艶姿3人日記 (2001年10月) |
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10月11日(木) あれこれ・・・ 40歳まえ |
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10月8日(月) 舅のお宅訪問記 |
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大分出身の主人と鹿児島出身の私は, 福岡に2年前に家を建てました。 舅は只今72歳。 生まれてからず-っと大分で暮らしてきた人です。 鹿児島出身の私が嫁に来るときも, まるで外国から嫁をもらうみたいに, 大騒ぎしていた人でした。 (舅曰く,町内からお嫁さんをもらいたかったそうです) 私達が家を建てるときも「わしゃー捨てられたごたある。」 と,工事が始まるまで言っていた人です。 息子は大学の時から親元を離れ1人暮らしをしていました。 就職してからは,2〜3年ごとに転勤を繰り返す転勤族です。 18歳の時から一緒に暮らした事がないのに, 年老いた舅からすると <土地を買う=福岡の人間になってしまう=捨てられる> と,なってしまうようです。 私の目には<子離れできない父親>の舅の姿が映ります。 そんな舅が1泊2日で,初めてこの家へやってきたのです。 大分から出るのは10年ぶりぐらいでしょうか? 来る前からそりゃ〜もう,大変大騒ぎでした。 そして,舅は誇らしげに「立派なもんができた!!」と, 何度もなんども繰り返すのでした。 何かを見届けた舅はソニック号に乗って, 大分の家で待っている姑の元へ帰っていきました。 おとうさん, 私達は福岡の人になるけれど, 決してお父さんを見捨ててはいないからね。 |
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10月5日(金) 深まる秋の景色・青森編 |
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我が家のハナミズキの葉っぱが朱に染まった。 この時期になると以前住んでいた, 青森の景色の美しさを思い出す。 十和田湖,奥入瀬渓流,八甲田山。 繊細な線の樹木たち。 葉が朱や黄色に染まり,美しさに感動で 涙が出るほどだった。 山芋の葉っぱも美しく紅葉するのには驚いた。 街路樹の<ななかまど>や<はなみずき>も 燃えるように赤くなっていた。 泣きたいような気持ちで青森へ転勤したが, (いや,実際に泣いていた) 紅葉の美しさに出会ってからは, 来て本当に良かった,と思った。 美しい短い秋が去っていくと,すぐに 鉛色の空に覆われた長い冬が青森にやってくる。 子ども達が大きくなったら,いつか夫婦で あの素晴らしい景色に会いに行きたい。 まだ小さかった長男を抱っこして歩いた, 十和田湖からつづく奥入瀬渓流を歩いてみたい。 |
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