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 カクテルのグラス 

グラスの扱い方

持つときはそこの方をカクテルを作るとき、脚つきのグラスなら脚の部分の下のほう、平底のグラスでもなるべく底のほうを持ちます。これは、手の熱を極力伝えないようにするため。また、カクテルの作り手としては、飲み手が口をつけるグラスの縁に、決して手を触れないようにするのがマナーである。

グラスの洗い方つかい終わったら洗剤でよく洗い、お湯で洗剤が完全に落ちるまでよくすすぎ、伏せて水気を切ります。(グラスは重ねない)水気が取れたら、すっかり乾ききる前にフキンで拭きます。このとき、グラスに直接手が触れないよう、フキンの上からグラスを持つようにして拭くのがポイント。使用するフキンは、ケバができず、水気を吸収しやすい麻と綿の混紡が最適。また、バスタオルくらいの大きさがあると、使いやすくて便利。


グラスの種類と特徴

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@ フルート型シャンパン・グラス細身で背が高いグラス。主に、食事しながら飲むときに使用します。炭酸が抜けにくいので、食事中にもじっくり楽しめる。シャンパン・スパーリング・ワインの泡立ちを楽しむのによい。

A シェリー・グラススペイン特産のワインであるシェリー酒用のグラスで、容量は、60~75ml程度である。

B サワー・グラススピリッツに酸味と甘味を加えてシェークするサワータイプ用のグラス。容量は、約120mlのものが標準。日本は脚つきグラスがほとんどだが、外国では、平底型のグラスも使う。

C ワイン・グラス香りが中にこもるよう、グラスの口がややすぼまった形に作られている。国や地方によって、ワインの種類(色・味など)によって、種々の形や大きさがある。

D ブランデー・グラス口がすぼまり、下がふくらんだ大型のグラス。容量は、180~300ml程度である。別名スニフター(Snifter 香りをかぐもの)。

E リキュール・グラス本来は、リキュールをストレートで飲むためのグラスだが、ウイスキーやブランデーのストレートにも使われる。また、層を作るプース・カフェ・スタイルのカクテルにも使われる。容量は、約30mlです。

F カクテル・グラス短い時間で飲み終えることが原則の「ショート・ドリンクス」カクテルのためのグラスである。容量は、約90mlのものが一般的である。ボウルの形が逆三角形のもの、やわらかな曲線のものなどデザイン豊富。

G ソーサー型・シャンパン・グラス口の部分が広く浅いタイプのシャンパン・グラス。パーティなどの乾杯用に、よく使われます。フラッペ、フローズン・スタイルのものや卵をつかったカクテルにもよく使われる。

H ストレート・グラス(ショット・グラス)ウイスキーをストレートで飲むとき使用され、ショット・グラスともいわれる。シングルとダブルの2タイプがあり、シングルで30ml、ダブルで60ml入る。

I オールド・ファッションド・グラス(ロック・グラス) : ウイスキーのオン・ザ・ロックや、カクテルのオン・ザ・ロック・スタイルに使用される。容量は、120~180ml程度です。アメリカや日本では、ロック・グラスとよばれることのほうが多い。

J タンブラー時間をかけて味わう「ロング・ドリンクス」カクテルやソフト・ドリンクなどに使用される。6オンス(180ml)と8オンス(240ml)のものが一般的、特に断らない場合は8オンスのものを指します。10オンス・タンブラーもあります。ハイボール・グラスともよばれる。

K ホット用手つき・グラスホット・タイプのカクテルに使用します。

L コリンズ・グラス(トール・グラス)円筒形の背の高いグラスで、トール・グラスともいわれる。コリンズ・タイプのカクテルや、ソーダ入りカクテルに使われる。容量は、約300~380ml程度である。

M ビルスナー・グラス口が広く、底がすぼまった逆三角形のグラス。本来は、ビールを飲むときに使用される。

写真にないグラス

ジョッキ英語発音は"ジャグ"。ビール・ジョッキのような大型のものから、ワイン・ジョッキのような小型のものまで、大きさはさまざま。小型のものは、パンチ・カップとして使われることもある。

パンチ・カップパンチ・ボウルで作ったパンチを、注ぎ分けるグラス。容量は、200mlくらい、ボウルとセットになっていることが多い。

ゴブレット氷を入れたロング・ドリンク、ソフト・ドリンク、ビールなどに使われる大型のグラス。容量は、300ml以上。400~550mlの大型のものもある。


この他にもグラスはいろいろあります。自分の好みのグラスに、ルールを無視して、無理矢理カクテルを注いでを楽しむのも、カクテルの楽しみ方のひとつかも・・・、それはもう誰にも停められません!!


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