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ノーフォーク島訪問記 (大阪鶴見RC 佐藤俊一)

大阪鶴見RCは、ノーフォーク島RCと友好クラブの関係にある。私の会長在任中、おそらく日本人ロータリアンではじめて、妻とともに訪問する機会を得た。

同島は飛行機でシドニーから2時間半、オークランドから1時間40分の距離にある孤島である。ところが、オーストラリアの領土でありながら自治国であるので、オーストラリアからのフライトも、国際線として出入国の手続きをしなければならない。また、切手も独自の切手を発行している。

島の人口は2000人未満で、その大部分の人はオーストラリア、ニュージランドからの移民者である。島の規模と人口のバランスを保つためか、移住はかなりの制限があるようだ。島の気温は年間18〜27度なので過ごしやすく、景色も素晴らしい。また家や車のキーをかけなくてもいいほど安全だし、買い物は免税でリゾート地として観光客向けの施設も整っている。

島では、日本製の車、カメラ、電気製品も多く、住民は日本への関心もあり、その証拠に幾人かに、日本の政府は、どうして次から次へと変わるのかと聞かれた。また街を歩いていて呼び止められ、驚いたことに日本の俳句の「俳」とは、どんな意味かと尋ねられ、返答に窮してしまった。

ノーフォーク島RCはD−9910に属し、現在のメンバーは22人である。私たちの訪問3週間前に、地区大会を主催して700人近いロータリアンがこの島を一度に訪れ、大変だったと聞いた。このような時には、ライオンズ、プロバス、アペックスなどの団体がお互いに協力し合っているようだ。

例会日は、木曜日の夜6時30分ころから、ホテルの一室で開催される。まず、バーで軽く一杯やってから始まる。私の出席した日は、特別例会ということで、奥様方も出席され、私もゲストとして持参のスライドを披露しながら、身近な日本の生活について紹介した。さいわい、興味深く見ていただいたようであった。

3日間の滞在中は、大阪に二度訪れたことのある旧知のボブ氏宅に泊めてもらった。立派な家で、テラスから南太平洋を見下ろせ、遥か見渡す牧場では牛が放牧され、早朝、野生化したニワトリの鳴き声で目を覚ました。

帰国最後の夜、客室のベランダに座り、水割りのグラスを傾けつつ、南十字星の輝く満天の星を眺めながら、ロータリアンなればこその幸せを存分に味わった。

(2660地区 大阪府 歯科医)
 

ノーフォーク島リンク

http://www.norfolkisland.nf

http://www.ni.net.nf

http://www.nf

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Satoh Dental Clinic (Tsurumi-ku,Osaka,Japan)
satoh-toshi@muc.biglobe.ne.jp