左脚を正面から見ています。 タイヤカバー部は実際にはタイヤカバーにそって立体的に軸をもつ(上から見て外翼側に前が開いた、さらに前側が下がった)ちょうつがいで畳まれていますが、わかりやすくするために真直ぐに書いてます。 主脚柱もそのまま畳むように書いてますが、実際は後ろに倒れながらですのであしからず。 図で黄色く表されたタイヤカバー可動部は、そのヒンジよりも上、内側に延びた固定されたレバーを持っています。レバーの先は赤で示したプッシュプルロッドで、これは脚柱に固定された軸をもつ、青で示したレバーの先に結合しています。このレバーは、緑で示したバネ(またはゴムヒモ)でタイヤ軸側(下方向)に常に引張られ、結果としてタイヤカバーが上に跳ね上っているわけです。 先にのべた青いレバーはまた、ピンクで示された、主脚の回転軸よりも外翼側に回転軸をもったケーブルにもつながっていますが、このケーブルは地上姿勢ではある程度たるんでいるようです。 さて、主脚が畳まれはじまると、ピンクのケーブルは外翼側に取り残され、青のアームを引張ります。青のアームは赤いプルロッドを引っ張り、(ゴムは伸びる)赤いプルロッドはタイヤカバー可動部のアームを引っ張るのでタイヤカバー可動部は主脚カバーと一直線になるのです。図ではケーブルの全長が、たたまれるにつれ伸びているように見えていますが、実際は主脚が後ろにも倒れる分で相殺されるので伸びません。
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で、各カバーの形ですが、要点は上図のようなかんじ、(図の形、比例はいい加減です。トレスしても使えません!) 各カバーはそれぞれの柱に固定です。 カバーのタイヤ部分が地上姿勢で外側に回転したように見えるのは、機体下面の曲面にあわせてああなってるだけなのでこの部分はじつに微妙な曲面の連続なのです。ただの平らな板ではありません。(そうなってるキットは失格。)ちょうつがいは二ヶ所のようです。タイヤ部分と脚柱部分は別部品のようですが、別に緩衝時に差動するということはないようです。 脚を畳んだあとも、脚カバー上部はたぶん開きっぱなしです。 1/72だと工作きつそう・・・ |
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