飛ぶナマクラ刀、カットラスの前脚はとっても長いです。

進行方向は左。

カタパルト射出時に大きく迎え角をとる(前が極端にあがってロデオ馬みたいでカッコイイ!)ために脚柱はのびます。脚柱は下にちいさなダブルのタイヤがつき、脚柱上部は途中から逆「A」の字型になっていて、「A」の字の足の先が折り畳み軸になっています。

脚柱からうしろ方向に三角形に張りだした動かない構造の頂点に油圧ジャッキが直結され、これが脚柱を引き上げます。油圧ジャッキの機体側の結合部は操縦席背後のバルクヘッドのほとんど機体頂部、キャノピスライド部分の真下の当たりです。

図中黄色で示したバカ長いトルクシザースリンクはおもしろいことに右うしろ30度くらいに角度をつけてくっついているのですが、これがついているとステアリングできないので牽引時はリンクを解かれていますが、さらにおもしろいことに結合を解く場所が、リンクの中央だったり下部だったりとどうも気分で変えてるらしいです。さらに図示していませんが脚柱左うしろには脚を伸ばすためか、ブレーキのためと思われるパイプがつくのですが、これも牽引時にはオレオ部分でカットされるようです。やっぱり脚を突っ張るための機構なのかな?

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