←これは間違いでした・・・

図の、脚柱の上部にある黒く示されたロックが外れると、赤で示してある変形しないア−ムが上方へスイングし、脚柱は脚中の後ろにある、ピンク色で示されたもう一つのア−ムとの関節を支点に前方へ倒れ始めますが、ピンク色のア−ム自体は逆に一旦下方向へ押しやられます。

赤のア−ムがそのまま上へスイングしてゆくにしたがって、脚柱とピンクのア−ムは一直線になってゆき、結果的にピンクのア−ムも折畳み開始の時よりも上へスイングし、脚収容が完了します。

と思ってまた写真をにらんでたら、どうやら後ろ側のア−ムがダウンロックを兼ねてるみたいで、下図のような構造のような気がしてきました。

ウイリアムブラザ−ズのキットのパ−ツでもそんな感じだし。

で、まだなぞなのは脚柱のトルクリンク。畳む前の写真ではしっかり見えてるのに、畳む途中の写真だと、どうなってるのかさっぱりわかりません。とほほ。

←これはいい線いってた・・・でも間違いです。

でもってこれが最新版↓

進行方向は左です。

緑で示した太短い脚柱は、てっぺんのダウンロック意外に直接機体との接点はありません。

主脚柱グループは、緑で示した太短い脚柱と、その前方の軸に水色で示した左右に独立したV型に結合された横から見ると主脚柱と一直線のストラットで二つ折れになるように構成されています。

主脚柱グループ後方には、紺色で示した上部アーム(これは左右一体の板です)と、黄色で示した下部アーム

(これは左右独立した腕です)が関節結合され、それぞれがエンジンナセル後部のバルクヘッドから伸びる、紫で示したはしご型アームにそれぞれの関節で結合されて四角形を構成しています。これを「はしごグループ」と呼びましょう。

水色のストラットの片舷側だけにある油圧ジャッキが伸びると、水色のストラットは主脚柱グループを後ろへ倒そうとしますが、緑色の脚柱は後ろに結合されているはしごグループが邪魔で後ろへ倒れることができず、はしごグループが構成する四角形を変形させ、その変形はタイヤ皮が前方へ押し出される形なので、結果主脚柱グループは二つ折れになってエンジンナセルに引き込まれるのです。

スペ−スをとらない、単純でうまい、カ−チスらしくない方法です。

脚柱のてっぺんを捕まえるダウンロックはヘルダイバーもそうですね。

尾輪
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