夏対策

01年7月12日


 

ミスティー・メイト
 
 関東甲信地方は昨日梅雨明け宣言が出ました。例年より9日も早い梅雨明けです。モーターファンにとっては願ってもない事ですね。しかし、サイドカーやセブンにとって夏はまた厳しい試練の時でもあります。この夏をどうやって乗り切るかを考えて見ましょう。

 夏といったら先ず必要なのが汗拭きタオルです。それと私はミスティー・メイトが欠かせません。これは数年前に新聞広告で知って購入したものですが、中に水を入れておいて、手押しポンプで圧力を掛けるとノズルから水が霧状になって出るというだけのものですが、これが夏のドライブにはかなり重宝します。

 服装は半袖シャツに限りますね。以前はTシャツを愛用しましたが、Tシャツというものは体にこびりついて風通しが良くありません。半袖シャツならまず首のあたりが涼しいし、いざとなったらボタンを一つおきに外すという手もあります。Tシャツには胸のポケットがないのも私がTシャツが嫌いな理由の一つです。

 私は屋外駐車なので、駐車中のガソリンの温度上昇を出きるだけ抑えるために、走行後は必ず満タンにして駐車する様にしています。タンク内のガソリンの量が1/3以下だとガソリンの温度はほぼ気温と同じになり、セブンの様に信頼性の置けないクルマの場合には自然発火という事も最悪の場合考えられます。満タンにしておけば温度上昇はかなり抑えられるでしょう。
ある所でセブンに自分でガソリンを補給しようとして、静電気で引火してセブンを焼いてしまったという事もあったそうです。皆さん気を付けてくださいね。

 空冷エンジンのサイドカーにとっては夏は正に脅威の季節です。私も空冷のCBX750FBサイドカーに乗っていた時はエンジン冷却にかなり気を使いましたが、結局オルタネータを熱で駄目にしてしまった事があります。小型の扇風機を購入して取り付けようとした事もありましたが、何処をどう探しても20センチ程度の扇風機が入り込む余地がなくて諦めた事もあります。後で思った事ですが、エアーホーン用のコンプレッサーから風を送るという方法が良いように思いました。(あれは結構強い風が来るんですね)

 
スピリット・ホンダF1(1985)

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