旅行や山スキーの手配

旅行日程は次のとおり。

5月4日(木)成田(12:00 AI307便)〜デリー(16:55)

5月5日(金)デリー(07:35鉄道)〜チャンディガール(10:45)

5月6日(土)チャンディガール(07:30ハイヤー)〜マナリ(15:30)

5月7日(日)〜10日(水)マナリ滞在、山スキー

5月11日(木)マナリ(08:00ハイヤー)〜チャンディガール(15:30)

5月12日(金)チャンディガール(12:20鉄道)〜デリー(15:30)

5月13日(土)デリー(20:50 AI308便)〜

5月14日(日)〜成田(08:00)

 

費用は、次のとおりである。

成田〜デリーの航空機往復:86,000円

デリー〜チャンディガールの鉄道往復:6,000円

チャンディガール〜マナリのハイヤー往復:1台当り26,000円

デリーのホテルと空港や駅との間の送迎:1回当り4,000円

山スキー用のガイド・ポーター・車などの手配:1日当り17,000円(日帰りなら14,000円)

デリーやチャンディガールのホテル:1部屋1泊当り10,000円前後

マナリ(バシシト村)の風来坊山荘:1泊2食当り6,000円

 

旅行や山スキーの手配はすべて、日本の旅行会社ワイルド・ナビゲーションを通して依頼した。マナリではバシシト村の風来坊山荘に泊まったが、これは日本人の森田氏が経営しているものである。現地での山スキー手配などは、森田氏がオーナーらしい旅行会社Marco Polo Indiaが担当した。

僕が滑った程度の山に登るには、許可は必要ない。しかし、ロープを使って登るようなピークに立つためには、許可を取り、リエゾンオフィサーも付けなければならないそうだ。気軽に山スキーを楽しみたいなら、登頂にはこだわらない方が良いだろう。

山スキーそのものについてはガイドは要らないかもしれないが、夏道を歩いてアプローチするときには道案内を雇う方が無難だろう。山の中には羊飼いの道が無数に走っていて迷いやすいし、正確な細かい地図も手に入らないからである。インドにはまだ正式な山スキーガイドはいない。ヘリスキーのガイドは外国人である。僕が雇ったラメッシュは、ヘリスキーガイドの助手として働いているということだった。

1泊以上の登山なら、ポーターや馬も雇う方が良い。インドでは、暑さや刺激の強い食事のせいで体調を崩しやすい。僕も、飲み水が体に合わないためか、インド滞在中ずっと下痢をしていた。山奥のベースキャンプまでテントやスキーを自分達で担いで行ったら、メンバーのうちの誰かはきっとダウンするだろう。ただし、ポーターを頼めるのは雪の無い所までに限られるのが普通のようだ。

デリーからマナリまで、僕は2日間かけてゆっくり旅行したが、強行すれば1日で行くことも可能である。楽に速く行きたければ、デリーからクルのブンタール空港まで飛行機を利用できる。クルからマナリまでは車で2時間だ。しかし、デリー〜クルの飛行機には1人10 kgまでしか荷物を積めないから、デリーからマナリまで荷物を運ぶための車を別に手配しなければならない。また、この飛行機は天候次第で欠航することもあるので、急遽ハイヤーでの移動に切り替えることもできるよう、旅行会社に頼んでおく必要がある。

それから、チャンディガール〜マナリ間の車は、エアコン付きのものを頼んだ方が良い。5月のインドでは、下界の気温は連日40℃に達する。マナリは涼しいが、少し谷を下れば昼間は猛烈に暑い。僕はエアコンの無いハイヤーで片道8時間走ったため、へとへとに疲れた。

 

旅行会社の連絡先は次のとおり。

* (株)ワイルド・ナビゲーション

住所:〒152-0035東京都目黒区自由が丘1-3-14伊勢元ビル3階

電話:03-5731-8770、ファックス:03-5731-8771

電子メール:travel@wild-navi.co.jp

ホームページ:http://www.wild-navi.co.jp

* Marco Polo India

住所:Village & PO Vashishath Manali - 175131 ( HP ) India

電話:91(インドの国番号)-1902-54105

ファックス:91(インドの国番号)-1902-53418

電子メール:marcopolo@vsni.com

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