今月のカメラ 2002年12月号   非Ai Nikkor 3本

Aiだの、Ai-Sだの説明は
詳しいサイトにゆずります。
在庫を確認しましたが、非Aiのレンズ、改造AiもAiであるとすれば、たったの3本しかありませんでした。これでは、非Aiのレンズが使える本体を確保しようとする努力はしないほうがいいようです。
AUTO NIKKOR-H 28mm/F3.5です。このレンズの開発については、ニコンのサイトに詳しい説明がでていますので、そちらを読めばよくわかると思います。
私の世代より、ちょっと上の方は、広角と言えば、このレンズを買ったようです。28mmだと、広角らしい画像だし、そのなかでも、安く買えるとなると、28mm/F3.5になります。


前玉は、保護ガラス?と思うほど
平らです。そして、前面には、何にも書いていなくて、周りに書いてあります。これは、普通は、大口径レンズのとるやり方です。でも、これは、F3.5なんです。
NIKKOR-H Auto 1:3.5 f=28mm 790182 と書いてあります。単層コートのもので、すでにやや黄色みを帯びています。でも、ネガカラーで、風景を撮影するのであれば、気になるほどの状況ではないので、ネガカラーで結構使っています。
ヘリコイドがゆるゆるなのですが、AFレンズを思えば平気です。




絞りは5枚です
F3.5だけあって、後玉はかなり小さいのです。ニコンとしては、初のレトロフォーカスだけあって、写りは、今のレンズと比べるのは、かわいそうです。しかも、0.6mが最短距離だし。周辺のゆがみもけっこうあるし。でも、なんとなく使ってしまいます。
このレンズを買ったときは、すでに、28mmを含むズームがあったし、ZUIKOの28mm/F3.5という、優秀なレンズもありました。でも、NIKONの単焦点を見てみたかったので、興味本位でした。このレンズは、フィルター枠がゆがんでいるという理由で、格安で売られていました。別にフィルターなんか、使わなくとも良いしということで、買って来ましたが、結局ゆがみをある程度、矯正して、なんとか、フィルターは、つけられるようにしました。これで、価値は5000円アップかな。

これが、Auto Nikkor
の特徴です。なにが特徴かというと、詳しくは、そのてのサイトでね。

それで、フィルターがつくようになったので、いい気になって、PLを付けました。PLをつけた上に、フードまだつけました。実は、先輩のG氏から、このレンズは、以外に、ファインダーでは見えないのに周辺は写りこむぞと忠告を受けていたのに、すっかり忘れていました。出来上がったら、やっぱり、四つ角が黒くなっていました。
PLフィルターは、通常のもので、薄枠ではないし、やっぱりだめね。



当時のフードは、型番ではなく
こんなふうに、書いてありました。しかも、ありFのロゴがついています。
残念ながら、レンズの枠がゆがんでいるのと、フードそのものもゆがんでいるので、しっかりとは入りません。それで、今は、飾り物です。傷だらけで、お宝にもなりません。






こっちがそのあとの時代のもので、HN-2と型番がついています。現行のNH-2は、印刷で、しかも今のイタリックのNikonなのですが、これは、古いロゴで、文字が彫りこんであります。これも汚いので、お宝になりません。それで、これも、飾り物になっていて、使っているのは、現行品のNH-2です。








次は200mm/F4
長い、重いという200mmです。この時代の135mm/F2.8もやたら、長くて、重かったので、望遠はこんなもんですかね。
設計がテレフォトじゃないのでしょうか。そのためかどうか、ダブルヘリコイドで、やたら、繰り出し量があるのに、最近距離は3mです。その後、新の200mmで、2mになって、います。改造AiのNew Nikkor 200mm/F4も持っているので、これの出番はなさそうです。




銀色の部品が多いのが
この時代の特徴です。
NIKKOR-Q Auto 1:4 f=200mm Nippon Kogaku Japan No.275431と書いてあります。本数は結構でているのですが、前半のもののようです。







これも出番が無い
レンズで、80-200mm/F4.5です。
New Nikkorと呼ばれるものです。これも非Aiです。
実は、Ai Nikkor 80-200mm/F4.5の部品取りと思って、格安のものを買ったのですが、残念ながら、Aiのものとは、構成が別物でした。
周りはきれいなのですが、後玉にカビ痕があります。使って使えないことはないのでしょうが、Ai Nikkor 80-200mm/F4.5があるので、そちらのほうを使っています。






ヒゲと称された深度目盛です
Nikonが買えなかった高校時代は、カタログと、ショーウインドーでしか、見られない憧れのズームでした。ヘリコイドと、ズーミングがひとつであり、前後に動かしてズーミングするのは、ほんとにあこがれでした。
皆さんが、ズームばっかり使うようになるなんて、考えてもみませんでした。便利だけれど、高くて買えないズームレンズ。高いくせに写りはイマイチ。そんな風に思っていたら、いつのまにか、単焦点使うほうがへそ曲がりみたいな時代になったようです。私はへそ曲がりなのか、いまだに、ズームは得意ではありません。

私の高校時代の思い出は、友人から借りた、F Photomicと、Auto Nikkor 135mm/F2.8です。それも買えるだけのお金は、いまはあります。友人は30年前のカメラを買ってどうするの。いつまで動くの、と、言います。たしかにそうです。いつまで動くかわからないくせに、Fは高いですよ。でも、格安のものを見つけて、そのうち買いますよ。高校時代の思い出だもの。初めての望遠レンズでの撮影で、あんなにうまく撮れたカメラとレンズだもの。

また、今月も遅れちゃったね。
(2002.12.15)


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