サトシの日記 2000年3月

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3月31日
 プロ野球開幕戦巨人VS広島。僕は非熱心ではあるけれども、一応中日ファンですが・・・巨人戦の方が面白いんだもの(汗)。好きってわけじゃないっすよ。
 僕が巨人を嫌いな訳は『金でチームを作るから』ではなく、『金でチームを作るのに必ずしも強くないから』です。なんと言うか、そういう無能っぷりが嫌いなんだよね。
 巨人の先発上原は僕は嫌いではないですが、巨人にドラフト1位で入った奴が「雑草魂」はないだろうに。そういう言葉はロッテにドラフト6位位で入った人にあげてください。
 なにはともあれ、巨人が負けてホッとしているサトシでした。中日も負けたけれども・・・・・。
 
 今日も今日とてタイプタイプ・・・。指が動かなくなってきてるけど燃えるっす!それにしてもこのゲームたまに変なワードが出てきて楽しいです。「怪僧ラスプ−チン」「トルシエジャパン」「殿下の放蕩」・・・。一番気になったのは
「姉の模型」というワード。なんか背徳的だよな・・・(妄想)



3月30日
 タイピングゲーム「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」買う。む・・これは・・面白っ!
 タッチタイピング練習ソフトをPCでちょっとやってすぐに飽きて、実に中途半端なタイプ技術を身に付けてしまったサトシですが、こりゃ燃えるっすよ。今度こそ完璧なブラインド・タッチを!!・・・といきごんでおります。指つりそうだけど。
 ちなみになんだか知らないけどゲームオーバーになった時に、偏差値やら年俸やらが表示されます。現在288万円です。ん〜・・・年俸300万円弱じゃちょっと苦しいっすね、タイピストとして生きていくのは(笑)


3月29日
 サッカー・オリンピック日本代表VSニュージーランド代表と、メジャーリーグ開幕戦カブスVSメッツをかけもちで見る。

 サッカーから。ニュージーランドってどの位のレベルのチームなんだろう?全然知らないけど開始10分位で「こりゃつまらなそうな試合」と気付きました。一体何人で守ってるんだ?システムは5-4-1か4-5-1か?とにかくニュージーランドは超超守備的布陣。明らかに最初から点を取る気がないじゃんよ〜(泣)。こんな試合何試合やったところで、強さが身に付くはずもないです。トルシエが怒るのもうなずけるなぁ。もっとも奴は大抵いつも怒ってるんだけどね。
 中村俊輔がゲームメイクをしていたんだけど、この選手は惜しい!基本的な技術はもちろん上手いし、ゲームメイクも良い、周りもよく見えてるし、フリーキックは間違いなくワールドクラス!!・・・・でも細いんだよなぁ・・・。体、細すぎだよな・・・。あれじゃ海外はきついんじゃないでしょうか?本当に惜しいですね。

 次に野球。・・・・一体なんなんだ?なんでこんなに盛り上がってるの?みんな本当にそんなにメジャーリーグの試合が見たいのか?
 ま、それはともかくみんなごついっすね、メジャーの選手は。ソーサだのピアッツァだののドでかい奴らが、あれだけ思いきりぶんぶん振り回すんだから、そりゃ球も飛ぶわな。僕なんかがあんなゴリラみたいな奴らにナデナデされたら、そのまま地面にズブズブめりこんじゃうな、きっと。
 それにしても解説のパンチョ伊東・・・・
しゃべりすぎ!うるさすぎ!



3月28日
 中田英寿オフィシャルホ−ムページで公開される中田本人のメールを集めた「nakata.net 98-99」読了。
 具体的な期間としては中田がイタリアセリエA・ACペルージャへの移籍を決めた直後から、現在在籍のASローマへ移籍を決めた直後までの1年半程の期間のものです。
 改めて中田の日本メディアに対する不信感はすごいですね。ていうか日本人そのもの、あるいは日本そのものがあまり好きではないのかもしれませんね。
 それとこの人のお菓子好きはウワサには聞いてたけどすごいっすね・・・。はっきり言って無邪気というよりは無気味な位ですな。

 ところでこの本の中にちょっと面白いクイズがありましたので、のせちゃいます(ダメなのかな?)。
『3人の旅行者が共同で3000のお土産を1つ買いました。
 1人1000ずつ、計3000を店員に渡すと店員は奥に入っていって店主にお金を渡しました。
 すると店主は「ああ、旅行者の人達か。じゃあ、まけてあげよう」と言って500を店員に戻しました。
 でも店員は500のうち200をネコババしてしまい、300しか旅行者達に返しませんでした。結局、旅行者達は1人につき900ずつ、計2700を払ったことになります。
 店員のネコババした200と合わせると2900。さて100はどこへいったのでしょうか?』(原文まる写し)
 さて、いかがでしょう?ちなみに僕はちょっとお馬鹿なので分かりませんでした・・・(汗)。い、いや・・・・もっとゆっくり考えればきっと・・・(滝のような汗)。

 それにしても今月は多分生まれて最高の量の本を読みました。ほとんどやけくそになって読んでました。ええと、ひのふの・・・・21冊?さすがにちょっと読み過ぎたという気がしているので、今月はもう本読むのや〜めた!・・・3日しかないけどね(笑)



3月27日
 「TVタックル」のスペシャルで超常現象のバトルってのを見たんだけど、サイコメトリーの女性の人はちょっとすごそうでしたね。それにしても肯定派の人も否定派の人も、すごい興奮っぷりで見てて楽しい。別に超能力なんてあってもなくてもいいのにね。個人的には「あってもいい」という程度に信じてます。信じてるっていうか、好きなんだな。
 
 村上龍「五分後の世界」読了。著者自ら最高傑作というSF長編ですが、たしかに面白いっすね。「限りなく透明に近いブルー」「コインロッカーベイビーズ」「キョウコ」・・・他にもいくつかは読んだけれど、これは一番面白いでしょう。


3月26日
 名古屋グランパス3連敗・・・・・・・。これで優勝は100%なくなりました。実際のところ2連敗した時点で99%絶望的だったんだけど、まさか新参のFC東京にまで負けちゃうとはなぁ・・。
 対鹿島・磐田の2戦を最低1勝1敗、次のFC東京戦は当然勝ち点3を取らなくてはいけない、取れて当然という展開だったはずなのにね。実力はあってもリーグ優勝の経験がないチームの弱味。負けてはいけない勝負を簡単に落とす。引き分けにも持ち込めない。・・・なんか展開が読めてきた。多分中盤戦あたりの、優勝争いが完璧になくなったところで連勝しだすんだろうな、きっと。で、最終的には3位か4位と。なんだかなぁ・・・。

 今世紀最強の消しゴム版画家(と書いてある)ナンシー関の「信仰の現場〜すっとこどっこいにヨロシク〜」読了。矢沢永吉のコンサート、「男はつらいよ」を映画館へ見に行く人達、「アメリカ横断ウルトラクイズ」(なつかしいっすね)の参加者の群れ、ウィーン少年合唱団の追っかけおばさん、etc・・・。外からみると奇妙な、様々な『信仰』を持つ人たちが集まる現場の潜入ルポ。ま、肩の力を抜いて読めますね。それにしても、ウルトラクイズの優勝者のファンクラブがある(あった)とは知らなかったなぁ(笑)



3月25日
 最近寒いにも(もうそれ程寒くもないっすね)関わらず、ビールの摂取量が増えてるんですね。なんだかアル中一直線な感じ。今の季節でこれでは夏場になったらちょっとまずい事になりそうです。肉体的、経済的両面から言って。ちょっと控えなきゃね・・・。

 東野圭吾「悪意」読了。この人のお笑い以外の本を読むのははじめてなんだけど、どうなんでしょう・・・・。なかなかトリッキーなミステリーで面白いような気もするんだけど、お笑い系ほどには楽しめなかったですかね。なんかちょっと判断しかねるので、もう一冊位試してみようかとも思います。



3月23日
 夢枕獏「陰陽師〜生成り姫〜」読了。平安の陰陽師・安倍晴明シリーズ初の長篇だそうです。想像できるかと思いますが、このシリーズ鬼やら霊やら式神やらが跳梁する話ではあるんだけれど、ちょっと悲しい話ばかりなのですね。僕の心にも棲まう鬼はどのような形をしているだろう。
 ところで先日面白い本を見かけました。その名も
「動物占いのルーツ!安倍晴明占い!!」・・もうメチャクチャっすね・・・(笑)。あまりに馬鹿馬鹿しかったのでパラパラと読んでみたけれど、よく分からんかったですな。風水の亜流みたいなもののようでしたが。さすがにこういう実用的な本は買う気にはならなかったですね。それにしても安倍晴明占いって・・・・う〜ん・・・・・。世界は限り無く広いっすね・・。いろいろなこと考える人がいるものです。


3月22日
 昨夜は久方ぶりに飲みに行ってきました。僕は酒が入った時だけしかカラオケをやらないんだけど(シラフじゃ恥ずかしくてダメ)、嫌いという訳ではないです。
 僕にも当然十八番というような歌もあって、これは当然上手く歌える訳で、気持ちよくもあるのだけれど、これは面白くないです。
 やはり歌えるはずがないと分かっているような歌に挑戦するのが面白いのですね。絶対出ないはずの高音を(酒の勢いを借りてではあるけど)無理矢理出すのはすごく気分が良いのです。もっともそういう自己満足の歌を聞かされる人はたまったものではないでしょうが・・・(汗)。ま、僕は酔っ払っているのでそんな事は全然気にかからないんですが(爆)

 CHARAのエッセイ「のうみそGOODハッピー」読了。もうなんだか題名からして凄いですが、文章もやたらにハイで読んでいて赤面しそうでした。子供を生んでからの文章が、幸せに満ちていて気持ちがいいですね。



3月21日
 またしても「完全な真空」を探しに隣の隣の図書館へ。結局ここにも置いてなかったので、この本の著者スタニスワフ・レムの短編集を半分居眠りしながら読んできました。この人の略歴の紹介がなかなか凄いのですね。『ポーランド史上最高の作家にして、「世界屈指の知性」』だそうです。この妙なSF短編集の著者が、「世界屈指の知性」?・・・まぢ?
 隣の隣の図書館でもなかったのだから、これは名古屋まで出ばらなくちゃいけないのかなぁ。さすがに本一冊のためにそこまでするのは少々面倒です。

 香納諒一「梟の拳」読了。光を失ったボクシングの元チャンピオンが巨大な組織と渡り合うという、ハードボイルド・サスペンス(こんな言葉ありますでしょうか?)。
タイトルが格好いいので読んでみたんだけど、ちょっといまいちっすね。主人公の言葉遣いがぞんざいで下品。もっともボクシングの元チャンピオンがあまり上品な言葉を使ったらリアリティに欠けるんだとは思うけれど、こういう作品の主人公は『タフでクール』が似合います。
 似たような雰囲気の「テロリストのパラソル」の主人公は、いかにも『タフでクール』のかっこいい主人公でした。
 ちなみに僕はタフでクールですが(爆)可愛いものも好きという困った奴です。


3月19日
 マイクロソフトが先日発表した家庭用ゲーム機「X−Box」の詳細を雑誌で見ました。8ギガのハードディスクだのDVDだの当然のようにインターネットだの。そして秒間3億ポリゴンだそうです。もうなんだか冗談で造ったのかしらと思えるような、数字ですね。3億ポリゴン。好きにしてくれって感じです。
 DCが発売された当初、湯川元専務が調子に乗って出したCDで
「400万ポリゴン〜♪」とか歌っていたのが思い出されます。75倍っすね(笑)
 それにしても400万で「ソウルキャリバー」みたいな映像が出せるのだから、3億だったら・・・・多分あまり変わらないんでしょうね。ていうかソフトを作る人達が大変でしょう。
 それにしても「3億ポリゴン」ってやけに語感が良いと思いませんか?

 WOWOWオリジナルドラマ・京極夏彦「怪・隠神だぬき」見る。おやおや、オリジナルドラマってからには京極の書き下ろしの話だと思っていたのに、これは「巷説百物語」の中の「芝右衛門狸」じゃないか。ほとんど筋もいじってない。新春に放送された「七人みさき」はオリジナルで京極自身もちらっと出演してたのにね。・・・手抜きしやがったな。



3月18日
 宮部みゆき「長い長い殺人」読了。久方ぶりに読むべき本、あるいは読みたい本がなくなったので、買い置きしてあった本の山の一番上にあった本を読んでみたのですね。買った事すら覚えていなかったので、「ま、3分の1位読んでみましょ」とか思ったんだけど、こいつは随分と面白い本で一気に読まされてしまいました。僕が読んだ宮部作品の中では一番面白かったです。それにしてもこの作家さんの本はどれも質が高くて、はずれがないです。一種の天才ですね。


3月17日
 勤続5年の御褒美で4月に一週間のお休みをもらえる事になりました。僕の職場は宿命的に盆正月のお休みにも出勤を強いられるところなので、入社以来最長の休暇という事になります。久方ぶりに旅行に行こうと思っています。
 数年前まで僕にはちょっとした放浪癖みたいなものがありました。3日程休みがあると、ふらふらと車でうろついていました。計画的じゃなくて発作的な旅だったので、財布と季節によっては毛布を車に積んで出発。『目的の場所へ行く』という事だけが目的の旅でした。
 JRのCMの『そうだ、京都行こ』というセリフに触発されて、京都へ出かけました。修学旅行生がうようよいてうんざりしました。
 阪神の震災から2年程たってから、「震災の傷跡を見ておく必要がある」とか感じて、神戸へ行きました。まだあちこちに瓦礫の山があったし、傾いたビルがそのままになっていました。夜は甲子園球場のわきに車を止めて寝ました。
 「琵琶湖の周りを一周してみよう」と思い立って、一周した後「ついでに能登半島を一周してみよう」と思い直行しました。琵琶湖は馬鹿馬鹿しい程大きかったし、能登半島をまわったのは疲れ切っていてあまり覚えてません。
 これらの旅の間、食事とトイレ以外はほとんど車を運転していました。景色の良い所でたまに車を降りて、散歩する位でした。「ついでに名所みたいな所へ行けばいいのに」と思われるかもしれないですが、下調べをしていないので、近所になにがあるのか分からなかったのですね。
 ハッキリ言ってこういう旅行(旅行というのとは違うかもしれないですね)は、大変に消耗します。最近は全然行きません。もっともミニの車内で寝るのは無理がありますが。
 で、今度の旅行は誰が見ても『旅行!』という様な旅行をしようと思います。
 あらかじめ目的地を設定して、ある程度の移動予定を決め、宿を予約して、温泉につかる。そういう旅行をしようと思います。こういうのをアレコレ画策するのはなかなか楽しいものですね♪


3月16日
 横綱・若の花が引退を決めたそうです。
 僕は子供の時相撲が大嫌いでした。今でもそれ程好きではないけれど、当時は全然面白くありませんでした。理由は一つ。当時の横綱・千代の富士が強すぎたからです。とにかく奴が負けた場面はほとんど記憶にありません。全てのおすもうさんがころころ転がされていたし、四つに組んだらなぜだかじりじりと寄り切られていました。「千代が優勝って分かってるんだから見なくてもいいぢゃないかよ〜」っていつも思っていました。
 現在は4人の横綱がいるんだけど、どれを取ってみても僕の記憶にある千代の足下にも及びません。僕の頭の中では、彼等はやはりころころと転がされ、あっさりと土俵を割ってしまいます。
 弱い横綱はいらない。ゴールを決められないFWや、ホームランを打てない4番打者と同じ様に。FWの選手はゴールを決めるべきだし、4番は豪快なホームランを打つべきだし、横綱は優勝争いをするべきだと思います。
 若の花の潔さは(裏にいかなる力が働いていても)嫌いじゃないです。見習って欲しいFW選手、4番打者(あるいは4番候補)が何人かいますね・・・。

 筒井康隆の短編集「夜のコント・冬のコント」読了。どうもこの人の文章を読むと(何冊も読んでないんだけど)肩に力が入ってしまいます。多分面白いんだと思うんだけど、ちょっと緊張します。要するに僕とは相性が悪いという事なんでしょうね。



3月15日
 サッカー日本代表VS中国代表見る。
 結果だけ見ると0対0のドローなんだけれど、ちょっと展開が変わっていたら5対0位で勝っていてもおかしくない様な試合でした。ヨーロッパ組はさすがに疲れは見えたけれど、名波も中田もさすがのプレーを見せていたし、やや不安定なところはあるけれどフラットスリーも形になってきているみたいです。FWはあいかわらず宿命的と言える程点を取らないけれど・・・。悪くない試合だったと思います。
 それにしても現在の日本の中盤はなかなかすごいですね。ボランチに稲本、右に名波、左に望月、トップ下右に中田、左に小野。これに加えて控えに中村、伊東等の豪華メンバー。これだけいたら世界の強豪国と比べても遜色ないのじゃないだろうか。
 この試合を見て、再確認した事と新たに確信した事があります。
 まずは日本人のFWはダメという事。
 そして新たに確信した事は・・・・
トルシエ、ダメ!という事です。この試合で1点も取らせられないようでは、ダメと言わざるを得ないでしょう。多分遠からずクビになるんじゃないのかな・・。


3月14日
 1000ヒットの詩を書いてみました。あまり考えないで書いてみたんだけど、なんとなくそれらしい形になってくるのでちょっと不思議。いい加減に書いただけだろ、と言われると悲しいですけど・・。

 中島らも・わかぎえふ「リリパット・アーミー〜しこみ編〜」「同〜ばらし編〜」読了。中島らも名誉座長、わかぎえふ座長の元運営されている劇団『リリパット・アーミー』の裏話やら、演目の台本(脚本?ちがいがよく分からないです)なんかの本です。中島らものエッセイなんかには、この劇団の事が当然よく出て来るのですが、前から一度見てみたいと思ってます。



3月13日
 ようやっと1000ヒットにのせました。あまりにも遅くてビックリしちゃいますが、僕にしてはこの位が分相応という気もしますね(自虐的)
 なにはともあれ、たまにのぞいてくれる方には感謝してます♪

 2800円という安さにひかれて「バーチャコップ2」を衝動買い。
 それにしてもこの苛烈としか言い様がない難しさ!まともにやっていたらステージ1すらクリア出来ません。ほとんど精神修行と言っても差し支えないと思われます。
聞き分けのない子供のしつけなんかに使えるかもしれません(笑)

 さるMLで耳にした「完全な真空」という本が、ど〜〜〜しても気になって図書館へ行きました。僕の住んで居るトコの図書館にはあるはずがないので、隣の市の図書館まで遠征。
 図書館なんかに行ったのはおそらく中学生の時以来のことだったんだけど、良いですね。図書館というのは良い場所です。僕が想像していたよりはずっとたくさんの本が置いてあったし、ここに漂う雰囲気はすごく良いです。
 結局「完全な真空」は置いてなかったのだけれど、これからたまには足を運ぶのも良いかなとは思います。



3月12日
 
負けやがった・・・(号泣)


3月11日
 本日はJリーグの開幕です。初戦グランパスの相手は鹿島アントラーズ。アントラーズとの開幕といえばJリーグ初年度の開幕戦、リネカー率いるグランパスとジーコ率いるアントラーズ。当時としてはこの二人のビッグネームの対決は見物でした。結果はジーコ、アルシンド、サントス(違ったかも・・)のブラジルトリオ率いるアントラーズの圧勝。まるっきり大人と子供の試合でした。それ以来完全に苦手意識をもってしまっていて、正確な数字は知らないけど多分圧倒的に鹿島には分が悪いはずです。
 近年は低迷が囁かれているとは言え、鹿島アントラーズが相手なら今年のグランパスの実力を占うに絶好の試金石。何度も書くけれど、本年はストイコビッチの現役最後の年。彼の為にも優勝は絶対条件です!!頼むよ、まぢで。あ・・・・・
TV中継ないじゃんよ・・・(泣)

 ジョン・マ−ロン著、古賀林幸訳「当たった予言、外れた予言」読了。題名の通りに1850年〜現在までの150年間の間に、様々な人が吐いた未来予知の言葉を抜粋したものです。予言といっても宗教者がやるようなものではなくて、化学者による未来の予測、小説家による未来の空想、その他の著名人による未来の希望等の言葉をを集めた本です。
 『ファクス機が普及する』(1863年の予言)、『クレジットカード時代の到来』(1888年)、『航空機は戦争を阻止する』(1914年)、『電脳空間と仮想現実』(1980年)等々、こちらは当たり組み。
 『電話は誰も使わないオモチャ』(1876年)、『ハレー彗星の接近で地球が危ない』(1910年)、『フレッド・アステアは映画界では成功しない』(1928年)、『世界市場でのコンピュータの需要は5台』(1948年)、『ビートルズはアメリカではヒットしない』(1964年』等々こちらははずれ組み。
 面白かったのはある小説家が「火星に知的生命体が存在する」と発言した事で世間が騒いで、ある新聞社は「地球外の知的生命体の存在を証明出来人には賞金を出す、しかし
火星人は簡単に遭えるので除外」という広告を打ったそうです。
 他にもいくつかの面白いエピソードはあったけれども、全体としてはあまり面白くないです。それにこの本なんだかちらほらと「トンデモ本」的な匂いが漂うような気も・・・。

3月10日
 「週刊ストーリーランド」という番組があるのだけれど、最近ちょっとこれが気になってます。
 視聴者から投稿された小話(?)を、15分程度のアニメーションにするんだけど、これがなかなかスゴイのですね。大抵はチープなストーリー、安っぽいアニメ、やけに説明的なセリフ、そして全編に漂う奇妙な間。このなんとも言えないB級感、トホホ感が面白くてついつい見てしまったりします。我ながらちょっと困ったものだと思います・・。

 小松成美・編著、中田英寿・言「中田語録」読了。以前に「中田英寿・鼓動」(同著)を読んだ時も思ったけれど、多分中田ってすごく頭が良くて、合理的な考え方をする人なんでしょう。それにしてもこの人の無愛想っぷりはすごく好きです。



3月9日
 マンガ「モンスター」の13巻が出ていたので購入。それにしてもこのマンガはもうなにがなんだか・・・・。スケールが大きくて、物語はどんどん複雑化していって、登場人物は増える一方で、もはや僕には事件の全体像を掴む事が難しくなってしまっています。すごく面白くはあるんですけどね。多分作者にも収拾がつかなくなっているとみた!

 菊池秀行「エイリアン蒼血魔城」読了。懐かしいですね。この人の本は中学〜高校時代にはまりました。「魔界都市」「吸血鬼ハンター」この「エイリアン」シリーズもあらかた読んでいると思います。本屋で偶然見つけてしまって何気に手にとってしまったんだけど、(致命的にワンパターンではあるけれど)それなりに面白かったです。さすがにいまさら感はいなめないけれど。
 それにしてもこの作家さん、多分20年近くこんな本ばかり書いているのですね・・・。これはこれで偉業って気もしないではないです。



3月8日
 東京の脱線事故の第一報をたまたまTVで見ました。民放局のワイドショーで未確認としながらも「車両内で爆発が起き、さらに脱線・激突」とセンセーショナルに報じていました。これだけ聞いたらどうしたってテロみたいな事態を想像してしまいます。
 一方NHKでは「車両が脱線・激突」とひたすた繰り返していました。続報も民放よりは随分遅い。確実な情報だけを流すという様なプライドみたいなのを感じました。
 TV局なんて全部嫌いだけれど、NHKのやり方は少しは信用出来るかなと思いました。なんだか偉そうな意見ではありますけど。

 池澤夏樹「クジラが見る夢」読了。著者が映画「グラン・ブルー」なんかで有名なジャック・マイヨ−ルと共に過ごした日々の記録です。
 人並みはずれた事をやってのける人の多くがそうであるように、このジャックも子供のままに大人になって、子供のままに老いていった人なんでしょう。透き徹った海でイルカと共に泳いで、67才にして今度はクジラと一緒に泳ぐ事を夢見る男。まぁ、お気楽な人ですね。うらやましいかぎりです。
 もっとも僕はカナヅチという訳ではないにせよ、水泳は苦手なのですけれども。200m以上泳ぐ位なら、死んだ方がましです。まぢで。



3月7日
 最近近所でちょっとした事件がおきています。警察が動いたという訳ではなさそうなので、事件というのは適当ではないのかもしれないんだけど、無気味で非常に不快な出来事です。映画や小説の中の一場面みたいな。実際のところあまりにも不快な話なので詳しく書く事はしないけれど、僕はちょっとだけ怖いです。

 東野圭吾「怪笑小説」読了。もうこれは面白いですね。お手軽で毒があって馬鹿馬鹿しい。面白いです。
 「たぬきには超能力がある」「UFOの正体は文福茶釜(ぶんぶくちゃがま、ね)だ」という説にとりつかれた男の話(「超たぬき理論」)
 郊外の分譲住宅街で殺された男の死体が見つかる。地域のイメージダウンを恐れた住民達は、協議の末となりの住宅街に死体を捨てに行く。(「しかばね台分譲住宅」)



3月6日
 花粉の季節です。僕の住んで居る地域は、全国的に見ても非常に花粉の多い地方だそうです。そういう場所におよそ4分の1世紀(!)も暮らしているので僕自身は平気なんですけど、僕の直属の上司の人はかなりひどい花粉症患者なんですね。そういう訳でこの季節になると常にイライラしていて、非常に理不尽な怒り方をしたりもします。しかしながら、目の前で20回位連続でくしゃみをされると、文句を言うのも可哀想になってきます。という訳で僕はこの季節になると、深海に潜む巨大な貝みたいに大人しくしています。

 辻仁成「ニュートンの林檎」読了。なんだか「ノルウェイの森」だとか「ねじまき鳥クロニクル」だとかに似てますね。決してつまらない訳ではないけれど、どうせなら5〜6年位前に読みたかったです。



3月5日
 詩を書いてみました・・・・ていうかこれを詩と呼ぶのがいささか恥ずかしくなってきました。ま、なんだっていいや。自分が書いたのだしね♪


3月4日
 PS2が発売になった訳ですけど、なんかニュースで見る限り思った程行列が出来たりしなかったみたいですね。それよりもTVの騒ぎっぷりには心底うんざりしてます。

 東野圭吾「毒笑小説」読了。またしてもお笑い系の短編集です。この人の本は初めて読んだのだけれど、上手いですね。筋もよく練られていて面白いです。でもその上手さ故にバカ度で言うと、先日読んだSFバカ本にはかなわない様です。ま、この辺は好みの問題でしょう。僕としてはこちらの方が好きです。



3月3日
 明日はいよいよPS2の発売日ですね。もうなんだかこの話題一色でかなりうんざりしてます。
 どうやら「最初の2日で100万台」ってのはホントにいけそうな風向きですね。でも「株式ニュース」で聞いたんだけど、
今年中に1200万台出荷ってのはどうなんでしょう?いくらなんでもちょっと無理なんじゃないかと思うんだけど・・・。だいたいみんな何処にそんな金があるの?

 長坂秀佳「弟切草」読了。ちょっと前にPSで出たものを小説化したものだそうです。僕はゲームの方はやってないんだけど、多分ゲームの方が面白いんじゃないでしょうか。ホラーなんだけど展開が急すぎて、ホラー小説に必要な(と僕は考える)「間」というものがほとんどないからです。あまり想像力を刺激されないんですね。ゲーム向きの話なんでしょう。もっともかなり話の筋はいじくってあるんだろうけれども。
 この人「街」もてがけてるんですねぇ。続編に当たるようなものが出るのであれば(おそらくいずれ出るのでしょう)ぜひやりたいです。もっとも続編が出るのであれば、ほぼ間違いなくPS2なんだろうけど・・・。その時は買う。ていうかその前に買っちゃうかも・・・(汗)



3月2日
 久方ぶりに本を読みました。SFバカ本「リモコン変化」というのです。
SFバカ短編集です。
 極度に老いを恐れる世界一美しい男。彼の前に現れた「神」が不老不死と引き換えに彼に与えたものは・・・(「怨臭の彼方に」)
 突然体の中に巨大な空洞が開いてしまった男。彼の中の空洞を通っていくモノ達とは・・・。(「出口君」)
 そのものズバリのバカ小説ばかりです。たまにはこういう本も良いですね。


3月1日
 「ベロニカ」をようやくクリアしました。ディスク2に入ってからはスイスイと進むので一気に終わらせてしまいました。これというのもクレアさんがグレネードランチャーをアイテムボックスに入れておいてくれたおかげです。なんて兄貴おもいなんでしょう。ま、たまたまだったんだけれど・・。
 ラスボスのムービーの一部で中島らもの「ガダラの豚」を彷佛とさせる場面がありました。それにしてもこのゲームのムービーはホントにすごくきれいでした。
 全体通してかなり良い出来のゲームですね。似た様なタイプのゲームが去年の年末に発売されましたが、アレの25倍位は面白かったです。
 さていよいよPS2の発売が目前にせまってきました。僕は当分の間は買わない(どうせ買えないだろうし)と思います。最近はちょっとゲーム自体に飽きつつあるし、とりあえずドリ−さんで満足しているし。それにPS2買うと今までにやったことがなかったPSのゲームをめちゃくちゃやりたくなるのが目に見えてるし・・。
 ところでニュースで見たけれど、セガの今期の赤字は400億円だそうです。ということは・・・・・・おおよそ
6分の1があのゲームの制作費ということになりますね(笑)

めにゅうへ