タミヤのシムカサンクは安くて良いキットですが、あまりになにもないのでちょっと色々付け足すことにしたのが間違いの始まりで、なんと2012年の10月から13年の2月までかかりっきりになってしまいました。
もう作りたくない・・・
ネットではフィアット500よりも画像が探しやすいと思います。
ものを大切にするフランス人大好き!
ボンネットとドアとホロと燃料タンク点検蓋(?)とステアリング可動に組みました。
エンジンをフルスクラッチ。
サイドウインドーもスライドするようにしました。固いけどね。
このように後ろを支点にひらくドアは「スーサイドドア」というらしいよ。
ドアノブ付けました。
あと燃料タンク点検蓋もスリットいれた。実際はもっとスリットが大きくて数も多いですが、そんなのできねえからもういいや。
シャーシも結構手を入れた・・・
楽しかったけどもう嫌です。
足回りを見る限りこんな華奢なので野戦で運用とか無理。
徴発されたクルマたちも都市部に駐留したドイツ軍人たちのお手軽なプライベートの足として活躍したのでしょう。
民間の車として作ったのでじゅうたんとか敷いてみた。
ホロは折りたたみ時はボディ側のメドとホロ最前部のメドを革バンドで結束するようです。
幌骨は3本で真ん中のが途中から後ろにたたまれる第三幌骨を持つので実質は4つ。
展開した時の位置はこのような左右のベルトで規制されます。
幌骨は単純なパイプではなくてっぺんの屋根になる部分は板です。
いつもどおりテグスの焼き潰しで可動に。
ドアはキットのままでは薄すぎかもね。というわけで裏に透明プラ板を全面に貼って可動溝を確保しスライドウインドーをライブにしました。固いけど。
昔の電車の客席の窓みたいなロックの仕組みなようです。
エンジンはラジエータより前にあって、エンジンてっぺんの発電機についたファンでエンジンルームからの排気で通気してるです。
エンジン前の円盤はクラクション。
シャーシはこのキットでは三分割されて中央部がボディ下面に一体化されちまっています。最初はそれでもいいかなって思ってたんですが。かば◎さんのブログを見てたら要らない知恵がついて、「]」断面の穴あきにしないと許されない気持ちになったので、プラ板でやってみたらこれがもうかっこいいこと!これで地獄に墜ちました。
フロントアクスルも金属線で作りなおしてはめてみたところ。
エンジンを作ってたらパッテリーが見当たらないのでどこかなーって思ったら運転席の後ろのボディ下に箱がついてるんですね。このキット、その部分が省略されてる・・・プラ板で付けました。
車のキットはエンジンがないと話にならないと思っているので完成しないキットが多いのですが、この車は資料が結構ネット上にあったので形にできました。
サイドバルブね。飛び出してる筒はオイル注入口らしい。
でもって実車写真とか見てたらボンネットのラジエータグリルがけっこう透けてるので・・・金属線で再現しましたが、実車ではこのスリット部分はボンネットと一体で、プレス抜きされてるだけです。その上からモールを貼って別部品ぽく見せてるのね。素敵。
裏から見たとこ。けっこう薄く削りました。
この車のフロントアクスルは左右独立で、横に渡した板バネで緩衝しています。
バネを丸めて直付なのはワイルドだなあと思いましたが、これと全く同じ機構を戦後のフォルクスワーゲン・イルティスがパクッてるのにはびっくりデス。
ラジエータはサスペンションの上に固定されます。
トランスミッション上部もつけたよ。もう見えないけど・・・
サイドブレーキも付けてみた。プロペラシャフトをロックです。
燃料タンクは膝の上にあります。重力式だと思う。
補強の凸凹も削ったけどじゅうたん引いたので見えなくなった・・・
ペダルも無いのは許されざるので作りました。
スペアタイヤの部分もあまりに手抜きなので再現してみました。
タイヤはどこからって?ええ! 1キットジャンクにしましたとも!
ワイパーも金属線で作りなおしたよ。
ワイパーは左舷のだけに動力があるようで、左右を連結するロッドで右舷も動かすようです。
作り終える頃に自分がすでに老眼だったと気がついた・・・
100円ショップの老眼鏡をあと半年早く買ってればもっと早く完成できたかもね・・・