左の写真は、下の一連のキャプションと写真をアップしたあとに間違いに気づいてトリガーを作り直し、ついでに少しだけ表面をきれいにしたものです。

トリガーは真鍮けずりだし。

のこぎり引きすぎて、腕が少し太くなったような気がします。

モーゼル〔マウザー〕C96の軽量化バージョン。いわゆる、「ボロ」モデルです。

マルシンのM712から作りました。

「ボロ」は、帝政ロシアの注文で作られた輸出モデルだそうです。

「ボリスの冒険」に出てくるのでうらやましくて作った。

でも「ボリス」がもってたのはM1914かもしれません。

このモデルはセフティが1930年以前の「ユニバーサル」じゃない構造だと思われるので、コック&ロックができるかわりにセフティオンのときに撃鉄を動かせません。ちょっと不便。

ハンマーダウン時にはセフティオンでハーフコック状態になりますが、セフティを解除しないとコックできないので、両手を使わないと危険です。

M712とかではセフティオン時にハンマーは安全に自由に動きます。

銃身長は、4インチときいたので切り詰めたら、3.5インチだということがわかったけど、まあ、4インチモデルもあったということで・・・そのうち切り詰めるかも・・・

また、8センチだという資料もあったのですが、バレルのねじこみ位置から前が、偶然8 センチでした。

でも、実物はフレームと一体のようです。・・・ま、いっか。

グリップも切り詰めて、チーク材から作りました。つかれた。

カートはハドソンのトカレフを使用。

発火できるはず・・・

このモデルはマガジンが作り付けなので、弾倉底板を自作。フレームももちろんツライチに加工しました。分解もできます。

タマはクリップで上から入れることしかできません。そこがいいんですって。

ハドソンのトカレフの.30モーゼルは実物とちがってテーパーがついてないので10発込めるのが一苦労でした。

映画、「殺しの免許証」をみたくなった。

表面の仕上げは、いつもうまくい来ません。研究の余地アリです。

グリップは握りづらいのはけずったぼくのせい・・・

712のフルオート機能はもちろん殺してあります。

自動拳銃のメカニズムは、この鉄砲で完成し、ガバメントで洗練されてから100年たつけど、基本は変わりません。これからも変わらんでしょうね。

グリップのチェッカーは実物では21ラインということですが、こいつのは28本くらいあります。気にしない・・・

この鉄砲のメカニズムはハンマーバネが斜め前上向きについてたり、ピンが引き金以外には使われてなかったり(これは712だけ。c96については間違い)となかなか面白いものです。

中国製の45口径のモデルって、みてみたいなあ・・・

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