オフレポ(6/24,5)
注:本文に登場する「師匠」とは
F.coolさんのことです。
その日は、雨が降っていた。
梅雨特有の陰鬱な雰囲気。
何かにまとわり付かれるような感じがしつつ、
再びベッドにもぐる。
が、いつまでも寝ているわけにもいかず、
眠い目を擦り意識を呼び戻す。
気だるい気持ちで起きると、自分の携帯がなる。
『もしもし、火田ですけど、もう着きましたか?』
時計を見る。
時刻は十時。
集合時間も十時。
・
・
・
遅刻確定。
とりあえず電話で謝り、
急いで出発。
玄関で。
つるっ
ずざあっ
脛を怪我する。
天罰とはこのことだろう。
家から秋葉原まで早くて一時間半。
「車掌を脅して3倍の速度でも出させようか」
とか物騒なことを考えつつ、気持ちだけ焦る電車の中の俺。
十一時三十分。
どうにか秋葉原に着き、師匠に電話。
「もしもし、SNUですが、いま着きました」
『はいはい〜、では迎えに行きます〜』
公園口の方を見つつ待つ。
電話がかかってくる。
『もしもし、いま公園口です〜』
それを聞き公園口へ出る。
そこで見たのは、
それっぽく集まってる兄ちゃんたち。
電話をかけてみる。
果たしてそのうちの一人の携帯が反応を示す。
『はいはい〜』
「どもです〜。
えと、多分、今後ろにいるのが僕だと思うんですが・・・」
振り向く男。
「ども、火田です」
「どうも、SNUです」
何とか合流を果たす。
確かALICEさんはに何かを買いに行っていた気がする。
とりあえず、自己紹介が行われた。。
ALICEさん(想像と随分違う)
師匠(当り障り無かった)
夢見草さん(サングラスだった)
ななほしさん(想像と随分違うU)
舞派(1)さん(好青年といった感じだった)
ぜろさんは遅れるとの事。
当然遅刻犯の俺にはとやかく言うような権限は無い。
とりあえず、バラけて行動。
ALICEさんとななほしさんはどこかへ。
残りはゲーセン。
何は無くとも
ビートマニア。
師匠とプレイする。
彼はBM98の方が得意らしい。
その後、北斗の拳に惹かれつつもALICEさんたちと合流。
さしあたって飯を食いに行く。
第一候補:ラーメン
混んでいた為却下。
で、そばにあった揚げ物屋に決定。
店員曰く。
「ご飯、お味噌汁はおかわり自由ですので」
・・・豚汁に見えたのは俺だけだったのか?
皆が食料を注文する中、ななほしさんはビール。
うん、渋い。
夢見草さんが店員の接客に気分を害するなどあったが、
とりあえず食い終わり、店を出ることにした。
因みに、鳥の唐揚げはちょっと生だったらしい。
相変わらずの雨。
ALICEさん曰く、
「雨が、降っていた」
・・・これを読んでいる人なら分かりますね?
で、同人誌巡り。
主に某Tを訪れる。
本を物色する中、
俺の中を流れるお笑いの血が一冊の本を手に取らせた。
マイナーだけど面白かった、というのが率直な感想である。
その他、何冊か購入。
え?何を買ったって?
ボクハ『〇りキ〇同盟』ナンテシリマセン。
時間は三時。
先ほどからぜろさんとコンタクトを取り、
そろそろこちらへ着くとの事。
揃って駅に移動する。
電話で互いの位置を確認しつつ、
その距離は縮まる。
と、ある男が近づいてきた。
「ども、ぜろです〜」
え〜と。
第一印象。
テンション高っ!
最初はALICEさんが引っ張って行くんだろうな、と思っていたのに、
ぜろさんに主導権を握られる。
とりあえず、彼の案内の元、新宿へ。
ここで、いったん休憩を取ろうということになる。
で、マック。
混んでいたので却下。
漫画喫茶。
面倒だったりしたので却下。
結局、百貨店地下の喫茶店に落ち着き、ぐだぐだ話し始める。
師匠は葛切りを頼んでいた。
何だか絵になっていたと思ったのはおそらく全員だろう。
SS話とかが盛り上がり、ちょっと周りの視線が痛かった。
別にいいけど。
休憩を終え、カラオケをどうしようかという話に。
全体の意見として、
「面倒臭い」
そこにぜろさんの一言。
「五時回ったから料金上がりますよ」
ぜろさん宅へ向かうことが決定したのは言うまでもない。
途中、
「みゅ〜」
とかあったが、特にトラブルも無く辿り着く。
疲労のため、猫を追いかける気力も無かった(爆)
ぜろさん宅でしたこと。
・MAD鑑賞(俺の所持量よりはるかに多かった)
・同人誌漁り(やっぱKanon系が多かった)
そして。
BM98。
ついに、師匠の腕を垣間見ることになる。
・
・
・
参りました(ぉ
凄かったね、うん。
そんなことをしつつ、舞派(1)さんは時間のため帰宅。
ななほしさんもそろそろ・・・のはずだったが、
既に拉致が決まっていた。
とりあえず、酒、その他の買出し班が編成される。
で、何故か主賓のはずのALICEさんがぜろさんと買出しに行く。
だって・・・BMやりたかったんだもん(言い訳)
暫くして、二人が戻ってくる。
喫煙者と非喫煙者はそれぞれまとまる。
といっても、俺と夢見草さんのみ非喫煙者で、
他の方々は吸うのだが。
ななほしさんがぜりさんにあおられ日本酒を一気飲み
(注:一気飲みは危険です)
あまり酒に強くない俺と夢見草さんはサワー系で落ち着く。
このメンバーで集まったと言うことは・・・
もちろん、SS談義になる。
ちょっと(?)毒舌も混じりつつ、話は弾む。
意外だったのはALICEさんとななほしさんの波長が合っていた事だった。
夜も更け、したことは・・・
くんずほぐれつ
違います
MyKeチャット乱入。
酒も入っていることもあって、
いい感じに壊れていた。
因みに、その時俺の言った言葉は、
全てぜろさんの手により発言させられることとなる。
夜は更に更け、空が明るくなり始めてきた。
さすがに眠く、皆寝息を立て始める。
俺はぜろさんの隣だったので、話を色々ふられる。
話をするのは構わないのだが・・・
俺の中で切なさが爆発したね。
はっきり言って、もてない大学生には耳の痛い話だった。
俺が涙で枕を濡らしたのは秘密です(ぉ
そんなこんなでやっと眠りにつき、
その日は幕を閉じた。
二日目。
八時半。
最後に寝たはずの俺が最初に起きた。
血圧のあまり高くない俺はすぐには起きられないのが普通なのだが、
その日はすぐに目覚めることができた。
で、また寝る。
再び起きたのは十一時半ごろだった。
皆も起き出す。
ぜろさんは爆睡中だったが。
やがて、ぜろさんも起きてくる。
うだうだとやっていると、三時近くになる。
というわけで、デニーズへ食事に行く。
そこで、話が麻雀に触れる。
「賭けでやりますか?」
「でも、金をかけるってのも・・・」
「じゃあ、負けたら勝った人にSS進呈ということで」
しかも、3位は2位に一本、4位は1位に二本進呈。
こうして恐怖の麻雀大会が始まるのだった。
参加者は
俺、
師匠、
ALICEさん、
ぜろさん、
夢見草さんは麻雀ができないらしく不参加。
ななほしさんはCD-あ・・・げふんげふん!
野暮用のため不参加。
はっきり言って、手が震えるほど緊張した。
なぜなら、自分の連載すら滞っているのに、
更に二本なんてとても書けないからである。
結果はというと・・・
師匠と僅差で、
何故か俺が優勝。
地味に4000点ずつ程勝っていったのが決め手だったようだ。
4位は・・・ALICEさんだった。
というわけで、ALICEさんから二本頂くことになったり。
ありがたい事です。
もう二度とやろうとは思いませんけどね。
そんなこんなで時間となり、
帰宅することになる。
師匠、ななほしさん、夢見草さんがまずタクシーへ。
で、
二台目を待つ。
待つ。
待つ。
・・・来ないじゃん。
俺はともかく、ALICEさんピンチ。
そこに、やっとタクシーが着く。
師匠には先に言ってて欲しいと電話で伝え、
道が混まない様祈り(呪い)つつ、何とか駅に着く。
さて、時間との勝負。
ALICEさん、走る。
それでも最後に挨拶をするあたり、律儀な人だったりする。
で、一人になって、帰宅。
うちで一悶着あったりしつつも床につく。
さて。
今回のオフ会で俺が得た最大の教訓。
それは・・・
「ちゃんと親にはアリバイを作っておこう(爆)」
愚痴ってみたり。