御嶽山(御岳ロープウェイスキー場から)3/23(日) 天気:晴れ

9:20 御岳ロープウェイスキー場ゴンドラ(ロープウェイ?)

9:40 ロープウェイ終点からシール登行
最初は樹林帯だが尾根状なのでルートを間違えることはない。30分足らずで樹林帯を抜けると、南側に金剛堂が見える。やや登ると急斜面になり、氷化していてスキーアイゼンをつける(先行していたテレマーカーは怖いからと下山していった)。金剛堂には寄らず、そのままやや沢状になっている斜面を登行し、覚明堂までの急斜面手前でスキーを脱ぎ兼用靴にアイゼンを装着。ピッケルは使用せずストックで行けそうだ。覚明堂上の平坦面に出たところで先行パーティはスキーをデポしていたが、私はそのまま山頂をめざす。
12:30 御嶽山剣が峰山頂
天気がよい日を選んで登っているから当たり前だが、『北アルプス全山見渡せる景色は最高』と思ったら、ビールを車に置いてきてしまったことに気がついた。しかし天は我を見放さず、後から来た3人パーティが「もう飲めないのでいりませんか?」と500ml缶を差し出すではないか。それも半分も残っている。空き缶は申し訳ないので持ち帰らさせて頂いた。田の原から登ってきたという男性2人の登山者と女性単独山スキーヤーがいたが、男性組は「リフトが動く前に登り始めたが、田の原に着く前に動き出して損した」とのこと。女性は「王滝山頂にスキーをデポしてきたが怖そう」と言っていた。

13:20
山頂直下からの滑降。確かに見事なカリカリ斜面で転倒は許されない(東側斜面は先が落ち込んでいて・・・その先は考えたくない)。慎重にターンを決めて、金剛堂への滑降ポイント(覚明堂上)にたどり着く。今度は急斜面だ。雪もまだ堅い(上よりいいが)。沢状斜面をそのまま金剛堂南側へ滑り込むとロープウェイへ戻れないので、途中から北側斜面にトラバースを入れる。アイゼンをつけたあたりまで下降すれば一安心。樹林帯も上部は疎林で樹間を快適に縫える。ロープウェイまでもう少しというあたりまで来ると、さすがに滑りにくい。

13:50 スキー場トップ着
時間も早く、温泉に入って帰宅

御嶽山剣が峰山頂にて山頂から、後方に乗鞍岳、その続き(右)に槍と穂高岳駐車場に戻って御嶽山を振り返る(正面の斜面を滑った)。日はまだ高い