霧ヶ峰、車山周辺 3/10(月) 天気:晴れ

山岳総合センター「山スキー講習会」の代休で登内氏と山スキーに行く。数日前に降雪があり、3月といえどもパウダーが期待できる状況。ビーナスラインも無料になり車山へのアプローチも良くなった。しかし、ガスっている上に風で新雪が飛ばされ、立ち往生する車もある(ガスの中、突然目の前に立ち往生の車が表れビックリした)。中には女の子4人で思案に苦しんでいる車もあり、声をかけたら出てきた女の子はなんとミニスカート(霧ヶ峰から登ってきて車山のスキー場へ行くそうだが、「なんでそんな格好でそっちから来るの?」と言っても始まらない)。勿論雪道など走ったことがないというような運転技術で、車を押してやるが、「こら!エンジンふかすな」と怒鳴っても本人はスタッドレスタイヤを空回りさせるだけ。そこへ道路管理の四駆のトラックがやってきて、いかにも運転がうまそう。そこで、そのおっちゃんが彼女たちの車を運転し、私が四駆トラック、登内氏が我々の車を運転して安全地帯まで脱出した。そんなこんなで時間をつぶしている内に青空が見えてきた。ラッキー。

1817mピーク手前のレストハウス前に駐車し、シールをつける。ピーク西側の旧沢渡スキー所のリフト目指してほぼ水平移動し、リフト沿いに1本滑って登り返し。斜度もなるく、初心者の練習にはもってこいの斜面だ。

再び車の横を通り過ぎ、車山山頂を目指す。30分ほどの登りで山頂に着くが風は強い。レーダードーム脇に風を避けてビールタイム。南東側に滑降に適当な斜面が見えるが、やめておく。

車山山頂より北側斜面を滑降(滑り出しは車山スキー場のコースを利用しすぐにコースから西側に離れる。距離は短くあっという間に平坦部についてしまう。その後、北側へ小高い1832mピークへ登り返し(シールは貼らなかったが、私のスキーはシールの糊も滑走面についていて多少の登りは歩けるが、登内氏の新しいスキーは登りにくそう)。

北西にエコーバレースキー場のリフトが見える平坦面末端部から、地図で荒地記号になっている樹林のないおいしい斜面をエコーバレースキー場目指して滑降。下部はカラマツ帯になるが、樹間をぬって滑降するとエコーバレースキー場に出た。

「リフト券売り場はスキー場の下部にしかないよ」とのことだが、お願いして現金払いでリフト2本乗り継ぎ再び霧ヶ峰高原の台地に出る。

一応シールをつけて蝶々深山(1836mピーク)へ登り返す(というよりほとんど水平移動)。

蝶々深山からは真南に滑降すれば駐車場所にたどり着くが、時間も早いので、先ほどの旧沢渡スキー場のリフト下部を目指して滑降する。途中沢に水が流れていて、やや登り返しスノーブリッジを探して横断したが、蝶々深山からもっと西にコースを取って回り込んだ方が良かったようだ。

沢渡スキー場を登り、1本ウェーデルンでとばして、また登り返し。車にたどり着いてもまだ2時台だった。

数日前の降雪に自分だけのシュプールを刻める旧沢渡スキー場登内氏、家は茅野なので実は地元だ