艶姿3人日記(2001年3月)

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3月21日(水)

 

《怒涛の興奮!驚異の感動!》

 先日、娘といってきました!
スーパーサーカス・サルティンバンコに!!
うーーーん、ほんとにすごい!
世界中から選び抜かれたアーティストたちが
重力を無視したように、宙を舞ってる。
息もつかせぬとは、このこと!
まばたきを忘れさせるような技巧の数々。
生身の人間とは思えない。
魔法をかけられたような快感!
あまりの感動で、涙してしまいました。

人間って、素直にすごい!
夢のような時間を過ごしました。
こんな時間の過ごし方もいいなぁ〜と
つくづく思いました。

   

3月19日(月)

 

<さくらの木の下で>

息子が通った通園施設の小さな園庭には、
1本の大きな桜の木があった。
<春>
不安な気持ちで通ってくる親子を勇気づけるように、
薄ピンクの花びらが風に舞っていた。
<夏>
大きな枝葉が、照りつける太陽をさえぎり、
心地よい木陰をつくった。
<秋>
楽しそうに園庭で遊ぶ息子に視線を向けながら、
西日が傾く夕方近くまで、
朱に染まった落ち葉を掃いた。
<冬>
何にもつけてないその枝の間からは、
遠慮がちに陽射しがのぞき、
小さな園庭は暖かだった。

幾度もあの桜の木の下で涙を呑んだ。
数え切れないくらい大きな声で笑った。
充分しあわせな気持ちでいられた。

毎日を心穏やかに過ごしたいと思っていても、
心ならずも願いがかなわぬ日には、

あの、桜の木を思い出し心を静める。
 

   

3月13日(火)

 

<憂鬱>

あのね、言えないんだよ、すべて決まるまでは。
家のこと、子どもの事、そしてたいした事ない自分の能力。
全部ひっくるめ考えて、精一杯の努力をしていこうと、
やっとそういう気持ちになったのに。
周りに押しつぶされそうになる自分がいる。
もう、イヤになっちゃったな。
全部捨てて、逃げ出したいよ。
よお--く考えてみると、優柔不断な自分が
1番いけないのかな。

こんな事で悩みたくないな、人間関係でなんて。

ハゲつくるぐらい悩むのは、子どもの事だけにしておきたい。
 

   

3月12日(月)

 

<これを機会に> 

うちの主人は花粉症で苦しんでいます。
タバコも美味しく感じないそうなのですが、
定位置の換気扇の下で吸っています。

 「私が5s痩せるか、あなたが禁煙できるか
  競争しようか?勝った方が5万円賞金を貰える
  事にしようか?」

 「うん、いいよ。今なら止められそう。XXちゃん(←私の名前)
  リンゴダイエットとかこんにゃくとかイライラするのは
  止めとけよ!!」
(ハイハイすみません!何度も八つ当たりして)

こうして主人と私の戦いの火蓋はきられた。
主人は昨日からパイポを手にして頑張っている。
何年か前「禁煙して!」とお願いする私に、
「タバコを止めるぐらいだったら、単身赴任する!」って
言った主人だったけれど、今度はどうやら本気らしい。

強化子を用いないと自分の健康管理もできないなんて!
あなたの長男は強化子がなくても、やれる事沢山あるよ。

見習いなさ-い!
 

   

3月11日(日)

 

<正直者>
 
次男坊を散髪屋さんに連れて行った。
いつもは私の行きつけの美容室へ行くのだが、
小人800円の看板につられフラフラと
初めてのお店に入った。
 「うっわぁ〜!髪の毛がいっぱいできたない!」
大声でしゃべる次男坊!
 「そんなこと言わんとよ!」顔を真っ赤にし、叱る母。
しゃべりは達者なのに、まだ1人では座って切ってもらえない。
 「きりんさん(年長組)になったらねぇ〜、1人で座る!」
(おいおい!あと1年も?)
散髪が終わりイスから降りて駄目押しのひと言。
 「うっわぁ--!まだきたない!!」
ムッとする従業員さんの顔。
あああ・・・もうここへはつれて来れない。
 

   

3月7日(水)

 

<春の便り>

「げんき?がりだよぉ--!」
ここ数年、年賀状のやり取りだけで、日頃ご無沙汰している
高校時代の友人から電話をもらった。
5年程前に離婚を経験した後、病院の事務職についたが
病院が閉鎖し、今は色々と資格をとりながら職探しをしている
との事だった。
気の強さでは、仲良し8人グル−プの中で、1、2、を争う彼女が、
離婚直後はとても落ち込んでいて心配したけれど、
今はいきいきと前向きに、毎日を送っているようで安心した。

女36歳、それなりにいろいろあるよね〜。
皆に会いに近々郷里に帰ってみようかな?
一足早く春をいただきに!

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