CMCのM1カービンにタナカの新しいカートを使ってみる

うちのCMCのM1カービンは87年頃買ったもので、50発以上発火させてますが、未だに元気です。

CMCの.30カービンのプラグファイヤーカートは糞で、ほぼ作動しません。

しかし本体は設計がいいので、MGCのM1カービン用カートのプラグをコクサイのウッズマンの物に換えて、デトネーターを切って丸めることで快調に動きます。

MGCのM16のカートの先っぽをP220の9ミリのものに変えてもうまく下がるのですが、これは太すぎてマガジンと相性が悪く、リップが次弾を捕まえることができずにバラバラこぼれてしまいます。

2011年にタナカからあたらしいカートがでたので、カートを買ってみました。ちょっと太いようです。実銃のマガジンではリップがカートを保持できません。

タナカのマガジンを買ってきました。これはちゃんとしています。こぼれません。さすが!
本体にもちゃんと刺さります。CMCオリジナルのマグはちゃちなので、比べるとタナカのマガジンは素晴らしい。

CMCオリジナルのデトネーターは手元にないのでわかりませんが、MGC+コクサイ用に切詰めたデトネーターは短すぎます。ので、デトネーターをチャンバーごと新造することにしました。

金属とかやってらんないのでプラです。12ミリのABSパイプに13ミリのポリカーボパイプを切開いてかぶせてプラリペアで接着整形して3ミリの真鍮デトネータを挿します。

黒いのがオリジナルのチャンバーね。

内側,外側とも、合うまで地道に削ります。そんなに手間ではない。

発火した割りには手入を念入れにやったせいか奇麗なガスバイパス。

こういう、「カートがチャンバー内を前後して発火」式のモデルガンのデトネータの長さ調整には、
ガスバイパスはけっこう便利。

ボルトが閉まったところ。カート尖端とデトネータの露出量に注目です。

ハンマーを落したところ。カートが前進してデトネータがカートの奥底に当りました。

このカートはセンターファイア式じゃないんで、わかりやすいっちゃ分かりやすい。

油をたっぷり塗ってガスバイパスを閉じます。15年ぶりくらいに開けたのかも。

かっこいいアクション。サイトは友人にもらったマルシンのやつです。タナカのリメイク版はサイトが昔の一体物と聞いて、買う気がしなくなったのでありました。

マグに4発ほど入れてテスト。カートが太い分、エキストラクターに引っ掛るようなので、エキストラクターを微妙に反らせて対処しました。このモデルのエキストラクターとエジェクターはうそんこですが、まあ、気にしない。

MGCのよりはまし。

素敵なたたずまい。ちゃんと装填排莢できました。発火はやめときます。腰抜けです。

フラッシュ焚くと劣化がよく解りますね。でも裸眼でみるとこんなにひどくはない。

話かわって、うちの、死んだ、元陸自の父ちゃんは、鉄砲の話をせがむと、これとガランド、ガバメントとBAR(ビーエーアールって言ってた)とM1919A4とキャリバー50と迫撃砲の話はすごく楽しそうにしてくれましたが、64は曲ったとかしか話をしてくれませなんだ。

モデルガン持ってることにいい顔されなかったのですが、このモデルを機嫌の良いときに見せたら、「これはニセもんだな」とかいいながらボルトハンドルとか「ジャキーン!」とか凄い勢いで動かしてくれて冷や冷やしました。壊れなかったよ!

スリングを左手に巻付ける構えも教えてくれましたが、「これはカービンでしか教わらなかったな」とか M2カービンが配備だと思って期待してたらこれだったからちょっとがっかりしたなとか ガーランドと違って行進の時楽だったとか 再パーカライジングのためにその部署に束で銃を持っていってパーカー液の池に着けたらかなりの数が割れてあせったけど現場のひとに「こんなもんだよ」と言われたとか けっこう面白い話を聞けました。

・・・

SKSのモデルガンでねえかなー

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