11月22日(水曜日) 明け方

13年 家族の一員であったラブラドール・レトリバーの「ラッキー」永眠

《2002年8月撮影》

まったく私的な事ですが この悲しみ  記録に残して置きたく記入を決めました。

我が家に来たのは平成5年の11月
末娘の覚えたてのラッキーと言う言葉から名付けて 13年間
息子が可愛がり 娘が可愛がったラッキーだったのですが
この頃 歳のせいか弱ってきた感じが みうけられていましたが・・・

当時 シベリアン・ハスキーやゴールデン・レトリバーなど大型犬に人気が集まっていた頃
盲導犬の話題も 盛り上がりを見せていた時代でした。
ペットメーカーのイベントでのプレゼント企画(詳しくは機会があれば)
2匹の子犬を抽選でプレゼントに応募 ラッキーにもゲット♪(この時には まだ名前は決まってなかった。)

8月の末の企画だったので まだ生まれていない子犬(幼犬)の里親が決まったということでしょうね
9月に生まれ 我が家に来たのは11月に入ってからでした。
過去に2匹 犬を飼った事があり 私の母親は その死を思い出し強く反対
子供達の望みもあって なんとか説得した経緯もあった。

思い出を書き込みしていると 今日が終わってしまいそうなので (実は涙がこみ上げてくる・・・)

軽く紹介
気の小さな 結構賢い そして人懐っこいそんな犬でした。
水浴びも好きでした。夏は休み度に子供達が使ったベビーバスに水を張って 柵をあけると思いっきりベビーバスに飛び込む。
そのしぶきに我々は水浸し(−−;
過去に飼った犬は水嫌いだったので 個人・・おっと個犬差があるのでしょうか?
ボール遊びが好きでした。
犬用のボールから テニスボール サッカーボール いろいろなボールで遊んだなぁ
もちろん 「取ってこい!」と投げると一目散に追いかけ咥えて戻ってくる
しかし 勢い良く戻って来るので 身構えないと飛ばされそう(−−;
息子の中学になってやっと ひとりでラッキーと遊べるようになったくらいだ

思い出を書き込むのは この辺にして

11月20日の日記を転記

雨の中たたずんでいる?どうしたんだろうと近寄ってみると
後ろ足が麻痺したように伸びたまま 前足だけで状態を支えているだけ
急いで タオルで体をさすり拭いてあげると ふらふらと立ち上がり
後ろ足をふんばりながら少し歩くと 用をたした・・
こちらに戻ろうとした足は逆に曲がったようになって 折れているのか?
感覚がないのか?それでも立っていた・・もう歩けないのか・・
体を抱いて小屋に入れタオルを敷いて寝かせてやる
昨日は餌も食べていないようで 衰弱してしまったのか?
えさを与えても 顔をそむけ 水だけは少し飲んだようだ・・
過去に2匹の犬を飼ったが 数年で他界
ラッキーは13年を超えて長生きをしていたのだが
まだまだ寿命とは思わなかった・・・・
いつか そんな日が来るとはわかっていたが
こんなに胸を締め付けられるとは・・・
穏やかな顔で休んでいる姿をみると まだ大丈夫かな?とは思えるのだが
後ろ足は自由がきかないのだろう ぐったりしたまま
近寄ると勢いよく小屋から飛び出してきてはしゃぎまわるラッキー
小屋で動かずじっとしている事などなかった
こうしてじっくり体をさすってあげた事などもなかったほど
元気に走り回っていた姿を思い出す

タオルなどじゃれまわって裂いてしまうラッキーが
タオルに包まれておとなしく寝ている姿はなんとも悲しい
顔あげて私を見る目は なにを言いたいのだろうか
家に飼われて 不幸せだったかなぁ もっともっと可愛がってあげればよかった
元気になってほしい
しかし もう吠える事もままならず
辛さを 痛さを 訴える事も出来ないのか?
疲れきったのか?横たわっている姿をみると つらくなる
もう一度 走り回る姿は見ることは出来ないのだろうか?

11月21日(火)

今日 帰宅後 ラッキーの処へ行った
もう 衰弱してしまったようだ
娘達が帰って来たときには 首を上げていたそうだが
「ラッキー!」の声に瞬きをするだけ・・・
明日 息子が帰ってくるという連絡があった
せめて 息子に会わせてあげたい
頑張れ! ラッキー!!

長女は学校から帰ると ずっとラッキーを見ていたらしい
長男からメールで「明日帰る ラッキーを頼む」
「ラッキー頑張れよ 翔が明日帰ってくるから」
偶然だろうが 首を大きく うなずく 「うん って言ったみたいだよ」
長女もきっと涙を浮かべていたんだろう・・・
明日 創立記念日で学校が休みだから と言って深夜までラッキーを一緒に見ていた・・

11月22日(水)

まだ 七時にならない時間 娘が部屋に来た
「ラッキー 死んじゃった」
急いで ラッキーのところへ行ってみたら 犬小屋から上半身を出して静になっていた・・

「ラッキー」もう呼んでも反応はない 完全に冷たくなっているという感じはなかったから
明け方に亡くなったのだろうか?
小屋から出ようと 衰弱した体で這い出したのだろうか?
昨晩の状況だともう動けないのじゃないかなぁ とも思うぐらいだったのに・・・
13年間 小屋の中では 糞尿は一度もしなかった・・・
外に出て 排便をしようと 必死に出ようとして 力尽きたのだろうか・・・・
私の母が線香をあげてくれた 長女と私も線香をあげた
末娘も 学校へ行く前 線香をあげた
「ラッキー ありがとう」


息子に電話をした ちょっと寝ぼけた感じもあったが 電話の向こうで落ち込んでいる感じが伝わった「今日帰るよ」

此処からは 今後の参考になる人もいるかも?

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