立山雷鳥沢 11月22日(金)〜24(日) 天気:3日間晴れ

山岳総合センターリーダーコースの自主研修(松本氏企画)に同行したもので、個人山行とは言えないが、正規の山岳総合センター研修講座でもないので掲載します。

立山黒部アルペンルートは11月いっぱいの営業のため、土日としては本年最終週の入山となり、一般スキーヤー・ボーダーで室堂はゲレンデ状態だった。しかし、本年は積雪も豊富で快適な山行となる(今回の行動は山スキー初心者のテント泊ツアーなので、日程も超余裕)。

1日目
10:00 立山黒部アルペンルート扇沢駅
トロリーバスで黒部ダム・・・ダムを徒歩で横断・・・ケーブルとロープウェイ、トロリーバスで室堂へ。観光客、スキー客がごった返し、順番待ちの状態のため、室堂に着いたのは正午をまわっていた。
シールをつけて、ミクリガ池・雷鳥荘経由、雷鳥沢の天場へ(と書けば簡単だが、2泊の荷物を背負って初めての山スキーというメンバーでは苦労もありました)。テントを設営したら3:30になり、本日は宴会へ突入。
2日目
9:30 天場発、雷鳥沢を登る。剣御前小屋まで途中で1本とって2時間の登り。しかし、乗越に出ると強風で体感温度が下がる。風をよけて休憩を取る。剣沢に初心者向けの滑降コースが見えるが、メンバーの体力的な問題もあり、先に進まず雷鳥沢を滑降することにする。滑り出しは岩も出てるミックスで気を遣う(メンバーは出だしはスキーをかついで降りる)。標高で50mも降り沢の中に入ってしまうと無風状態で暑ささえ感じるようになった。快適な滑降なのだが、みんなついてこない。T君はスキーを担いだままツボ足で下っている。しかし、そのT君のほうが順調に下っているではないか。というわけでかなり時間を要して本日の行程終了。
3日目
テント撤収後、素直に室堂駅へ帰る。アルペンルートで大町へ下るが、ロープウェイから見る東一の越〜タンボ平には、一昨日きれいだった斜面にシュプールがいくつもついている。残念だ。

雷鳥沢テント場にて、後方は大日岳剣御前にて、後方は剣岳