れさまでした。名古屋の10番は永遠にあなたのものです!!
 ドラガン・ストイコビッチ・Jリーグ公式記録。184試合出場、57得点、98アシスト、警告73回、退場13回。ちなみに警告と退場回数はNO.1です(笑)

 と、また熱く書いてしまいましたが、実は10月には引退記念試合が豊田のスタジアムで行われます。ピクシーがかつて在籍したユーゴの名門、ベオグラード・レッドスターを招いての特別な試合です。しかもこの試合ピクシーは前半はレッドスターの選手として、後半は名古屋の選手として試合に出場するそうです。絶対見逃せない試合です。ちなみにチケットは明日販売開始です。



7月20日
 今週にはいって気付いたんだけど、ようやく蝉が鳴きはじめましたね。みーんみんみんみんみんみんみんみんみみんみんみと、まあ飽きもせずによく鳴きます。
 彼等はそんなに必死になってまで、一体何を主張しようというのでしょう? 実は彼等は人類の存在を根底から覆すような秘密を知っていて、つかの間の生あるうちに、それを我々に教えようとしているのではないのでしょうか? あるいは只々鳴き続ける事こそが、蝉としての存在の証明なのでしょうか?
 はい、わかってます。蝉はどんな秘密も握ってはいませんね。存在の証明もくそもありません(笑) 蝉というのは夏になれば鳴くものなのですね。ただ鳴くだけ。意味なんてありません。みーんみんみんみんみんみんみんみんみんみんみんみんみんみんみん。あー、うるさい。

 小野不由美「華胥の幽夢」読了。「かしょのゆめ」です。『十二国記』シリーズの最新刊ですね。今回は短編集ですが、やっぱり面白いです。理想に燃える聡明な王を戴き、それぞれに理想の国を造る事を夢に見ていたのに、何処かで歯車が狂いゆっくりと倒れていく国を描いた「華胥」は、少し物悲しくて好みの話です。



7月17日
 土曜日の試合から帰ってくる終電の中での出来事。
 いまだ感動おさまらぬサトシの斜向かいに、おばちゃんが座ってました。年のわりには派手な化粧をした、安スナックのママみたいな感じのおばちゃんでした。
 最初は気付きませんでしたが、何かが視界の隅でチラチラと動いてます。よく見るとうとうとしているおばちゃんの手元で、もそもそと動く毛玉が。毛皮の小物みたいなものかと思ったら、そのものずばり犬でした(笑) どうみても盲導犬やら聴導犬やらの介助犬ではなく、愛玩動物としてのわんちゃんです。動かぬ証拠に頭にリボンがついていました(笑)
 日本盲導犬協会の定めるところの『盲導犬心得』に明記されています。「ひとつ、他種の愛玩動物との区別を明確化するため、盲導犬たるもの必要以上に華美な装飾品を身につけぬ事」・・・・というのは嘘です。言うまでもなく。
 結局しばらくして車掌に注意を受けたおばちゃんは、「あら、そうなの? しかたないわねえ・・」って感じで、バッグの中に入れていた犬の頭にタオルをのせて、決まりが悪そうにしてました(笑) ま・田舎の終電でたいして乗客もいないから、愛玩用のわんちゃんが乗ってても迷惑でもないんだけどね。

 冗談で考えてた『盲導犬心得』。
「ひとつ、盲導犬たるもの主人の指示には絶対服従の事。ただし指示の内容が生命に関わる内容、盲導犬としての能力の範囲を大きく逸脱する内容である場合勇気をもってこれを断る事」
「ひとつ、盲導犬たるものみだりに吠え声をたてぬ事」
「ひとつ、盲導犬たるもの他種の動物とのいさかいは極力避ける事」
「ひとつ、盲導犬たるもの主人以外から与えられた物は決して食さぬ事」



(以下十五条続く)

「以上の条項を常に念頭に置き、盲導犬としての責務を誇りをもって遂行する事」

 全然意味ありません。100%意味のない冗談です。なんか我ながら分裂症気味かも(笑)



7月16日
 いや〜・・・、熱いですね。狂ってますね、サトシってば(笑)

 ピクシー関係の本がけっこう出版されてます。もちろん名古屋周辺は特に盛り上がってるんだけれど、サトシの住んでる田舎の書店でも、こぢんまりとした『さよなら、ピクシー』コーナーが設けられてたりします。愛知県あたりだけなのかな? と、いうわけでピクシー関連の本を2冊。

 ピクシー担当記者編「ありがとう、ストイコビッチ」読了。
 特に目新しい事はありませんね。狂ってる人だけ読んでください(笑)

 ドラガン・ストイコビッチ「セブン・イヤーズ・イン・ジャパン 〜僕が日本を愛した理由〜」読了。
 ピクシーの著書です。もちろん永久保存版ですよ。狂ってなくても保存しましょう(笑)
 ところで、この本のタイトル「セブン・イヤーズ・イン・ジャパン」ですが、なにを隠そうサトシがピクシー引退にあたって書こうと思っていた文章(つまり昨日の日記のようなやつね)のタイトルとして採用しようとしていたもの、ズバリそのものです。書店で見かけた時「え?? なんでサトシの私的な本が文庫に???」とか馬鹿な事を思いました。完全に狂ってます(笑)



7月14日
 ついに、この日がやってきてしまいました。ピクシー、ドラガン・ストイコビッチのホーム瑞穂陸上競技場でのラストゲームです。
 天気は快晴。暑い、そして熱い熱い1日になりそうです。

 電車の中でピクシーの最初で最後の著書「セブン・イヤーズ・イン・ジャパン」を読みながら、彼の思い出が次々とあふれてきました。
 90年イタリアW杯で、あのマラドーナをも凌ぐ活躍をみせ、一躍世界にその名を轟かせたピクシー。その天才が膝の故障や、当時所属していたチームの八百長騒ぎによる2部リーグ降格等の騒ぎから逃れる為、生まれたてのJリーグの、その中でもリーグのお荷物チームであった名古屋グランパスに入団したのは94年の事でした。
 しかしピクシーとて当初からその実力を披露出来たわけではありません。公式戦初戦ではわずか18分で2枚のイエローカードをもらい退場。審判の判定への不満。日本人選手とのレベルのギャップ。相手選手からの度重なるラフプレー。監督との確執。チームメイトのプロ意識の低さ。そういうものに悩まされ続けました。
 そして95年、転機が訪れます。名将アーセン・ベンゲルの監督就任です。ベンゲルの就任で「当初は半年で日本を去るつもりだった」ピクシーは名古屋に残ることを決意します。
 そこから先は御存知(じゃないかもしれないけど・・汗)の通り。妖精はその輝きを取り戻し、ピッチを華麗に舞い踊りました。
 豪雨の長良川陸上競技場。『伝説』のリフティング・ドリブルと、「こんなずぶ濡れのピッチはサッカーをするとこじゃないよ」と言わんばかりの平泳ぎのパフォーマンスを、同じ試合の中でしてみせたピクシー。その技術と人間臭さ。
 自分にだされたイエロー・カードを審判からひったくって、「お前のジャッジこそ警告だ」と審判に突き付けた、なんて問題の場面もありましたね。
 95年シーズンには優勝チーム以外から、史上初めてMVPとして選出され、さらに天皇杯に優勝。
 ベンゲルが去った後も、ピクシーは日本に残ってくれました。ベンゲルからの誘いも蹴って、名古屋に残ってくれました。欧州でプレーしていれば、ユーゴ代表としての試合の出場だってずっとずっと楽だったのに、彼は名古屋を選んでくれました。そして地獄の欧州〜日本間の往復生活をしながら、常に最高のパフォーマンスを披露してくれました。
 99年、NATOによる祖国ユーゴへの空爆。それまでの選手生活を誰よりも政治によってかきまわされながらも「スポーツと政治は別のもの」と言いつづけてきた男の、たった一度のピッチ上での抗議行動。アンダーシャツに書かれた「NATO STOP STRIKES」の文字。
 ユーロ2000、Jリーガーであるピクシーを卑下して使わないユーゴ代表監督との確執。そしてスロベニア戦0−3とリードされ、さらに退場者を出すという絶体絶命のピンチから、『奇跡の6分間』での同点劇を演出し、その実力を如何なく世界に示してみせました。
 どのプレーも、どのパフォーマンスもサトシの胸に焼き付いています。
 そんなピクシーを見れるのも、今日が(おそらく)最後なのです。

 5時半瑞穂入り。試合開始1時間半前にもかかわらず、すでにグランパスサイドのゴール裏は完全に埋まっています。
 沈みゆく夕日を眺めながら、ビールをちびちびと飲む。そういえばサトシはナイト・ゲームは初めてです。今日は試合後に引退セレモニーがあるはずなので、終電に間に合うかちょっと不安ですが、最悪こちらで一泊も覚悟できました。
 試合開始前には競技場内は超満員。まさに立錐の余地もありません。しかも対戦チームのサンフレッチェ広島のサポーターは、ゴール裏に陣取ったせいぜい50人足らずのものでしょう。この真っ赤にそまった競技場内で、声を張り上げて応援する広島のサポーターにはそれなりの敬意を表したい。しかし今日は名古屋の、ピクシーの為のゲーム。絶対に負ける事は許されません。
 前半10分、森山のゴールで名古屋先制。しかし広島もなかなか良い動きです。ときおり見せる鋭いカウンターは、何度か名古屋のゴールを脅かしました。そして終了直前、久保のゴールで同点に追いつかれます。それにしても久保はすごい能力を持った選手ですね。シュート良し、突破も良し、さらには柔らかいワンタッチパスなんかも出来るみたいでした。でかいからヘッドも当然強いのでしょう。
 前半は1ー1で折り返し。ピクシーは中盤ではほとんど走りません。しかしここぞという時を見計らっての全力疾走と相手を幻惑するドリブル、そしてピンポイントパスは健在です。
 そしてFK。これはすごかった。ナイトゲームだからスタンドのあちこちで、カメラのフラッシュがたかれるわけですが、その数たるや尋常なものではありません。僕はナイト・ゲームは初めてなので、比較のしようがないんだけれど、まず間違いなく今までで最高の数の素人カメラマンがピクシーのラストをおさめようとしていたのでしょう。ホントにもんのすごい数でしたよ。
 後半開始直後、名古屋の一瞬の隙をつかれて広島が逆転。スタジアムをつつむ絶叫。頭を抱えるピクシー。
 しかしこれでいよいよピクシー本気モードです。前半温存しまくった(ホント全然走らなかったなあ・・笑)体力を一気に解放します。得意の左サイドで相手を一人かわしてゴール前に近付くと、DF3人の足元「ここしかない!」ってところへ優しいボールを通しました。走りこんできた森山はただ触るだけで2点目をゲットしました。
 そこからは獅子奮迅の働きでした。正確なロングボール、スル−パス、「ピクシーターン」とよばれたお得意の切り返し、さらにいかにもピクシーらしいヒールキック。ありとあらゆるプレーを披露してくれました。
 しかし広島も粘り強く守りながら、油断なくチャンスを狙います。
 サポーターのためいきと絶叫が交錯する、最高にエキサイティングな試合でした。
 そして2ー2のまま延長戦へ突入。これでサトシの一泊は確定かな?と思ってましたが、延長5分ついにその時が訪れました。相手エリア内でウェズレイが倒され、審判がペナルティスポットを指差しました。同時に巻き起こるピクシーコールの大怒号。手は拍手のしすぎで真っ赤、声もかすれはじめてましたが、もはや場内はトランス状態です。
 ゆっくりとボールをセットするピクシー。先程の大声援が嘘のように静まり返るスタジアム。ゆっくりと助走をつけるピクシー。声にならない必死の祈りに包まれるスタジアム。そして、ボールはゴール左隅へ蹴り込まれました。
 そこからしばらくはよく覚えていません。とにかく場内総立ちでのピクシーコール。サトシも必死になって手を鳴らし、声を張り上げました。
 とにかく、最高の試合でした。この場に居合わる事が出来た幸運を、神様に心から感謝します。

 そしてどれくらいの時間がたったのか、ピッチの中央にはお立ち台が設置されました。台の上でしばらく黙り込むピクシー。と、思ったら突然「やれやれ」ってな感じのポーズをとりました。どうやらマイクがいかれてたみたいです(笑) 最後の最後までピクシーはピクシーでした。
 セルビア語(たぶん)で挨拶をした後、最後に日本語で次のように付け加えました。 
「ありがとう。さようなら。名古屋グランパスエイトのサポーター、ファンの皆さん。あなた達の事は一生忘れません。」
 それはそっくりそのままピクシーにお返ししたい言葉です。声を大にして言いたい。
ありがとう、ピクシー!! 7年間本当に多くの夢をみせてもらいました。そして、本当にお疲れさまでした。しばらくはゆっくりと御家族との時間を過ごして下さい。そしていつかまたサッカーシーンに元気な姿をみせてください。願わくば、名古屋でまたあなたと会いたいです。
 その後場内をゆっくりと一周。サポーター席からは5000本もの紙テープが、無限の感謝をこめて投げ込まれました。ピクシーも感極まって愛息マルコ君の横で涙を流しました。そしてチームメイトからの胴上げで締めくくりでした。
 
 サトシはピクシーコールがいつまでもなりやまぬ瑞穂を後にしました。そして地下鉄の駅まで全力で猛ダッシュ! さらに時刻表まで死ぬ思いで疾走! 終電2分前、間に合う!! 改札を風のように駆け抜け、ギリギリセ−フ(笑)
 着替えもしないまま乗り込んだ終電の中で、サトシはようやくちょっとだけ泣きました。

 いつかまた、こんな素晴らしい経験が出来るかもしれません。今なら声を大にして言えます。
 
みんな、スタジアムへ行こう!!



7月11日
 イチローがメジャーのオールスターに出場しました。内野安打と盗塁一つだから、イチローらしいですか。願わくば守備でも魅せてほしかったですけど。イチローの守備はホントにカッコイイものね。
 それにしてもこの人どんどんカッコよくなってくみたいですね。

 そうそう、先月末にはW杯のチケットの当選者へむけて、正式な販売の案内が配送されたはずなんですが、サトシのところにはなぜか届いておりません。なぜなんでしょう? さっぱり分かりません。はい、全っっっっ然見当もつきません(泣)



7月10日
 ゲーム猿の生活に、いくらか飽きてきました。暑さにもだいぶ慣れてきたし、仕事も落ち着きつつあるので、なんか久方ぶりに落ち着いた生活をしてます。こうなると本でも読みたくなってきますね。週末サッカー見に行ったら、また読書生活を再開しようかなあ。
 
 そうそう。ジネディーヌ・ジダンのR・マドリ−移籍が決まったようです。移籍金は81億円だそうです。レアルは一昨年にはルイス・フィーゴを70億で買ったばかりです。はっきり言わせてもらうけど、レアルの首脳陣は気が狂ってますね。経済観念というものが完全に欠落しているのでしょう。某読売サンもこれくらい頑張ってほしいものです(笑)


7月9日
 昨日は職場の飲み会でした。一応のお題目はサトシが別のとこ(と言ってもほとんど変わらないんだよね)に移るのでその激励会って事ですけど、要するにたまにはみんなで飲みたかったってだけですよね(笑) ちなみに焼き肉でした。焼き肉って油っぽくて正直それ程好きじゃないんだけど、ま・イベント性は高いからそれなりに盛り上がりますよね。
 さて新しい職場(何度も書くけどそれ程違わないんだよね)に移ったサトシですから、やっぱり今までのナカマ(と言う表現が一番しっくりくるね)からは「無理するなよ!」とか「なんかあったら俺んとこに言ってこい!!」とか暖かい言葉をもらえました。正直、けっこう嬉しかったです。サトシはかなり冷たい奴だけど、やっぱり5〜6年も一緒にやってると、それなりの感慨というものは生まれるものなんですね。
 でも、サトシは自分の事よりも彼等の事が心配です。すごくすごく心配です。今までやってきたナカマ達はどちらかと言えば野生動物に近い人達ばかりです。サトシは自他共に認める(ちょっと嫌になるくらい)冷静な奴だから、彼等の中での存在価値というのは大きかったと思います。自分で言うのもなんだけど、効いてたんですよね。いや、自画自賛って訳じゃなくてね(笑)
 だからこれからしばらくの間、サトシの元職場ではトラブルが多発することが予想されます。て、言うか間違いなく多発するでしょう。あれですね。「離れて分かるサトシの恩」です(笑) 上の人がなにを考えているのか知らないけど、ま・仕方ないですね。ディス・イズ・ライフ。しばらく痛い目を見るのも良いクスリになるでしょう。みんな頑張ってね(涙)

 あ、ジュビロ磐田が優勝しましたね。ハイ、オメデト−。優勝に相応しい強さでしたよ。横浜F・マリノスのGK川口君も磐田移籍を希望してるそうです。これ以上強くなってどうすんのよ(苦笑)



7月7日
 一週間程続いた炎暑も多少おさまったみたいで、今日あたりは比較的すごしやすかったですね。これから2ヶ月くらいは大変な季節ですが、がんばりましょーね。
 ところで今TVで缶コーヒー「BOSS」のCMをやってたんだけど、細川俊之(字ちがうかな?)は面白いですよね。僕この人すごく好きです(笑) まったくどうでもいいことなんだけど、つい気になったので書いてしまった・・。

 木村元彦他著「Finale 〜ドラガン・ストイコビッチ完全読本〜」読了。
 永久保存版です。なにも言う事はありません。否、書きはじめたら何万行だって書けちゃいそうだから書きません。それはホントに引退のその時までとっておこう。
 ・・ん? そんな事書かなくていいって? すいません、書きたいんです(笑)



7月5日
 キリン杯日本対ユーゴスラビア観戦。
 いよいよピクシーの代表ラストゲームです。代表キャップ数84はドラガン・ジャイッチにつぐ歴代2位。ちなみにジャイッチの記録は85です。
 今回のユーゴはまあ若手ばかり集めたテストチームですね。ピクシー以外の選手は全然聞いた事なかったです。しかし若手ばかりとはいえ、ちょっと下手くそですね。時折ユーゴらしいダイレクトパスなんかを使ってましたが、あまりにも精度が低すぎます。彼等が将来のユーゴを担うのだとすると、ますます暗い未来を想像せざるを得ません。
 この日のピクシーですが、それ程の見せ場はつくれませんでした。というかあまりピクシーにボールが集まらなかったですね。代表ラストのピクシーと若手選手の間の温度差みたいなものが感じられた気がします。
 でもピクシーのFKやCKの時には、スタジアムがどよめきましたね。7年間の日本でのプレーで、グランパスファンじゃなくても彼のプレーは分かってるのかな。
 試合は1−0で日本の勝利。稲本の代表初ゴールでした。良いシュートではあったけれど、正面のシュートを止められなかったユーゴのGKは問題大です。
 「私の最後の時計が動きだす」この言葉で始まったピクシーのラストシーズンもあと3試合。考えるだけでせつなくなってきます・・。


7月3日
 ええと、無茶苦茶忙しいです。PSOだって(ほとんど)やってません。ホントでっせ。「ソニックアドベンチャー2」はやってるけどね(笑) チャオの可愛さに癒されまくってます。

 キリン杯パラグアイ戦は2−0で勝ちました。柳沢の2得点ですね。柳沢はすごく好きな選手なので、サトシも嬉しいです。このまま代表の正FWに定着・・・は出来ないかなあ。
 明日はユーゴ戦です。いよいよピクシーのプラ−ヴィ(セルビア語で「青」・・・ユーゴ代表の通称ね)でのラストゲームです。最近の御満悦ヅラが目にあまるトルシエ君の鼻を叩き折ってやれ(笑)

 京極夏彦「ルー=ガルー 忌避すべき狼」読了。ずいぶん久方ぶりの本ですねえ。京極の新刊ってことですから、やはり読まずにはおれませんでしたね。
 で、その内容ですが・・・。なんだか後味の悪い小説です。はっきり言ってしまえば、あまり面白くないです。
 この小説は読者から応募された『2030〜2050年の世界はどうなっているか』というテーマをもとにした舞台設定で書かれたものです。ま、だいたいは想像出来そうですが、高度に発達した情報化社会です。
 でもね、京極の肩を持つ訳ではないですが、他人が考えた舞台設定で小説を書くのはきっとすごく難しいでしょうね。
 それにしてもこれ『近未来少女武侠小説』というのだそうです。世の中には実に実に様々な小説のジャンルがあるものだよね(笑)