八方尾根(八方池)
 12月27日(日) 天気:快晴

同行の登内氏は、本日山スキーデビュー。
快晴の八方尾根スキー場のリフト4本乗り継ぎ(名木山の駐車場からなのででゴンドラは使用せず)、八方池山荘へ。
※リフト券はリフト売り場で買わず、それぞれのリフトの乗り口で1回券を買うシステム(実はリフト券売り場の行列に並んで損をした)
ちなみに、登内氏にザックを背負ってのリフトの乗り方を教えたのだが、他のスキーヤーが割り込みザックをうまく処理できずリフトから危うく落ちそうになる。
八方池山荘でシールを貼っていると、若者のペアが「私たちもシールを買ってきたのですがどこまで行けるのですか?」と聞いてくる。
「どこまでったって・・・」これは怪しいと思いよく見ると、ビンディングは普通のアルペンタイプではないか。
「シール貼ってもかかとが上がるビンディングでないと登れませんよ」と言ってあげた(その後キックステップで登ったかどうかはさだかでない)。
登内氏は、初めてのシール登行に感激。スキーアイゼンをつけたら更に安定して、八方山ケルン(石神井ケルン)までの急斜面もスタスタ登る。ツボ足で登るパーティや、スノーボードを担いでスノーシューで登るパーティも2組ほどいた。
登内氏はリフト音のしない雪山に歓声をあげる。「大人の遊びだねえ」とのこと。
天気もいいし、登内氏の滑降技能にも問題なさそうなので、『丸山ケルンあたり(下右写真、頭上の斜面)まで行けるかな』なんと思っていたら、八方池上の第三ケルン(同写真ザックの上に見える平らな斜面)に出たところで、穏やかだった天候が強風に早変わり(空は青いが)。
無理は禁物と思い、滑降の準備をする。ストックを置くと風に飛ばされるので、夏道の杭のようなところに引っかけた。シールは剥ぐと風にバタバタ飛ばされそうになる。体感温度も急激に下がる。
準備を終え、カリカリの斜面を滑降すると、わずか第二ケルンまで下るだけで風はかなりおさまった。そこで、第二ケルン下の公衆トイレ脇でビールで乾杯。
登内氏いわく「山はなめちゃいけね。風ってあんなに変わるものなんだな。」
八方山ケルン下の急斜面も無事(1回前方回転したけど)滑降し、八方尾根スキー場を滑って本日終了。お天道様はまだ高い。

リフト4本 約40分
八方池山荘〜八方池 シール登行 1時間
ゲレンデトップまでの滑降 約10分(途中の休憩除く)

八方山ケルン(石神井ケルン)上より白馬三山をバック山スキーデビューに感激の登内氏(後方は八方尾根丸山)