日本のローターリーには、米山奨学金という奨学金制度があり、日本に留学している学生(主としてアジアの学生)に奨学金を支給し、それをクラブが世話する仕組みがある
。
大阪鶴見RCでは、過去に韓国・中国・マレーシアなど5人ほどの世話をしたが、そのうちの一人、于
水君はすでに学業を終え、故郷の大連で弁護士として活躍している。前述の中国旅行の帰路
、大連に立ち寄り彼と旧交を暖める機会があった。
彼は日本と現地の企業との契約などのビジネスに大忙しのようで、また異業種間交流の会に属している。彼のようにロータリーに理解のある人を中心に、中国にもロータリ−クラブが設立できればいいとおもっているが、政府の意向でなかなか難しいようである。中国本土にロータリークラブができないことには真の国際ロータリーとはいえないのではないかと考えている。
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