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青少年交換プログラム

ロータリーの国際奉仕プログラムのひとつ、青少年交換プログラムで、かって私の娘がアメリカ オレゴン州ポートランドに現地の高校に通いながら一年間滞在する事があった。これを機会にポートランドを訪れて、ロータリーの例会に出席したり、会員の家庭に泊めてもらった。(彼の家はなんとコロンビア川に浮かんでいるのだ!)

帰りの空港で金属探知器に私の手荷物を通したところ手荷物が出てこなく、巧妙に盗まれたことが分かった。パスポートも失ったので、その再発行のため手ぶらでサンフランシスコにむなしく二日間滞在せざるをえなかった思い出がある。

娘の帰国後、娘のホームステイ先の家族4人が大阪を訪れて10日程我が家にとまって日本見物をした。その一家のお父さんは日本から帰って1ヶ月後、残念な事に車の運転中に亡くなってしまわれた。また、前述のアメリカ行きでは、飛行機の隣席にいたアメリカの中年紳士に親切にしてもらい、クリスマスカードを続けるうちに彼も京都にビジネスできたついでに我が家に泊まった。

朝食は納豆、味噌汁、昼はたこ焼、夜は「酔虎伝」とカラオケに連れていって日本の生活を味わってもらった。 私の娘が向こうに滞在している間、交換にジュリーという美人の牧師の娘が1年間日本にホームステイする事になり、我が家には4ヶ月ほど滞在した。牧師の子供だけに聖書に忠実なのは結構なのだが、お寺の中には絶対入らないし、進化論も認めようとはしなかった。一方、面白いと思ったのは、日本人の中には水族館で泳いでいる鯵をみて、「おいしそう!」といった人がいるが、ジュリーを奈良公園に連れて行った時は、鹿をみて「おいしそう!」いったのをきいてやはり「文化の違い」を感じた。 

ホームステイを受け入れると、同じ時期にきた他国の高校生も我が家に遊びにくることがあり、ドイツ・カナダ・ブラジル、また最近ではジェフというアメリカの学生の時はフィンランド・オーストラリヤ・アルゼンチンの学生達と接する事があった。私にとっては、彼らとは国の違いを感じるよりもむしろ世代の違いを感じる事のほうが多かった。 

そのジェフが日本にいた頃、彼の両親(実母とステップファーザー)がやってきたので、私たちの故郷・長浜へ連れていった。

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Satoh Dental Clinic (Tsurumi-ku,Osaka,Japan)
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