国土交通省の職場にも改善が必要な課題がたくさんあります
 
 一方、身近な課題として、余暇・自由時間に大きく食い込む超過勤務(時間外労働)問題、なかなか解消されない長期単身赴任をはじめとする転勤負担の問題、寮、宿舎の確保・改善をはじめとする福利厚生の問題など、国土交通省の職場には依然多くの課題があります。
 
特に、超過勤務(時間外労働)の問題は、手当の未払いなど俗に言うサービス残業の問題や、平成13年12月の「公務上災害の認定基準」の改正の内容からも明らかなように、心と身体の健康に大きく関わる問題として、緊急の課題となっています。

 国交職組は、国土交通大臣、地方整備局長および事務所長などに対して、職員が健康で安心して働き続けられるように、これらの課題の解決とともに、真面目に働く職員を能力と勤務実績に応じて公平に処遇するよう求めています。職場の問題の解決は、黙っていても人事院がやってくれるという性質のものではありません。組合がしっかりしていなければ速やかな解決は望めないのです。