艶姿3人日記 (2001年12月)

 

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12月25日(火)     ≪ メリ−クリスマス! ≫

 


< 食卓 >

一緒に食べてくれるかな・・・?

チキンのから揚げ,一口カツ,スパゲッティ,
フライドポテト,チ−ズなどなど。
ありきたりだけれど,子ども達が大好きな
ものばかり。

次男の声が苦手な長男が,
一緒に食べてくれるかな?
不安に思いながら,メインのお皿をふたつ
用意した。
いつでも,分かれて食べる事ができるように。
嬉しいことに予想ははずれ,
最後のケ−キまで,一緒に食事を楽しむ事ができた。

何ヶ月振りだろう?
家族揃って食卓を囲むのは。
それぞれの顔が笑顔でほころぶ。

お空の神様から,
最高のクリスマスプレゼントをいただいた。


< プレゼント >

前日,サンタさんへのお手紙を書いた次男坊が,
窓の外を眺めながら,心配そうにつぶやく・・・。
「どうして,暖かいと?雪は降らんと?サンタさんがこれんやん。」
サンタさんはトナカイのソリに乗り,雪の上を滑って来ると
次男坊は思っているらしい。
そういえば昨年は,家に煙突がないのに,どこから中へ入って
来るのか質問されたっけ。

25日の朝早くに目覚めた次男坊は,興奮気味だった。
「来てくれないかも・・・。」という心配はどこかへ吹っ飛び,
機関銃のような速さの,おしゃべりとともにプレゼントを開けた。

   

12月16日(日)    < 師走 >

 


やたら忙しい。
やはり師走だ。

今年は<秋>をあじわう時間がなかった。
大好きな秋桜や,美しい紅葉を観賞する
心の余裕がなかった。

久し振りに長男と,近所の大濠公園へ散歩に行った。
落葉樹の葉は既に落ち,丸裸の枝が寒そうに,
寒風にさらされていた。

もう今年も残すところ2週間。

このまま年を越すのは余りに悲しいので,
せめてクリスマス気分に浸ろうと,
シンボルツリ−を電飾で飾り付けた。
 

   

12月1日(土)  01時12分   < 短ければいいの? >

 


我が家のレインマンが,何度も自傷をおこした。
まだ,癒えぬ,1度目の傷跡をさらに深く傷つけた。

あなたは言ったよね・・・・。
「今回のは10分ぐらいで短かったです。」

そういう問題なの?
そんな感性でいいの?
うちの子だから仕方がないの?
介入するタイミングが,遅れたからではないの?
時間のもんだいなの?
自傷した事実が問題なのではないの?

あの日は,冷たい雨が激しく地面をたたきつけていた。
身体が芯まで冷えきっていたけれど,
あなたの言葉は雨よりも冷たく感じ,私の胸をえぐった。

 

12月1日(土)  01時11分    < 朝食 >

 


いつまでも起きて来ない母に呆れ,長男が
自分1人で用意した,或る日の朝食メニューです。

納豆ご飯50g×3個
(お醤油もかけないで,とってもシンプル)
生あげ 半分
(生あげを生で・・・通の食べ方?)
ウインナ− 一袋
(ボイルもせず,食材の持ち味をいただく?)
松露饅頭(なんと5個も!)

満腹になり,そのあとスヤスヤと夢の中へ
いかれました。
お陰様で,冷蔵庫は空っぽになり,
家族の朝食が作れませんでした。
 

   

12月1日(土)  01時10分    < 七五三 >

 


次男坊の七五三のお祝いに,近くの神社を訪れた。
いつもと違う様子の本殿に次男坊の足はすくみ,
一向に入ろうとしなかった。

神社側が用意したおもちゃにつられ,
やっと入ってくれたものの,神主がお祈りを奉げ始めると,
次男坊の顔がみるみるこわばっていった。
「おんみょうじがでたー,なにかいきかえるかもしれん・・・。」
何を言い出すか分らない,長男の時とはまた違う緊張感。
母も子も手に汗にぎる5分間だった。

私は反省している。
陰陽師をよくテレビで見ているのは,この私です。
 

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