第一章 プロローグ

第二章/私的見解 その一その二

 第二章  私的見解

その一

サイトを公開して想う

フライフィッシングとやらを自己流(良く言えばだが)で始めて、最近、管理釣場で自分なりにそこそこ釣れるようになった、などと、うぬぼれていた私が、息子への威厳の回復、情報時代に乗り遅れてはと、無謀にもこのサイトを開設してしまった訳ですが、こんなに大変とはまったく考えなかった、PC自体は、少々、以前よりいじってはいたが、いざホームページ製作となると、製作自体はいろいろと、ソフトが出回っており、さして初心者とて難しくないと、わりと速い時点で気付いたのだが、問題は、感性というか芸術性というか、人間自体のソフト面での資質に訴える部分が、多分に大きいことに気付いたのは最近である、自慢ではないが、私、芸術的?才能は皆無に等しく、学生時代を通じて、図画、写生で賞をもらったのは、忘れもしない、小学校6年の時、被写体は、近くの消防署を描けと、題材はひとつ、その時、何を思ったか、aokiyo少年は、クラスで図画の得意な、A少年の脇にピタリと座り、消防署などぜんぜん見ずに、A少年の描くのを、ひたすら真似つづけた、結果、初の入選、賞状などというものをいただいたのである、しかし、先生も見抜いていたんでしょう、A少年の絵の隣にわざわざaokiyo少年の入選作を教室に掲示してくれました、もちろん、A少年の絵は金賞、言うまでも無く、その後、A少年以下、友人たちの、きたね〜な、攻撃が、掲示し終わるまで、続いたのは、言うまでも有りません。

 話がそれましたが、そんな私が、ホームページとやらを作るわけですから、こりゃた〜いへん、個人のホームページというのは、ある面、個性の表現が原則としてあるわけで、人真似では、ネット上から排除されることは、明らか、でも、できればたくさんの人に見てもらいたい、サイト管理者なら、だれでも思うこと、ウ〜ム、ジレンマ、この点、皆様はどうお考えでしょう?、でも、裏を返して、考えてみたんですが、個性の表現だったら、自己中心的、自己満足でもいいんじゃないか、なんて、最近考えています、ただ、少なからず、他人に見てもらう以上、最低限のマナーは必要でしょうが、そう考えてみたら、なぜか、サイト運営も楽しくなり、自然と今では、少しですが、向上心とやらが、湧いてきております、そして、サイト公開したことにより、好きなフライフィッシングについて、話し合える、仲間にも恵まれ、いろいろ教えられ、人生の幅というか深みというか広がったことは事実です、今では、周りの人間に、ホームページ開け、開け、と言い回っている自分に、四十の手習ではあるが、なんにでも挑戦してみたい、という、元気をくれたのが、このサイト公開ではないかと、つくづく思っています。

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その二

管理釣場の心得

管理釣場というものを釣り歩くうちに、それ程大げさではないが、自然と心得的なことが出来てくるものである、もっともすべての管理釣場が同じであるとは言わないが、おおむね以下箇条書きの心得を知っていれば結構楽しく管理釣場釣行が出来るのではなかろうか、但し、あくまでも参考程度にごらんいただきたい。

管理釣場だから釣れると勘違いしないようにすべし
万人がバカスカ釣れる訳ではない、バカスカ釣りたかったら魚を目方で買う餌釣り場へ行くべし!

管理釣場へ行く際は、必ず電話等で確認すべし
いざ釣り場へ着いたらお休み、なんて事が結構ある、それと情報も仕入れられるので少なからず釣果に影響する!

釣り場へは余裕を持って出かけるべし
不慣れな道に落とし穴、おまわりさんの網に魚のごとくつかまらぬよう、安全運転で!

各釣り場の注意事項は必ず理解すべし
注意事項がしっかり明記してあり、尚且つ口頭でも説明があるような管理釣り場は少なくともオーナーの目が行き届いていて気持ち良く釣れる!

初めての釣り場では、ベテランと言えども初心者を装うべし
オーナーといえども人間、ウンチクの多い方々も結構多い、面倒くさがらず積極的に初心者面して話し掛ければその日の攻略法が見つかる、なんといってもオーナーが一番その釣り場を知り尽くしている!

人の振り見て我が振り直すを実践すべし
釣り人とて人間、釣り場には色々な個性が集まるわけで、中には人の事など考えずに傍若無人な輩も少なからず存在する、本人に直接の注意はトラブルの基、気分を害すだけ損と思い、目に余れば釣り場側に注意して、改善が成されなければ、その釣り場は長いことはないと思い、マナーを守って楽しみましょう!

管理釣り場は仕事場ではないことを理解すべし
漁師ではないのだから、沢山持ち帰ることで生活が楽になる訳ではない、持ち帰る場合は必要最小限にし残りは出来るだけやさしくリリースしよう、魚とて生き物無駄死にはかわいそうと思い、大漁だったらWeb等で大いに自慢すれば、十分満足できる!

ゲームフィシングである事を理解すべし
ゲームは攻略法にこそ醍醐味がある、量より質と考え、1匹の魚を釣る事だけに知恵を絞り、イメージを膨らませ集中しよう、これで魚に勝てたときは最高である!

自分に合った管理釣り場を追求すべし
人気の管理釣り場は確かに釣れるがかなり混む、空いている釣り場は釣れないと考えず、腕を磨くにはベストと思い、逆境を克服してこその感動を求めるのも楽しい!

釣る事だけが楽しみではない事を知るべし
魚とて生き物、お休みタイムだってある、ぼやく前に、周りの人間をウオッチングして自分なりに分析してみよう、これが結構面白い、但しさりげなく行い、決して睨み付けないように。

と言うわけで、何か自分への”戒め十ヶ条”みたいになってしまいましたが、どんなものでしょう

皆様も管理釣り場なんて、と侮る事なきように、結構奥の深いものですよ。