おもたい画像ファイルをおわびします。

この飛行機の脚は空間的に複雑にひねってしまわれるので、わかりやすくするために、脚から見て、機体のほうが回転するように表しています。

図では地上での進行方向は右、空中での進行方向は右ななめ下に設定しています。

下に黒で地面を表したシーンが地上での脚カバーの形です。

その際、図では赤で表示されている五角形が、主翼側の上部脚カバーのポジションです。

別のシーンでバックに青く表示されるものは収容時の主翼のポジションです。

この飛行機の主脚カバーは三分割されていて、主翼に上部カバーが付き、緑で表した主脚柱にメインカバーが固定され、水色で示したリンクに小カバーが固定されているようです。

赤で示したアームは主翼の、脚柱よりも内翼側にジョイント結合されていますが、これは引き込み用アクチュエータではなく、(アクチュエータはニセ三角形式)地上ではサスペンションの支点を空間に固定するために、脚引き込み時には図中黄色と水色で示されたトルクリンクをおっぺしてタイヤを脚柱回転軸側に折り畳むための槓杆として働きます。図では水平移動しているように書かれていますが、実際には地上では主脚柱とは角度をもって、また、収容時には脚柱と平行になります。伸び縮みはしません。トルクリンクとの結合はカルダン式です。

ロシア人は絶対に日本人よりも幾何的思考は優秀だと思います。

で、考え方は複雑ですが、実機での生産のための工作や整備は楽そうです。

もちろん模型でやるのは大変でしょう。

イタレリのキットに挑戦してみます?

ちなみに、前脚カバーは単純なアーム式ヒンジの観音開きのようです。

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スホーイ7/17シリーズの脚