Alexander アレキサンダー

☆☆

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イギリス王エドワード7世の王妃に捧げられたカクテル。

甘口でクリーミィなカクテルである。恋する女の子にぴったりだけど、濃厚でソフトな口あたりに、ついつい飲みすぎてしまいそう。楽しい夜の、飲ませすぎにもご用心。

Brandy Base  テイスト:甘口

TPO:アフター・ディナー 製法:シェーク

レシピ

ブランデー・・・30ml クレーム・ど・カカオ・・・15ml 生クリーム・・・15ml

@材料を十分シェークする。 Aカクテル・グラスに注ぎ、好みですりおろしたナツメッグを振りかける。

バリエーション

ウォッカ・ベースにすると"バーバラ"あるいは"ルシアン・ベア"ジン・ベースにして材料を1/3ずつの割合にすると"プリンセス・メリー"。

ポイント

生クリームが入っているので、十分シェークする。日本では生クリームの生臭さを消すためにナツメッグを使うが、世界的には使わない場合がほとんど。材料を1/3ずつにすると、よけい甘口になる。

ネーミング

1863年、のちのイギリス国王となるエドワード7世と、デンマーク王の長女アレキサンドラの婚礼を記念して、アレキサンドラに捧げられたといわれている。最初は"アレキサンドラ"と呼ばれていたのが"アレキサンダー"と呼ばれるようになった。

エピソード

映画「酒とバラの日々」で、ジャック・レモン扮する主人公か酒が飲めない妻に勧めたのがこれ。後に彼女はこれをきっかけにアルコール中毒になってしまう。飲み過ぎに注意しましょう。