中国:昆明〜麗江〜大理〜昆明の旅 (4/4)


2004年2月4日、いよいよ旅行も終盤です。
昨日宿泊したエリアは、喜洲といって大理の市街ではありません。
その為、観光するところもあまり無く、のんびりしています。
ただ、ペー族の村があり、観光用でないペー族衣裳に出合いたいなら、一見の価値有りです。

今日は、昨日バスで剣川から移動中に見つけた温泉へお出かけです。
バスで下山口まで向かいます。
早速、朝と昼兼用の食事です。
昨日の晩ご飯もそうだったのですが、カウンターに並んだ食材から食材と料理を指定しての食事です。
今回のメニューは写真左、料理は写真右です。
カウンターから指定する料理は、皆美味しいです。
卵のスープは、非常にフワフワして香りもよく、荒れた胃もスッキリという感じです。
チンジャオロースもメチャ美味しいし、炒豆はビールが欲しくなります。
また、お店は非常に綺麗で食事も進みます。
ということで非常にいいお店です。
それと、この料理を作ってくれるのが、写真の二人です。
こんな小さな子がと驚くでしょうが、どうも昼の時間に少しはやかったので、大人不在だったようです。
でも、非常に手際よく、また、話すときも分かり易く対応してくれました。
下山口へ行くのでしたら、この麗源山庄がお勧めです。
住所もお店の名前も分かっているので、この写真は彼女達に送ってあげようと思います。
ちゃんと届きますように。

さて、食事も済ませたので、次は温泉です。
風景には合わない水着販売店から水着を購入するのが第一です。
水着は、トランクスタイプで太ももの途中まであるのですが、競技用のように少しピッチリしていてます。
海外の温泉は基本は水着着用なのです。
実際の温泉ですが、少しガッカリです。
温水プールでした。
三軒見て回ったのですが、全てプール。
中国だから岩場なんかにあるのかなって先入観があって。
でも、お客は少なく、泳ぎ放題。
天気もよいということで、泳ぎながらつかりながらで、体がシワシワになるまで満喫しました。
温泉あがりに、街を散策していると、陽気なおじさんに会いました。
両写真、結構よくないですか?
田舎は、こういうのがあるから好きです。

さて、ヒッチハイクのように手をあげてバスをひろい、いよいよ大理古城を目指します。
途中、昨日宿泊した喜洲を通過します。
やはり、この辺りは艶やかなペー族衣裳が目立ちます。
大理古城は、麗江古城よりも観光地という感じがします。
ブラブラ散策し、南門の上の南城楼で三道茶を頂くことにしました。
三道茶とは、ペー族が客人をもてなすためにたてるお茶です。
詳しくは、三道茶のページをご覧下さい。
三道茶を入れてくれるのは、ペー族衣裳のかわいい女の子です。
どうです?ペー族衣裳っていいでしょう。
ちなみにこの衣裳は、小さな子供からお年寄りまで着られています。

本日の晩ご飯は、中国で三度目の食材から料理を指定するお店です。
何回か書いてますが、こういうお店の方が美味しいんですよ。
この大理は大きな湖の近くということで、鯉をはじめ、ドジョウ、アサリ、タニシ、ヤゴなんかが置いています。
私も琵琶湖の小鮎や鰻が大好きなのですが、小魚は置いてません。
美味しいのにな。
鰻も食べたくて何軒も探し回ったのですが、残念ながら置いていません。
肉については、写真のようにつっておいて、そぎ落とします。
変わった料理が好きですから、ブタ肉料理に加え、小海老の唐揚げ、ドジョウの唐揚げ、タニシの煮物、クワイの炒め物を頼みました。
ドジョウは、山椒がうまく効いていて日本で食べたものに比べ、すごく美味しいです。
タニシは、サザエのような感じですが、泥臭く多く食べれませんでした。

2月5日、朝から大理下関へ向かいます。
明日の朝、昆明からのフライトで日本に帰国する準備です。
下関から昆明までバスで6時間。
大理のバスなので、添乗員はペー族衣裳を着ています。
発車すると同時にペットボトルと記念品のコースターをくれました。
社内はビデオ上映のはずだったのですが・・・途中整備されていない道で画像がとぎれまくり、ついに上映途中終了となりました。
しかし、窓から見る風景は、壮大な風景です。
この旅行を通じて、中国の規模の大きさに驚いてばかりです。
昆明に入る途中バスが止められ、マスクをした検疫官が社内を点検します。
どうやら、鳥インフルエンザの影響で変なものを持ちこまないかチェックしているようです。
でも、田舎ではそんなことに気にしている様子はなく、ええんかい!と言いたくなります。

2月6日、いよいよ帰国です。
空港ではチェックイン後に空港使用料を支払います。
その後、中国元が持ち出せないので、免税店でお買い物です。
その時、うれしい出合いです。
マラソンの高地トレーニングを終了して帰国する野口みずき選手がおられるのです。
お願いして写真を一緒にとって頂きました。
お疲れのところ、気さくに対応して下さいました。
どうもありがとうございました。
プロ野球のキャンプへ何度か行ってますが、選手に会えるという覚悟?があります。
でも、今回のような偶然は、緊張して顔もこわばってしまいます。
この時から、野口選手の大ファンになりました。
オリンピックでの活躍を祈っています。

帰りのフライトが野口選手と一緒という幸運のおかげで、機内食に念願の鰻が出てきました。
きっと、雲南産に違いない。


2004年2月4日

バス(喜洲〜下山口):5元(約75円)
朝昼ご飯(麗源山庄):20元/2人(約300円)
水着とタオル:22元(約330円)
温泉:10元(約150円)
バス(下山口〜大理古城):7元(約105円)
大理南門古●遊覧券:2元(約30円) ●:木へん+婁
三道茶:15元(約225円)
晩ご飯:49元/2人(約735円)
ホテル(八●酒店):60元(約900円) ●:しんにゅうへん+大

2004年2月5日

バス(大理古城〜大理下関):10元(約150円)
バス(大理下関〜昆明):98.5元(約1477円)
晩ご飯:260元/2人(約3900円)
ホテル(雲南飯店貴賓楼):300元(約4500円)

2004年2月6日

国際線空港使用料:90元(約1350円)


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