ブレダ65の初期型、K14エンジン搭載型の主脚引き込み機構はひどく大胆かつ安直です。

ぎやあああ!ってかんじ。ギヤだけに。

主脚柱付根に固定された、主脚柱の回転軸と共通の中心を持つ、およそ三分の一に切り分けられたかたちのでっかいギアが、主翼内に設けられた、機内からの操作で回転するピニオンギアによって回転させられて、脚柱が後方に引き込みます。

重もたそ〜〜〜!

カバーは脚柱に固定。脚が引き込むと、タイヤ以外の部分をピッタリふさぎます。

おそらく手動で引き込んでいたこのシステムも、エンジンをA80に換えたタイプからは油圧のオーソドックスなシステムに変更されました。翼内の骨組みが変更された以外は、あまり変化がありません。手をかけないのはいいことだ。

おそらく、エンジン馬力に余裕がでたからでしょう。

今回は油圧ジャッキによって駆動されるストラットのロックシステムを再現してみました。

模型じゃムリかも。

 

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