中国の大理古城へ旅行した際に三道茶を頂きました。
三道茶とは、この地方のペー族が客人をもてなすためにたてるお茶です。
このお茶は三杯出され、一苦・ニ甜・三回味という言葉に集約されます。
人生を表すお茶とのことです。
味は、飲むところで少しずつ異なるようです。
一杯目:●茶。 ●:火へん+考
人生のつらさと厳しさが表される苦いお茶。
太田胃散を思い出す苦い味。
同じ成分が入っているのだろうか?
体にはいいんでしょうね。
二杯目:甜茶。
人生の喜びが表される甘いお茶。
水飴のような味だが奥が深い。
バター、くるみ、さとうきびと黒砂糖が
含まれてそうで、スプーンでさとうきびを食べる。
三杯目:回味茶。
人生の最後につらかったこと、楽しかったことを
こもごも思い出す思いでのお茶。シナモンの香りがよく効いている。
シナモンティー好きにはいける味だ。
ペー族の女性
お茶を入れてくれる。
女性も衣裳も可愛かったので、おまけで添付してみました。