2004年1月30日の誕生日に2回目の海外旅行へ出発しました。
相棒は、前回同様 会社の後輩です。
今回利用したのは、関西空港〜昆明へ直接行ける中国東方航空です。
なんと、チケット代が往復50,000円もしないのです。安い！
機体はB373-700と100人くらい乗れるのですが、乗客は35人くらいでしょうか？
少し不安の中約5時間で昆明の空港に到着しました。
マラソン選手が高地トレーニングに使用するこの地は、標高1900mです。
でも、しんどいという感じはありません。
手続きを終えてロビーに出たのは、20時前。
そこで、問題発生です。両替コーナーが無いのです。
時間が遅いため、中国で唯一両替可能な中国銀行も閉まっています。
中国元は、日本では両替出来ません。それなのに空港で両替出来ないなんて・・・。
そこで、仕方が無くキャッシングすることになったのですが、帰国後調べると入国〜ロビーへ出るまでに両替コーナーがあるようなことを読みました。同じ便を利用される方は、要注意です。さて、夜も遅いのでタクシーで早速ホテルへ移動です。
こちらでは電車がほとんど無い為、バスかタクシーを多く利用します。
タクシーは初乗り8元（120円）でメータが付いているので安心です。
しかし、乗ってビックリ！
滅茶苦茶クラクションを鳴らし、遅い車をドンドン抜いていきます。
また、日本と異なり道路の右側を走るので、余計に変な感じです。
初日のホテルは、”茶花賓館”です。
このホテルの近くにホームページで見つけた”実験飯店”があります。
結構な評価だったので期待していたのですが、21時近くだったので閉店でした。
仕方が無く、ホテル隣のお店で汽鍋鶏と過橋米麺を食べました。
汽鍋鶏（写真）は、直径5cmくらいの変わった鍋に鶏が入ったスープです。
味は美味しい味もするのですが、脂っこくて・・・。
また、過橋米麺はスープに肉や野菜をどんどん入れていきます。
でも、スープが熱々でなく、生温くて・・・。
明日からに期待です。1月31日は、朝から国内線に乗り込み麗江へ向かいます。
1時間弱で麗江に到着です。
麗江は、標高2400mと更に高地です。
タクシーで街に出たのですが、ここでまた問題です。
現地ツアーガイドの頼り 麗江中国国際旅行社が閉まっています。
シーズンオフだからでしょうか？
しかたなく、まずはホテルにチェックイン。
そのまま、世界遺産である古城めぐりです。古城は石畳の非常に大きな街で少し京都を思い出します。
ただ、日本ほど観光客が多くなく、ゆっくり歩けます。
中心の四方街では、土産だけでなく、野菜や生活雑貨などいろんなものが売られています。
特に目を引くのが、ナシ（納西）族の象形文字であるトンパ文字（東巴文）を使った土産や天眼石を使用した数珠やネックレスです。
私もトンパ文字の額（写真）や天眼の数珠や小物を購入しました。
また、四方街から少し外れると、そこは、ゆったりとした心が和む街並み（写真）が続きます。
細かな水路があったり、石橋があったりと風情があります。
やっぱり旅行は、このゆったりした落ち着いた感じが最高です。
この古城はとても広く、この一日だけではとても周りきれません。
何日か腰を据えて観光するのもよいと思います。
それと、地図があるとよいのですが、どうやら無いようです。
道に迷わないようにしっかり道を覚えましょう。次は、市外北部の黒龍タン 又 玉泉公園です。
この日は非常に天気がよく、標高5596mの玉龍雪山が山頂までクッキリと見えます。
ここでも、とてもゆったりできます。
日本の後楽園のような感じです。
池の周りをゆっくり歩くと一時間くらいかかります。
やっぱり川や池がある風景がいいですね。
また、この公園には、トンパ文字を研究する東巴文化研究所や博物館があります。
博物館では、親切な大学生風の若い説明員が我々を出迎えてくれます。
この説明員に、明日行く予定の虎跳峡も詳しく教えてもらいました。
研究所では、文字を書いて勉強する人が多くいます。
その書いた文字が干してあったので、写真にとりました。
また、トンパ文字の先生がお願いした文字をトンパ文字にしてくれます。
私も早速、自分の名前をトンパ文字にしてもらうようにお願いしました。
先生は苦笑いした後、意味を把握したようです。
普通、四文字熟語など頼むのでしょうか？
先生は普段見ない漢字の名前に少し困惑気味でしたが、見事書き上げてくださいました。
先生、どうもありがとう。最後に旅行社で明日日帰りの虎跳峡ツアーを申し込みました。
明日が楽しみです。
